ズボラさんでも続けられる3つのコツ
布ナプキンの使用を検討している方やすでに使っている方の中には「布ナプキンは洗うのが面倒…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし布ナプキンは、きちんとコツを押さえれば、洗濯にかかる手間を大きく減らすことができます。布ナプキン専門店「nunona」のスタッフの中にもズボラさんがいますが、布ナプキン生活を続けられていますよ!
今回は、布ナプキンのお手入れを楽にする洗濯のコツをまとめて紹介します♪無理なく続けられる範囲で、まずはゆっくりと布ナプキン生活を始めてみませんか?
布ナプキンを洗うのは面倒?
洗濯の手間を減らすコツ
布ナプキンを使う際にネックになりやすいのが、使用後の洗濯ですよね。最初に、布ナプキンの洗濯の手間を軽減するコツを2つご紹介します!
「夜のついで洗い」+「朝の洗濯」がおすすめ
布ナプキンの洗濯の手順は「もみ洗い」「浸け置き」「すすぎ」の3ステップ!洗濯の手間を減らすには、この3ステップをいかに効率良く行うかが重要です。
そこでnunonaスタッフがおすすめするのが、夜の入浴のついでに浸け置きまで終わらせ、朝にすすぎだけを行う方法。いちど仕組みを作ってしまえば、布ナプキンのお洗濯は意外と簡単なんですよ!
スタッフおすすめの洗濯方法を、さらに詳しく見ていきましょう♪
おすすめする洗濯方法
(1)お風呂に入るときに、その日使った布ナプキンすべてを軽くもみ洗い。染み込んだ経血汚れをざっと落とす。
(2)ぬるま湯・洗剤・洗った布ナプキンをバケツや洗面器に入れて、一晩浸け置きする。
(3)翌朝、浸け置きを終えた布ナプキンを軽くすすぐ。その後洗濯ネットに入れて、他の洗濯物と一緒に洗濯機にポイ!
(4)洗濯機で脱水まで済ませたら、干して終了。
布ナプキンの洗濯の手間が気になっている方は、ぜひ試してみてください。
布ナプキンに適した洗剤を選ぼう
布ナプキンを洗濯する際は、最適な洗剤を選ぶことも重要です。経血汚れに特におすすめなのが、セスキ炭酸ソーダ100%でできた洗濯洗剤「アルカリウォッシュ」。アルカリ性で肌に優しいので、手洗いにも安心して使えます。
また、なかなか落ちない頑固な経血汚れには「酸素系漂白剤」を使ってみましょう。酸素系漂白剤は、過炭酸ナトリウム100%でできた洗剤で、衣類の漂白やシミ抜きに適しています。
アルカリウォッシュや酸素系漂白剤は、nunonaの通販でも取り扱っています。ぜひ、布ナプキンとあわせてチェックしてみてください♪
おりもの用布ナプキンの洗濯方法
布ナプキンは、生理中の経血対策だけでなく、平常時のおりもの対策にも使えます。おりもの用の布ナプキンは、薄くてサイズもコンパクトなのが特徴です。ここでは、そんなおりもの用布ナプキンの洗濯方法をご紹介します!
おりもの用布ナプキンは
面倒な浸け置き不要!
布ナプキンをおりもの対策に使用していて、肌面に経血が染み込んでいない場合は、洗濯の際に浸け置きの工程を省いてもOK!
おりものは経血より量が少なく、また色もついていないことが多いので、手洗いのみでも簡単に汚れを落とせます。
使用後のおりもの用布ナプキンは「もみ洗い」「すすぎ」の2ステップで洗濯をしてみましょう。浸け置きをしないぶん、短時間で洗濯を終えられるはずです。
おりもの用布ナプキンは
洗濯機で洗ってもOK
おりもの用布ナプキンは、浸け置きが不要なだけでなく、洗濯機で洗うこともできます♪?布ナプキンの型崩れや劣化を防ぐために、洗濯機を使う際は必ず洗濯ネットに入れましょう。
洗濯の手順は、ざっともみ洗いとすすぎを終えた後、ネットに入れて他の洗濯物と一緒に洗うだけ。下着と同じ感覚で洗濯できるので、布ナプ初心者さんでも抵抗なく使い始めることができるでしょう。
浸け置きが面倒な方は、手軽に洗濯できるおりもの用布ナプキンから試してみてはいかがでしょうか。
尿漏れ対策用布ナプキンの洗濯方法
布ナプキンは、多くの女性の悩みの種である尿漏れ対策にも役立ちます。次に、尿漏れ対策用布ナプキンの洗濯方法を見ていきましょう。
尿漏れ対策用布ナプキンは
お湯で洗う
尿漏れ対策用布ナプキンは、お湯を使って洗うのがポイントです。尿が染み込んだ布ナプキンは、お湯の方が効率良く汚れを落とせます。
注意点として、布ナプキンに経血が染み込んでいるときは、お湯での洗濯はNG。経血に含まれるタンパク質がお湯で固まって落ちなくなってしまうので、生理中の布ナプキンを間違ってお湯で洗うことがないようにしましょう。
洗濯の手順は
生理用布ナプキンと同じ
尿漏れ対策用布ナプキンの洗濯の手順は、基本的には生理用の布ナプキンと同じ。最初に優しくもみ洗いをして、大まかな汚れを落とします。ゴシゴシ擦ると劣化の原因になるため、汚れを押し出すように優しく洗いましょう。
次に、お湯と洗剤で浸け置きします。洗剤を入れすぎると、生地が色落ちする可能性があるため注意しましょう。経血と比べて尿漏れは量が少ないので、汚れが落ちたなと感じたら浸け置きは終了です。布ナプキンを優しくもみながら、洗剤をすすいでください。
尿漏れ対策用布ナプキンも洗濯機OK
すすぎ後の尿漏れ対策用布ナプキンは、汚れがほとんど落ちた状態です。そのため、洗濯ネットに入れて、他の洗濯物と一緒に洗濯機にかけてOK。
洗濯機に入れる洗剤は、市販のアルカリ性のものをおすすめしています。干すときは手で軽く形を整えて、洗濯バサミなどにとめて干しましょう。
尿漏れ対策用布ナプキンのニオイ対策
布ナプキンを尿漏れ対策に使う際、尿のニオイが気になることがあります。ここからは、洗濯時に気軽にできる布ナプキンのニオイ対策について見ていきましょう。
こまめに交換する
ズボラさんにとってこまめに交換するのは、洗う枚数が増えるのもあってちょっと面倒ですよね。
ですが、薄手のタイプを使うようにすれば洗う手間がかなり減るんです。
nunonaの布ナプキンはすべてに透湿防水布を使用しています。
ですので、薄くてちょっと不安に感じてしまいそうですが、しっかりと水分はキャッチしてくれるので安心できますよ。
定期的に殺菌する
布ナプキンはデリケートゾーンに使うものなので、雑菌の繁殖防止にも気を遣いたいところです。
雑菌の繁殖を予防するには、漂白剤を使って布ナプキンを定期的に殺菌しましょう。漂白剤には「塩素系」と「酸素系」の2種類がありますが、布ナプキンには「酸素系漂白剤」を使います。
定期的に殺菌することで、布ナプキンを長く清潔に使い続けられますよ♪
洗濯後は天日干しで乾かす
洗濯した布ナプキンは、天日干しでしっかりと日光に当てて乾かしましょう。日光には天然の殺菌作用があり、雑菌の繁殖を防ぐ効果が期待できます。
また、布ナプキンは内部までしっかりと乾かすことが大切です。生乾きのまま収納したり使用したりすると、不快なニオイの原因となることがあります。
なんらかの事情でどうしても天日干しができないときも、できるだけ風通しの良い場所に干すなどの工夫をすると良いでしょう!
布ナプキンを使い続けるコツ
布ナプキンは使い捨てナプキンと比べて洗濯の手間がかかりますが、そのぶん使い捨てナプキンにはないさまざまなメリットもあります。そのため、洗濯が面倒というデメリットばかりに注目して、すぐに使用をやめてしまうのはもったいないかもしれません。
最後に、面倒に感じがちな布ナプキンを長く使い続けるコツをご紹介します!
「洗うのが面倒」より「洗うのが楽しい」に
布ナプキンは洗う工程で経血の変化から自分の体調を知るきっかけにもなります。
洗うのが面倒だから、とマイナスに考えると長続きが難しいので、ぜひ体調と向き合えるというメリットにも注目してみてください。
そうすれば、自然と面倒と思うことが少なくなってくるかもしれません。
結果を急がない
布ナプキンは、使い始めてすぐには効果を実感できなくても、長く続けることで体に良い変化をもたらすことがあります。そのため、結果や効果を急いで求めようとせず、長い目で見て使い続けることが大切です。
布ナプキンを継続して使っているお客様からは、以下のような声をいただいています。
お客様からの声
- 生理痛が軽くなった
- 冷えが気にならなくなった
- 経血の量が減った
- かぶれやかゆみが減った
- 洗濯を通じて自分の体の状態を把握しやすくなった
生理や冷えでお悩みの方は、焦らずじっくりと布ナプキンを継続してみてください。
紙ナプキンも迷わず使おう!
私生活が忙しかったり余裕がなかったりするときは、布ナプキンの洗濯を面倒に思ってしまうのも仕方のないこと。どうしても布ナプキンの洗濯が煩わしいと思うときは、迷わず使い捨ての紙ナプキンを使いましょう!
布ナプキン生活を始めたからといって、すべてを布ナプキンにシフトする必要はありません。布ナプキンにこだわりすぎず、必要があれば紙ナプキンも併用しましょう。
負担にならない範囲で少しずつ布ナプキンを取り入れてみて、自分のタイミングで徐々に布ナプキンの割合を増やしていくのもおすすめですよ♪
布ナプキンを始めてみよう!
ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。
布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
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