悪露のかぶれには布ナプキンがおすすめ

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最終更新日:2023/03/24(金)

デリケートゾーンがかぶれてしまう原因には、生理や尿漏れによって起こるムレやかゆみだけではありません。「悪露(おろ)」によってデリケートゾーンがかゆい、ヒリヒリするといった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。出産を控えている方は、悪露の対策をどうするか迷っているかもしれませんね。

悪露によるかぶれ対策には、布ナプキンが便利です。破水や悪露対策として売られている「産褥パッド」もありますが、布ナプキンの魅力はやはり通気性や肌触りがとくに優れていること!生理のたびに肌荒れに悩んでいた方は、ぜひ布ナプキンもご検討ください。

今回は悪露とはどんなものなのかを解説しながら、悪露によるかぶれの原因や対策についても紹介します!布ナプキンのには悪露対策以外にもたくさんの使い道があるので、ぜひそちらもチェックしてくださいね♪

専門店が解説!布ナプキンとは?

産後の「悪露(おろ)」とは?

出産を経験していない方にとって、悪露はなかなか聞き慣れない言葉ですよね。そこでまずは悪露が何なのか、悪露によってなぜデリケートゾーンがかぶれやすくなってしまうのかについて解説します。

悪露は産後の子宮から
排出される分泌物

悪露は産後の子宮から排出される分泌物

悪露(おろ)とは、産後すぐに子宮から排出される血液などの分泌物の総称のこと。胎盤や子宮内膜からの出血など、通常の生理よりも長く、量が多いのが特徴です。

悪露には個人差がありますが産後1ヵ月程度、またはそれ以上続くこともあります。妊娠・出産によって大きく変化した女性の身体が、時間をかけて元の状態に近づくまで、およそ6~8週間かかります。長い期間、産褥パッドやナプキンを使用し続けることに不安を感じている方や、肌がすでにかぶれてしまっている方もいるかもしれませんね。

一般的に産後すぐ~1週間ほどの悪露はとくに量が多いため、ナプキンなどで代用せず市販の「産褥パッド」を使うことが推奨されています。

悪露でかぶれる原因は?

悪露でかぶれる原因は?

産後の悪露でかぶれが起きやすいのは、産褥パッドやナプキンを長期間で使用し続けることが原因のひとつです。パッドやナプキンによりデリケートゾーンがムレてしまいやすく、ふやけた状態が続くことでかぶれが起こりやすくなります。ムレは肌荒れだけでなく、雑菌の繁殖によるにおいの原因にもなりますね。

産後の回復には個人差がありますが、悪露はおよそ1ヵ月続くと紹介しました。5日~1週間程度で終わる生理でもかぶれが起きることがあるのに、1ヵ月も生理中と同じような状況が続くとなると、肌や身体にとっては大きな負担になりますね。

ましてや産後の女性は、心身ともに非常にデリケート。子育てが始まって十分な睡眠や休息が取れていないことも少なくなく、いつも以上に敏感に傾きやすい肌状態です。

悪露による
かぶれを防ぐ方法は?

1ヵ月以上も続くことのある悪露により、肌はかぶれやすいとお伝えしました。かぶれが起こると、つらいかゆみやヒリつきに悩まされることもあります。悪露によるかぶれを防ぐには、次のようなポイントをおさえておく必要があります。

下着内の通気性を良くする

下着内の通気性を良くする

デリケートゾーンがかぶれる大きな原因のひとつが、下着内のムレです。長期間続く悪露では、下着内に湿気がこもった状態が続くため、肌がムレてかぶれてしまいます。

かぶれを防止するには、できるだけ通気性の良いナプキンを選ぶことや、通気性の良い服装をするなど、デリケートゾーンがムレないような工夫を取り入れることが大切です。ナプキン以外にもショーツの素材にこだわることや、ピッタリとした締めつけのきついオーバーショーツなどはナプキンとデリケートゾーンの密着度を高めることにもなるので避ける方がいいでしょう。

育児でとても忙しい時期ですが産褥パッドやナプキンは長時間着けたままで放置しないよう、できる限りこまめに取り替えましょう。

肌への刺激を減らす

肌への刺激を減らす

ムレ以外にも、摩擦や合わない素材による肌への刺激があると、デリケートゾーンはかぶれやすくなります。ショーツやナプキンの刺激によって起こるかぶれは、デリケートゾーンのかゆみや痛み、不快感の原因にもつながることに。肌がかぶれても悪露がなくなるわけではないので、ナプキンなどは引き続き着用しなければなりません。かぶれている部分に、さらに摩擦による刺激が加わってかぶれの悪循環に陥ってしまいます。かぶれを起こす前に、できるだけ未然に防いでおきたいですね。

出産前後にデリケートゾーンに触れるアイテムは、できるだけ低刺激であることを基準に選ぶと良いでしょう。普段なら平気でも産後は肌がデリケートになっていることも考えられるので、出産前に肌に合うかどうかを試しておくのがおすすめです。デリケートゾーンの肌への負担を減らすことで、かぶれや不快感によるストレスを最小限に抑えることができます。

悪露のかぶれ対策には
布ナプキンがおすすめ

産後のデリケートゾーンはとても敏感でかぶれやすくなっています。気になる悪露のかぶれ対策には、肌にやさしい布ナプキンの使用がおすすめです。最後に、布ナプキンが悪露対策に役立つ理由をご紹介します!

通気性が抜群◎

通気性が抜群◎

布ナプキンは一般的な紙ナプキンより通気性が良く、湿気を上手に外に逃がしてくれます。布ナプキンに使われるコットン素材には優れた吸水性・放湿性があるためです。

市販の紙ナプキンは、素材に化学繊維が使われており、便利に使える一方で実は通気性があまり良くありません。市販の紙ナプキンを使い続けていると、湿気がこもってムレてしまい、かぶれの原因になる場合があります。

その点布ナプキンなら、自然に湿気を外へ放出してくれるので、肌がムレにくく、使い心地も快適です。産後すぐは悪露の量が多く布ナプキンでは間に合わない場合があるかもしれませんが、ある程度日にちが経って悪露の量が減ってきたら、布ナプキンへの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。

オーガニックコットン
使用で肌に優しい

オーガニックコットン使用で肌に優しい

布ナプキンは、ふんわりと柔らかい肌触りの良さも特徴です。肌への刺激が少ないので、敏感肌の方の愛用者が増えてきています。使い捨てナプキンで肌荒れを起こした経験のある方は、一度試してみることをおすすめします。

肌面にオーガニック100%コットンを採用しているnunonaの布ナプキンなら、肌への刺激を最小限に抑えられるはずですよ!布ナプキンのやわらかな使い心地で、ムレやカサつきなどによるストレスが軽減できるかもしれません。

使い道は悪露以外にも

オーガニックコットン使用で肌に優しい

布ナプキンは、産褥パッドや使い捨てのナプキンに比べると、値段は少しお高めです。悪露のあるおよそ1か月間のために何枚も購入するのは、もったいないと感じる方もいるかもしれませんね。しかし、布ナプキンの使い道は本当にさまざま!色々な使い方を知っておくことで、長く快適に使い続けられるはずですよ!

例えば、妊活中や妊娠中。身体の冷えを防ぐための温活アイテムとしても活躍します。布ナプキンはデリケートゾーンをふんわり包み込み、ムレを防ぎながら体温を保つはたらきがあります。使用する季節を選ばず、心地よいあたたかさですよ。身体の冷えによる便秘や、重い生理痛に悩む方にもおすすめです。そして、妊娠中のふとしたときに起こりがちな尿漏れ対策にも役立ちます。洗って繰り返し使えるので、とても経済的。ゴミを出すこともありません。産後数カ月経ってからまた生理が再開したら、生理用ナプキンとして使用するのもいいですね

 

色々な使い方を知っておくと、あらゆる場面で役立ちます。女性の身体の変化にも柔軟に対応してくれる、心強いアイテムです。

布ナプキンの効果とメリット
この記事を書いた人
いまむらゆかこ
いまむらゆかこ

大阪市在住のフリーライターです。エステティシャンとスキンケアメーカー勤務を経て、肌や美容・ライフスタイルに関わる記事を中心に執筆。おとな女性に向けたコンテンツを日々作成し、届けています。野良出身の足が短いねこと暮らしています。

オーガニック生理用品専門店nunona

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