排卵日の見分け方知ってますか?
妊活中にタイミング法で妊娠したいと考えている人にとっては特に重要となってくる排卵日ですが、>排卵日をどうやって調べていますか?
そこで今回は、いつ排卵日が来るかな?と疑問に思ったり、今日もしかして排卵日かな?と思ったりしたときに「チェックして欲しい体の変化」についてご紹介します。
排卵日に起こる体の変化
排卵日にはどのような変化が体の中で起こっているのかご存じですか?排卵日を知りたい人にとっては、小さな変化でも見逃したくないものですよね。そこで、排卵日特有の変化を詳しくお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。
排卵痛・排卵出血
排卵日とは、その名のとおり卵巣から卵胞が排出される日です。この排出にともなって痛みや出血が起こる場合があり、この痛みや出血があることで今日が排卵日だとわかる人も少なくありません。
痛みには個人差がありますが、我慢できないほどの痛みをともなうときや1週間ほど出血が続いたときは、婦人科への受診をおすすめします。排卵痛は血流の悪化が原因となる可能性もあるため、温活を積極的に取り入れましょう。普段冷たいものを飲んでいる人は、白湯やお茶などの温かい飲み物に変えてみたり、腹巻きや布ナプキンで意識的に体を温めたりしてみるのもおすすめです。
おりもの
排卵日のおりものは透明に近く指で伸ばすとよく伸びて、水に溶けないことが特徴といわれています。よく伸びることから「のびおり」ともよばれ、排卵日直前にはのびおりが出ます。こののびおりが出て2~3日以内に排卵が起こるため、のびおりの有無で排卵が起こったかどうか知ることができます。
おりものの変化や子宮口の変化で排卵日を自分で特定する方法もあります。福さん式は、自己内診でおりものの状態や子宮の状態をみて排卵日を予測する方法で、生理不順の人にも使えるでしょう。
基礎体温
基礎体温を毎日つけている人は、基礎体温の変化によって排卵日を知ることができます。基礎体温が通常の低温期よりもガクンと下がった日が排卵日といわれているので、一目で排卵日を見分けることができます。ただし、排卵日は必ずしも低温相最終日ではない場合もあります。高温期に移行する2~3日の間に排卵が起こることもあるので、いつ排卵するのか正確に知りたい人は、病院で相談してみるとよいでしょう。
また、基礎体温はストレスや温度変化の影響も受けやすく、基礎体温がわかりづらい場合もあるかもしれません。3ヶ月ほど計測してみると、自分のパターンもつかめてくるので、根気強くチェックしてみてくださいね。起床後すぐに体温を測るために、基礎体温計を枕元にセットしておくと測り忘れが防げますよ。
感情の変化
排卵日付近に心が不安定になる人もいます。何となく気分がスッキリしない、いつもよりイライラしやすい、落ち込みやすいなど、感情の変化が起こりやすいのも排卵日付近の特徴です。
感情の変化はホルモンバランスの影響が大きく、排卵日以外にも生理前にみられることがあります。妊活中の人は、排卵日を意識し過ぎてしまうかもしれません。排卵日に対する焦りやイライラが、精神的な不調に繋がる可能性があるため気分転換する方法を見付けることも大切です。ゆったりとした気持ちで過ごすために、アロマを取り入れてみるのもよいでしょう。
体の不調
人によっては排卵日に近づくと、眠気や吐き気、頭痛や食欲不振などが起こる場合があります。胃腸が弱い人は、排卵日が近づくと吐き気を感じることもあるようです。
また、排卵日を過ぎると黄体ホルモンが増えるため、眠気や体温上昇がみられるでしょう。排卵日付近の強い眠気はホルモンバランスの変化によるもの。日中眠くなってしまう人は、短い時間でも昼寝を取り入れると楽になるかもしれません。排卵日近辺は、無理をせずしっかり体を休ませてあげましょう。
生理予定日から排卵日を調べる
月経周期を知ろう!
月経周期から排卵日を予測することもできます。女性の体は1ヶ月の間で4つのサイクルを繰り返しています。
- 月経期
- 生理中といわれる時期です。子宮内膜が剥がれ落ちるため、出血が起こります。体温を上げる黄体ホルモンの分泌がなくなり、体が冷えやすくなります。生理の終わりごろには卵胞ホルモンが分泌されます。
- 卵胞期
- いわゆるキラキラ期とよばれる時期です。卵胞ホルモンの分泌が盛んになり、肌や髪の状態が良くなります。
- 排卵期
- 黄体ホルモンの分泌により子宮内膜が厚くなります。大きな不調はないものの、なんだか気分が落ち込んだりすることもあります。排卵による排卵痛や排卵出血はこの時期にあります。
- 黄体期
- 生理の前の週で、イライラしたり落ち込んだりします。むくみや胸のハリ、おなかの痛みがあらわれるのもこの時期です。食欲が増したり肌のトラブルが増えたりという症状がある人もいます。
排卵日を調べよう!
排卵は3つ目の時期、排卵期に起きます。排卵日は次回生理予定日の12~16日前にあるといわれているため、次回生理予定日が予測できている人は次回生理予定日から14日前が排卵日だと予測することができるのです。
ただし、この方法は生理不順の人にとっては難しく、月経周期が落ち着いている人でもストレスや体調不良によってずれる場合があるため、なかなか正確に知ることは難しいかもしれません。
排卵日を見分けるために
一番確実な方法は?
おりものや基礎体温、生理予定日だけで排卵日を見分けるのはなかなか難しいものですが、一番信頼性が高い見分け方は排卵検査薬です。
尿中のホルモンを調べて排卵日を特定することができるため、排卵日が目に見えるかたちになり正確性がとても高い方法です。「今日もしかして排卵日かな?」と感じたら、排卵検査薬を使ってみましょう。ほかの方法と組み合わせて排卵検査薬を使えば、排卵日がわかりやすくなりますよ。
おりものの状態は
「布ナプキン」でチェック!
おりものの把握に
布ナプキンが良い理由!
日ごろから自分のおりものの状態や体温をチェックして、体の変化に気づきやすいようにすることが大切です。布ナプキンを使うことで肌面が白いためおりものの状態わかりやすく、自分でお洗濯することによって把握しやすくなります。
冷え対策もできる!
「冷えは万病のもと」といわれるように、とくに女性は体を冷やすのはNG。体が冷えて血の巡りが悪くなってしまうと、免疫力の低下にもつながります。冷え性などはとくに女性に多いものですが、女性が体を冷やしてしまうとホルモンバランスの乱れや子宮関連の病気を引き起こしてしまう可能性も。
しかし、使い捨てのナプキンやおりものシートは石油化学物質がつかわれており、吸収力が高い一方で体を冷やしてしまいやすいのが難点です。体を温める「温活」は妊活の一歩。体の中から温めるのはもちろん、重ね着をするのと同じように、布ナプキンをつかって外側から体を温めるのもおすすめですよ。
肌に優しい素材で
デリケートな部分を守る!
妊活中はいずれも、ストレスが大敵。明るい気持ちで妊娠・出産へ気持ちを向けていきたいですよね。だからこそ、常に着ける必要があるおりもの用ナプキンを見直して、ムレやかぶれなどの肌トラブルをできる限り対策しておきましょう。
布ナプキンの多くはオーガニックコットンなどの、体に優しい素材を使用しています。肌触りも柔らかく、ムレにくくかぶれにくいのが特徴です。
自分の身体と向き合って
妊活中はもちろん排卵日を知ることが必要になってきますが、妊活をしていなくても排卵日を知ることで避妊に役に立ったり、体調不良の原因を知ることができたりというメリットがあります。自分の体の中で起こっている排卵を見分けるのはとても難しく、病院で診てもらっても正確に排卵日を特定するのは難しいものです。
しかし、どうせわからないと諦めずに毎日自分の体と向き合い、変化に気づけるようになることで排卵日を見分けることが可能になるかもしれません。排卵日を知ることは将来子どもを持ちたい人にとっては不可欠なことなので、まだ妊娠予定がなくても自分の体のサイクルを把握できるようにしておくことが大切です。
布ナプキンを始めてみよう!
ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントですよね。
布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください!
この記事を読んだ人へ
おすすめ商品
nunonaのおすすめ商品
-
おすすめ特集
-
布ナプキン
-
布ナプキン吸水ショーツ
-
その他グッズ