母乳パッド、ナプキンを代わりに使える?
母乳が溢れると下着がびしょ濡れ、そんなときに役立つのが母乳パッドです。妊娠・出産を通して女性の身体は常に変化していきます。母乳の量は人によって差があるものですが、妊娠したときから、母乳パッドのことは知っておいて損はないでしょう。
そこで今回はそんな「母乳パッドがなかったとき、ナプキンを代わりに使えるのか」についてを解説していきます。
母乳パッドの役割

冒頭でも説明した通り、母乳パッドの一番の役割は溢れる母乳をしっかり吸収することです。そしてもう一つの役割としてデリケートになっている乳首の痛みを軽減する、というものもあります。まずは母乳パッドの役割の詳細についてみていきましょう。
母乳を吸収する

女性の身体は妊娠するとホルモンの変化によって母乳をつくる準備をはじめます。早い人では妊娠中から母乳に似た分泌物がでてくることもあるそうです。
そんなとき、下着に母乳パッドを装着しておくことで汚れから下着を守れます。本格的に授乳がはじまれば、ますます母乳の分泌量が増えていきます。母乳は自分の意志でとめることができません。ですので、流れ出る母乳を受け止めるために母乳パッドをつけるのです。
母乳パッドはだいたい3~4時間ほどで交換します。あまり母乳がでないからといって、長時間付けていると雑菌が繁殖したり、不快感を伴ったりするのでこまめな交換は必要です。
痛みを軽減する

慣れない授乳で乳首が切れてしまった、頻回授乳で乳首がヒリヒリする、母乳育児がはじまると様々なトラブルがつきものです。
何もしていないときでも下着にあたるだけで乳首が痛い、そうなってしまうとストレスが溜まってしまいます。
赤ちゃん中心の生活でなかなか夜も眠れず、さらには慣れないお世話もしながら、自分の身体のトラブルまで抱えるのはとっても大変です。そんなとき、母乳パッドを1枚下着につけることで、肌あたりをソフトに変えてくれます。
もし痛みを軽減したい場合は、使い捨ての紙タイプでは質感がそこまで期待できないので、布タイプのやわらかい母乳パッドを選ぶようにしましょう。
母乳パッドがないときは・・・
出先で予備の母乳パッドを携帯し忘れた、想像以上に母乳がでて交換したいのに母乳パッドがない、ということもあるかと思います。そんなとき、何を代わりに使いますか?「ないものは仕方がない」と何もパッドを付けずにいると下着が濡れて不快になってしまいます。ドラッグストアでも使い捨ては手軽に手に入るものなので、探してみるのもおすすめです。ですが、どうしても見つからない、または買いに行く余裕もないときにぴったりな代用アイテムをご紹介します。
タオルを代わりに使う

一番思い浮かべやすい、一番持っている確率が高いものがタオルです。ハンカチやタオルは鞄にいつも入っているものではないでしょうか。
どうしても母乳パッドが手に入らないときは、下着に収まる大きさに折りたたんで挟んでおくといいでしょう。
1枚しかない場合は量がたくさん出るほうだけ、もしくは両方にあたるように横長に折りたたんで挟みます。
専用の母乳パッドではないため、多少違和感はありますが下着の汚れは防げるでしょう。
ただし防水布などはないので、母乳の分泌量が多いとすぐにびしょ濡れになってしまいます。それでも何もしないよりはいいですよ。
ティッシュを代わりに使う

タオルもない、というときに次に思い浮かぶのはティッシュではないでしょうか。
外出先でもポケットティッシュを配っていることもあり、手軽に手に入りやすいものです。
ティッシュを母乳パッドに使う場合は何枚も重ねて使う必要があります。その際下着のカップの大きさに合うように調整して形を整えるといいでしょう。
母乳の量が多すぎるとティッシュでは間に合わないのであくまで応急処置としての代用をおすすめします。
トイレットペーパーを代用する場合、水分で溶けてしまうので乳首にティッシュカスがたくさんついてしまうことも。そのまま授乳すると赤ちゃんの口に入ってしまうので、授乳前に一回清潔な手口拭きで拭き取るなどをして工夫しましょう。
ナプキンを代わりに使う

タオルやハンカチでは母乳の分泌量が多すぎて間に合わない人はナプキンを母乳パッドのかわりに使うのもアリです。
使い捨ての紙タイプはテープで装着できるので、下着の形には合いませんがしっかりとくっつき、ズレずに使えます。
カップに沿うように少し丸く曲げながらくっつけると違和感が少なくすごせるでしょう。もし、長いサイズの夜用ナプキンしか持っていない場合は一枚を横向きに張り付けて両方のカップをカバーする方法もOK。
乳首の当たる部分さえしっかりカバーできていれば下着にシミ出ることは少ないので、つける際は乳首を意識して貼りましょう。
ナプキンを代わりに使うなら
ここからはナプキンを代わりに使うときに気を付けるポイントとおすすめの貼り方をご紹介します。ナプキンは母乳パッドとは違うので普段使いではおすすめできませんが、緊急事態にはきちんとした代用方法を知っておくと便利ですよ。
貼り方に気を付ける

ナプキンを代用するときに一番気になるのがフィット感です。
どうしても下着のカップの形には合わないので、どの向きで使おうか悩んでしまいますよね。
おすすめの付け方は胸の中心(下着の丁度真ん中)から斜め上に脇に向けて貼る方法です。真横に向けて貼るよりも、多少ですがフィット感が増します。
カットはおすすめできない

使い捨ての紙タイプなので長過ぎたらカットして使う、そんな発想もありますがなるべく切らずに使う方がおすすめです。
なぜなら、使い捨てのナプキンの中には水分をしっかりすいとる吸収体(ポリマー)が入っているからです。
カットしてしまうと通常は中にとどまっているポリマーが外に溢れてしまいます。そうすることで、母乳での不快感よりもポリマーの漏れが気になってしまうでしょう。
もし、長すぎるのが嫌な場合は内向きに折り込んで使いましょう。折り込んだ部分は分厚くはなりますが、ポリマー漏れがおこらないので安心してすごせます。
ナプキンでもマメに交換する

ナプキンだからたくさん母乳が吸えるので、長時間大丈夫。そう思ってずっと同じナプキンを使っていると不衛生になることもあります。
母乳パッドと同じく通気性も考慮された作りであることがほとんどですが、水分が付いたまま長らく置いておくと雑菌の繁殖の原因に。
母乳なので経血のように目に見えた汚れ方はしませんが、それでも3~4時間程度で交換するようにしましょう。
布製の母乳パッドなら買い忘れしない

母乳パッドを代用するのは、買い忘れたときという人も少なからずいるかと思います。
そんな人にはくり返し洗って使える布タイプの母乳パッドがおすすめです。
何度もくり返し使えるので、毎日使い続けるほどに経済的に。洗う時も浸け置きナシで意外と手軽に洗濯ができるので取り入れやすいアイテムとなっています。
毎日使い捨てを使っていると意外とすぐになくなるので、買い忘れが面倒、長期的に考えてお得にしたい、そんな人はぜひ布タイプを手にとってはいかがでしょうか。
常に布タイプを携帯しておけば代わりの何かを探さずに解決します。
その他には肌触りのよさ、フィット感、通気性のよさなどたくさん魅力があります。nunonaでは母乳パッドのお得なセット販売もあるので最初に揃えておくといいですよ。
ママにやさしいnunonaの
オーガニックコットン母乳パッド
育児中のママが開発

デリケートな授乳期のママのおっぱいと、生まれたばかりの赤ちゃんにも安心してお使いいただけるように、肌面も吸収体もオーガニックコットン100%で作ったnunonaの母乳パッド。
布ナプキン専門店だからこそ生まれた、肌心地のよさと繰り返し洗って使える母乳パッドです。

デリケートな授乳期のママのおっぱいと、生まれたばかりの赤ちゃんにも安心してお使いいただけるように、肌面も吸収体もオーガニックコットン100%で作ったnunonaの母乳パッド。
オーガニックコットン素材特融のふんわりとした着け心地と、洗っても肌面がやわらかくいつでもふわふわ感を保てるのが特徴で、nunonaの母乳パッドのサイズは、12cm・13cm・14cmの3種類を揃え、お手持ちの下着にしっかりフィットできるようにサイズ展開しました。
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