人間は食べ物を食べて、栄養を取り込み、そして消化・吸収し排泄していきます。食べ物を取り込むことで得た栄養をエネルギー源として活動をしているのです。これを代謝といいます。

基礎代謝とは、生命維持に必要最低限の活動エネルギーのことです。人間は運動するときだけではなく、ずっと眠っているだけでも身体の内側でエネルギーが消費されています。常に基礎代謝は行われているのです。

最近の女性は冷え性の方が多く、低い方では体温が34度くらいの方も珍しくないと言われています。実はこれすごく損をしているんです(っｴ`o)

体温が1度高くなると基礎代謝が約13％高くなると言われているので、例えば体温35.5度のAさんが体温36.5度になった場合、1,200kcalだった基礎代謝が1,356kcalになります。今までと同じ食事、同じ生活をしていても1日で156kcal、10日で1,560kcal、1ヶ月で4,680kcalもダイエット効果を生み出すんですd(･ω･´｡)

今までと同じ動きでも少し体温が上がるだけで消費されるカロリーが変わるなんて驚きですよね。

4,680kcalというと、ポテトのMサイズを約10個我慢したのと同じカロリー、約30杯ごはんを我慢したのと同じカロリーになります(゜ロ゜)今まで炭水化物抜きダイエットや油物抜きダイエットを頑張ってきた方は体温が1度上がれば好きなものを食べられますので、頑張って体温を上げる努力をしましょうヽ(｡・｀ω´･)ﾉ

例えば、夏だからといって半袖だけで出かけたり、寝るときもクーラーをかけっぱなしにして寝ていたりしていませんか？最近では「冷房病」という言葉が生まれるほど電車やオフィスでクーラーがかかっています。そのため、室外と室内との温度差で体調を崩してしまうことも。 一枚カーディガンを持ち歩いたり、お腹を冷やさないように腹巻を着用するなどして冷えすぎ対策をしましょう。

冷たい飲み物やアイスなども体を冷やす原因となりますので、冬だけでなく夏の暑いときでも、できる限りあたたかい飲み物や食べ物を摂取するようにしましょう(*^_^*)特に暑い夏は冷たいものを求めがちになりますよね。100パーセント禁止にするとストレスになることもあるので、過剰にならないよう適度に楽しむことを心がけましょう。できたら温かい飲み物のほうが内臓には優しいです。せめて 朝一番の飲み物はキンキンに冷えた水ではなく、常温の水にするなど、少しずつ工夫してみてくださいね。

軽い運動、有酸素運動や筋トレをすることで、代謝があがるといわれています。程よく筋力がつくことによって、エネルギーが燃焼しやすくなるだけでなく、基礎代謝をあげた状態をキープするのにも役立ちます。おすすめの運動はウォーキング。ただ歩くだけなのですが、意識して早歩きのようにするだけでも運動になりますよ。自宅で行うならスクワットもおすすめ。特別な道具はいらないので、思いついたらすぐに実行できるのも魅力です。

また、インナーマッスルを鍛えるのもいいでしょう。インナーマッスルとは筋トレでつける筋力とは違い、身体の内側にある筋肉です。意識してお腹を膨らませて、意識して息を吐きながらお腹を凹ませる。腹式呼吸を継続して続けると鍛えられます。これは自宅でテレビを見ながら、仕事中の休憩時間など手軽にできることなので、思い立ったときに取り入れていきましょう。

食べ物を見直すことでも基礎代謝があがるといわれています。食生活が乱れてしまうと、消化器官である腸に不調がでるので代謝が落ちてしまいます。そこで、腸内環境を整える発酵食品や食物繊維がいい影響を与えるんです。 腸内環境が整うと、スムーズに消化できるようになるので基礎代謝があがります。

食生活で腸にいいとされる食べ物を意識して摂ることはもちろん大事ですが、一番気を付けるのはバランスの良い食生活です。偏った栄養バランスにならないように、炭水化物・タンパク質もしっかりと摂取し、3食をしっかり食べましょう。

水分は身体にとって無くてはならないもの。忙しくて水分補給を忘れがち、という人は要注意です。水分不足の身体は、酸素や栄養素をスムーズに循環することが難しくなってしまいます。 水分が足りないことで血液が滞りやすくなり、不調がでやすいんです。ダイエット中はよく水分をとった方がいいと耳にする人も多いのではないでしょうか。これはご飯前に先に水分をとることで食べすぎを防ぐ、だけではなく基礎代謝にも関係することだったんです。

毎日のバスタイム、シャワーだけで済ませていませんか？お風呂につかることで、身体の芯から温めることができるんです。お湯の温度はぬるめでもOK。 熱いお湯に短時間よりも、ぬるめのお湯にじっくりつかることが基礎代謝をあげる手助けになります。お風呂上りの水分補給も忘れずに。

これは 基礎代謝に自律神経も関係してくるからです。ストレスが溜まると、暴飲暴食に走ったり、疲れて思うように身体が動かなかったりと悪影響を及ぼします。基礎代謝を下げないためにも適度なリフレッシュは大切です。

「布ナプキンってなに？」という方が多くいるかと思いますが、布ナプキンとは布でできたナプキンのこと。生理やおりものシート・ライナー用に使用する方がほとんどですが、実は布ナプキンには重ね着のようなあたため効果が期待できるんです。

コットンでできた布ナプキンは、素材そのものの保温力が高く、布ナプキンをあてているおしりや子宮をあたためてくれます。ナプキンを下着に乗せて使うだけなので、重ね着のようにモコモコ太って見えることもなく、持ち歩いてもかさばりません。スカートをよく穿く女性は特に足元から体を冷やしてしまいがちなので、 体の芯である子宮をあたためることはは基礎代謝を下げないためにも活用できるんです。

実際に布ナプキンを始めて2ヶ月で2キロ痩せた方や太りにくくなったという喜びの声をよく聞きます。布ナプキンを第2の腹巻きと呼ぶ方もいました(*ゝω・)ﾉ布ナプキンを着けた感じは「ふんわりあたたかい」「下着を1枚多く穿いている」ような感じなので違和感なく始められますよ。

基礎代謝向上には柔軟運動、睡眠、栄養も不可欠なので、併せて行ってみてくださいね。基礎代謝向上で綺麗な太りにくい体を一緒に作りましょう。

先述したように、同じように運動しても 基礎代謝が高い人のほうがカロリーを消費しやすくなります。基礎代謝をあげるためには様々な取り組みがありますが、布ナプキンをつけるだけでも基礎代謝を上げるのにつながるので気軽に始めやすいところが魅力です。さらに布ナプキンは温かいだけではなく、本来の目的である経血漏れを防いでくれます。実用的で基礎代謝が上がるアイテムなので、使わない手はないのでは……？

いつも紙ナプキンを使っていて、布ナプキンだと経血漏れしないか不安、という人は一度生理ではない普通の日に試してみるといいかもしれません。付け心地のよさや温かさに病みつきになりますよ。

ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、 実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。

布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、 『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね！