デリケートゾーンが痛痒い原因は?
デリケートゾーンのかぶれやかゆみは、生理中の女性にとって、とても大きなストレスになります。デリケートな問題だけに、人に相談するのもためらわれて1人で悩んでいる方も多いでしょう。感染症にかかってしまったのでは?と悩んでいる方もいるかもしれません。デリケートゾーンのかゆみや感染症を予防するには、普段からできる対策がとても大切です。デリケートゾーンを清潔に保つ以外にも、洗いすぎや免疫力の低下を防ぐ必要があります。
そこで今回は「デリケートゾーンのかゆみの原因」や「感染症を防ぐための方法」についてご紹介します。不快感やストレスを緩和して快適な生理期間を過ごすためにも、参考になればうれしいです!
デリケートゾーンの
かゆみの原因は2つある
デリケートゾーンがかゆいと感じる原因には、2種類あります。強いかゆみや違和感がしばらく経っても治まらない場合は、病院で診察を受けましょう。 婦人科に行き慣れていない方は抵抗感のある方も多いかもしれませんが、かぶれや感染症などはまったく恥ずかしいことではありません。 薬をもらって塗っていると2.3日ですぐに治まったり、もっと早く行っておけばよかった!という方もとても多いですよ。 モヤモヤと心配を抱えているとストレスになってしまうので、まずは気軽に相談してみるのもおすすめです。視診に備えて、スカートなどを履いて行くととてもスムーズに診察が受けられます。
かぶれによるもの
デリケートゾーンのかゆみはかぶれによるものも多く、汗や経血のムレによって引き起こされます。特に生理中は、経血が付着した状態が続くうえに、女性ホルモンの影響でいつも以上に肌が敏感になっている場合も。
湿気でふやけた肌や敏感に傾いた肌など、かぶれが起きやすい条件がそろっています。生理のとき以外にも、肌に合わないナプキンや下着の使用が皮膚にかぶれを引き起こす場合や、激しい運動による摩擦が刺激になる場合もあります。
かぶれを繰り返すと、かゆみや痛みによって大きなストレスになるだけでなく、色素沈着や肌のごわつき、たるみを引き起こす原因にもなるので、注意が必要です。ショーツやナプキン以外にも、タイツやストッキングがムレの原因になることや、アレルギー反応によることもあります。
感染症によるもの
もうひとつの原因は細菌やウイルス、カビによる感染症によるものです。下着やアンダーヘアに覆われたデリケートゾーンはどうしても高温多湿になりやすく、細菌やウイルス、カビが繁殖しやすい環境が整っているのです。
感染症と聞くと性交渉が原因と考えがちですが、必ずしもそれが原因ではありません。感染経路が不明の場合や、元々身体に持っている細菌によってかゆみが起こっていることもあります。治まらない強い痒みや、おりものの異常などが見られたときは、我慢せず医療機関の受診も検討しましょう。思わぬ病気が隠れている場合や、放っておくとかゆみがさらに悪化することもあるので早めに行くことをおすすめします。
かぶれや感染症を予防するために
感染症にかかってしまった場合は素早く病院に行って治療することが大切です。そして感染症にかかってしまう前にできる対策はしておきましょう。 また、生理中のムレによるかぶれも感染症と同じように予防することで、引き起こりにくくなります。
デリケートゾーンの
通気性を保とう
かぶれや感染症を予防するために最も大切なことは、デリケートゾーンの通気性を維持することです。汗や経血による湿気はショーツの中にこもりやすく、通気性が悪いとそれが長時間続きます。ムレて雑菌が繁殖しやすい状態が続くとかぶれや感染症になりやすいだけでなく、においの原因にもなります。特に使い捨てナプキンは、経血漏れを防ぐための素材によって、湿気が逃げにくい構造になっています。生理中のべたつきや不快感を感じやすいのも、そのためです。
経血の付着したナプキンはこまめに交換し、肌をできるだけ清潔で乾いた状態に保つことがとても重要です。紙ナプキンの使用だけではデリケートゾーンが湿った状態が続くこともあるので、タンポンや布ナプキンもうまく活用していきましょう。また、お風呂上がりなどにはしばらく時間をおいて、デリケートゾーンが乾いてからショーツを履くなど、小さな工夫も有効です。
洗いすぎや
掻くのは逆効果
もしもデリケートゾーンのかゆみが起こってしまったら、汚れやバイ菌のせいかもしれないと考え、石けんで何度も洗ったり、掻きむしったりしてしまいがちです。
しかし、洗浄力の強いボディソープや強い刺激はデリケートゾーンを守るための常在菌まで洗い流してしまい、雑菌が増えやすくする原因になることも。また、かゆい部分を搔きむしることで肌の表面がボロボロになり、潤いや外からの刺激を防ぐバリア機能まで損なわれてしまうことになります。
洗いすぎと掻きむしることは逆効果。まずはかゆみ止めの使用や、ぬるま湯のみの洗浄に切り替えるなどを検討しましょう。また、デリケートゾーン専用のソープなどに切り替えるのもいいかもしれません。いずれにしても、新しいソープやケアを試すときには、かぶれが治まっているタイミングで始めるようにしましょう。
免疫力の低下を防ごう
かぶれ・感染症ともに、肌や身体の免疫力の低下によって起こりやすくなることがあります。疲れたときや食生活が乱れているときなどは、とくに注意が必要です。
体温が1℃下がるだけで、免疫力の大幅な低下に関わると言われるくらい、冷えは身体の免疫力に影響します。 適度な運動や入浴で身体を温めるようにしましょう。つらい生理痛の緩和や、イライラの軽減にも役立ちます。また、ストレスや睡眠不足、喫煙なども免疫力を低下させる要因のひとつです。
ウォーキングなどの無理のない運動は身体の血流を促し、冷えから守ります。また、腸内環境を整えることも効果的なので、発酵食品やタンパク質、食物繊維もしっかりと摂るように意識しましょう。 笑うこともまた、免疫力アップに重要と考えられていますよ。
デリケートゾーンのかぶれ・感染症対策には
布ナプキンがおすすめ
繰り返すデリケートゾーンのかぶれや感染症を予防するために、布ナプキンの活用を検討してみてはいかがでしょうか。身体のことを第一に考えてつくられている布ナプキンは、不安に感じるかゆみや肌トラブルの予防に役立つかもしれません。
布ナプキンは通気性に優れている
布ナプキンが愛される理由のひとつは、その優れた通気性です。湿気のこもりやすいナプキンから余分な湿気を逃がし、ショーツの中を快適に保ちます。湿気は逃がしながら水分はしっかりカバーするので、経血漏れは心配する必要がありません。
nunonaの布ナプキンは、デリケートゾーンのかぶれに悩まされてきた方にも、愛されています。毎月やってくる生理の度に肌がかぶれていては、ストレスも大きいうえに肌もボロボロになってしまいますね。布ナプキンをつかったことのない方は、nunona自慢の通気性をぜひお試しください。
また、通気性は湿気を逃がしますが、体温は保ってくれます。「通気性がいいってことは冬は寒いの?」という疑問に対しては、デリケートゾーン温め、保護してくれますよ。
ふわふわ触感で肌に優しい
もうひとつの特徴は、使い心地ややさしい肌触り。肌に当たる面はこだわりのオーガニック100%コットンを使用。初めて使用する方の中には、ふわふわの付け心地に驚く方も少なくありません。
肌への摩擦による刺激を最小限に抑え、気になるかゆみやかぶれを防ぎます。生理のときだけでなく、日中動き回る方や運動時の肌の保護を目的として使用するのもおすすめです。
かぶれや感染症の予防だけでなく、やさしい使い心地や生理のときのストレスの軽減に役立つ布ナプキン。ぜひ試してみてくださいね。
身体の状態を知れる
布ナプキンは、使い捨てのナプキンとは違い、洗濯をして繰り返し使用するものです。毎回の使用後は洗濯する手間もかかりますがその一方で、身体の状態が把握できるというメリットがあります。感染症やそのほかの身体の変化があったとき、経血やおりものの状態が変化することがあります。
経血やおりものの量や色、においなどからいつもと違うと気づく場合も少なくありません。布ナプキンの洗濯を通して自分の身体の状態を知り、対策をとることもできますよ。
布ナプキンを始めてみよう!
ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。
布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
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