妊活を始めるのであれば、その日からおりものの状態をよく観察するようにしましょう。 おりものの色やにおい、粘度、量などを観察することは、排卵日の予測に役立ちます。

排卵日が近くなると、透明なジェルにヨーグルトを混ぜたような色・テクスチャーになり糸を引くようになるので、おりものの状態から排卵日を予想することができますよ。

おりものが糸を引かなくなり、ベタつくようになったら排卵が終了したサインといわれています。

福さん式では、自分で子宮口の状態をチェックすることも重要です。

排卵期の2～3日前は子宮口が開いて下におりてきます。排卵期には子宮口の状態が耳たぶくらいのやわらかさになるので、 実際に触れて確かめてみましょう。

この時、爪は短く切りそろえ、手を清潔にすることが重要です。

高温期に入ってもなかなか体温が上がらなかったり、体温の変化が激しい場合は、流産などのトラブルが起きている可能性があるといわれています。 自己判断せず、早めに婦人科を受診して専門医の診察を受けましょう。

特に、基礎体温が安定しない場合は、不妊や流産の原因のひとつである「黄体機能不全」に陥っている可能性が否定できません。

まずは専門医に相談して、原因をはっきりさせることが妊娠への近道です。

布ナプキンの一番の魅力は、体を冷やしにくいことです。布ナプキンは布を重ねて作られているため保温性が高く、腰周りの冷えを和らげてくれます。

最近は温活グッズとしても注目を集めていて、毎日使うパンティライナーを布製のものに変える人も増えてきているんですよ。

肌にあたる面が白い布ナプキンであれば、おりものの状態が確認しやすいのもポイント。色や量、においの変化に気付きやすくなるため、排卵日の予測がしやすいんです。

また、布ナプキンは手洗いしなければならないため、自ずと汚れ具合を確認するようになります。

「布ナプキンはお手入れが面倒……」という方には、nunonaの「3D布ナプキン」がおすすめです。 裏返して洗えるので、吸収面にしみこんだ汚れもしっかり落とせますよ。

市販の使い捨てナプキンの多くは、吸水ポリマーやプラスチックなどを使って作られています。 しかし布ナプキンは、オーガニックコットンなどの天然素材で作られているものがほとんどです。

プラスチックやビニールに比べてふんわりとした肌触りなので、下着と変わらない感覚で快適につけていられます。

生理中は、ナプキン内部のムレや、ナプキンと肌がこすれることで起こるかゆみ・かぶれが厄介ですよね。 一般的な使い捨てナプキンの場合、ビニール・プラスチックのシートなどで湿気がこもり、ムレや肌トラブルが起こりやすいといわれています。

一方布ナプキンは、布でできているため柔らかく、通気性が良いため使い捨てナプキンに比べてムレにくいと言われています。 nunonaの布ナプキンは、湿気は通すのに水を通さない「透湿防水布」を使っているので、ムレにくいだけでなくモレにも強いのでおすすめです。

分娩直後から産後6～8週間までは「悪露」が排出されます。 紙ナプキンでは悪露の色・量の変化がチェックしにくいので、産後1週間を過ぎて悪露の量が落ち着いてきたら、布ナプキンにするのがオススメです。

厚みのある布ナプキンならたっぷり吸収してくれるので、安心して使えますよ。

お手入れは、セスキ炭酸ソーダやアルカリウォッシュといったアルカリ性の洗剤に浸け置きすると汚れが落としやすいです。 汚れがなかなか落ちない・シミになってしまった場合は、酸素系の漂白剤を使えば生地を傷めずにきれいにできますよ。

布ナプキンは、洗って繰り返し使えるのも魅力のひとつ。きちんとお手入れすれば3年程度は繰り返し使えるので、コスパが良いんです。

汚れが落ちなくなったり、肌触りがゴワゴワしてきたら買い替えのサイン。

初めて購入するときはそれなりにコストがかかりますが、一度購入すれば長く使えるものなので、お財布に優しい生理用品と言えます。

福さん式を取り入れて実際に妊娠した方の体験談などを読むと「本当に体温が2段階で上がった！」という方もいます。

一方で、「いつも通りの上がり方だった」という方もいれば、「上がったけど妊娠していなかった」という方もいます。 福さん式は絶対ではなく、個人差が大きいものなので「こういう方法もあるんだ」程度に捉えておくことが大切です。

妊活中は、どうしても妊娠できるかどうかにばかり気を取られて、イライラしたり落ち込んだりすることも多くなると思います。 しかし、過度のストレスは妊活にも悪い影響を与えるので、なるべく自然体でリラックスして過ごすようにしましょう。

ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。

布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね！