その痛み、生理痛じゃないかも?骨盤内うっ血症候群とは

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生理前に強い腹痛はありませんか?

生理前に強い腹痛はありませんか?

生理前に強い腹痛を感じても、月経前症候群(PMS)だろうと思っていませんか?

その強い痛みは「骨盤内うっ血症候群」かもしれません。

骨盤内うっ血症候群では、生理でもないのに、下腹部に重く引きずられるような痛み、うっ血した痛み、腰痛などの強い痛みの症状があらわれます。

婦人科を受診し、内診をしても子宮や卵巣に異常がみられず、生理前に症状があらわれることが多いので、PMSと診断されることが多いようです。

「骨盤内うっ血症候群」とは?

骨盤うっ血症候群の痛みは、骨盤に血液が溜まり、うっ血が起きる状態をいいます。強い下腹部痛は月経の前に強くなり、月経が始まると痛みが軽くなるとこから、女性ホルモンのエストロゲンの作用が関わっています。

また、骨盤内うっ血症候群では、左側の腹部を痛がる人が多いことが分かっています。骨盤内の血管は左側のほうが長く走行が複雑で、うっ血しやすいためです。

血流が悪くなる原因として、運動不足、冷え、ストレスなどがあります。骨盤うっ血症候群は、35歳以上の女性または出産を数回経験している女性に多くみられます。治療には、東洋医学の「於血おけつ」に原因があるとして漢方薬を使います。

体力がない、ひ弱な女性には「温経湯うんけいとう」や「加味逍遥散かみしょうようさん」を、体力のある女性には「系茯苓丸けいしぶくりょうがん」や「桃核承気湯とうかくじょうきとう」の漢方薬を1~2週間服用させたところ9割の方の症状が回復したという報告があります。

骨盤内うっ血症候群のセルフチェックをしてみましょう

骨盤内うっ血症候群のセルフチェックをしてみましょう
  • 生理の1週間前から下腹部または足のつけ根に強い痛みがある
  • 生理が始まると痛みが軽くなる
  • 起床直後に痛みを感じることが多い
  • 鎮痛剤が効かない
  • 婦人科を受診しても、子宮・卵巣ともに異常がみられない

当てはまる方は、骨盤内うっ血症候群の可能性があります。婦人科を受診する際には、PMSと診断されないためにも、当てはまる症状を医師に伝えましょう。

予防はあるの?

骨盤内うっ血症候群の予防はあるの?

人によって症状が異なるため明確な予防法はないとされていますが、血流が滞るような生活習慣を避けることで予防していけるかもしれません。

血流が悪くなる下着やボトムスを着ないようにする

補正下着やきつすぎるボトムスは骨盤周辺の血流を悪くしますので、きつく締めすぎないように注意が必要です。

適度な運動を心がけましょう

ウォーキングや水泳などの有酸素運動で血流を良くしましょう。運動をすることでストレスの解消にもなります。

冷えは大敵!

冷えを防ぐために、肌に一番近い肌着を見直してみましょう。布ナプキンを使って子宮をあたためることも1つの方法です。生理の時だけではなく、普段の下着のように使うと、女性にとって一番大切な子宮を冷やさずに血流を良くすることができます。

陰部のかゆみや下腹部の痛みなど、ほかの症状とあわせてチェックすることで異常が見つけやすくなります。

痛みが強くつらい骨盤内うっ血症候群にならないように、まずは生活習慣を変えることから始めませんか?

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