使い捨て布ナプキンを手作りする方法
「布ナプキンには興味があるけれど洗濯はしたくない」と使用を迷っている方もいるのではないでしょうか。
そんなときは洗わなくてもいい、「使い捨て布ナプキン」がおすすめなんです。しかもこの「使い捨て布ナプキン」は手作りするのも一つの方法。
使い捨てナプキンって何?自分で作るにはどうしたらいいの?という人に役立つ情報を集めました。
自分好みの使い捨て布ナプキンを手作りできれば、洗濯の手間なしに布ナプキン生活を始められます。
今回は、使い捨て布ナプキンを手作りする方法についてご紹介します。
使い捨て布ナプキンとは?
布ナプキンと聞くと、繰り返し使うイメージを持つ人が多いでしょう。
お肌に優しい素材の布ナプキンと洗う手間のない紙ナプキンのいいとこどりのアイテムなので注目を集めています。
ただし紙ナプキンより価格も高くなるので、ちょっと経済的ではないという意見も。
もし使い捨て布ナプキンを手作りできるのであればネックである価格も気にすることなく使えるので便利ですよね。気になる使い捨て布ナプキンについてみていきましょう。
1度使ったら捨てられる布ナプキン
使い捨て布ナプキンとは、その名の通り、使用後に洗濯をせずそのまま捨てる布ナプキンのこと。
使い捨て布ナプキンは、市販でも販売していますが、使用者の中には自宅に余ったはぎれやいらなくなった服などを再利用して手作りしている人が多いです。
手縫いといっても波縫いができれば使い捨てる部分である「吸水体」は簡単にできるので、裁縫が苦手な人でも比較的楽に作成できるでしょう。
1度使ったら捨ててしまうので、普通の布ナプキンほど丁寧に縫製せず、適当なサイズに切った布を折り畳んで布ナプキンとして使っている人もいます。
使い捨てで洗濯の手間いらず
布ナプキンと聞くと「洗濯するのが大変そう」というイメージを持っている人も多いでしょう。
しかし使い捨て布ナプキンなら、使用後の手間が一切なく、そのまま捨てるだけ。
汚れた布ナプキンを持ち帰って洗濯する必要がないので、繰り返し使う布ナプキンと比べてとても楽に使えます。
紙ナプキンではゴワゴワする、肌トラブルに悩んでいるが洗う手間をかけたくない、という人に選ばれています。
使い捨て布ナプキンの作り方
「さっそく使い捨て布ナプキンを使ってみたいけど、自分で作れる?」と疑問に思う人もいるでしょう。使い捨て布ナプキンはシンプルな構造なので、不要な衣類などの布を使って手作りすることも可能です。ここでは、使い捨て布ナプキンの作り方を見ていきましょう。
使い捨て布ナプキンの素材選び
まずは使う布選びからはじめましょう。
布ナプキンは経血を吸収する目的でつけるので、当然吸水性のいい素材がおすすめです。
肌に触れる「肌面」にはやわらかいガーゼやオーガニックコトンなどがおすすめ。使い捨てるといっても肌に触れている部分はこだわりましょう。
中に入れる吸水布は普通の綿やタオル地でも大丈夫です。着れなくなったTシャツや使わないタオルを活用しましょう。
基本はこの材料だけで作れるのですが、長時間付ける場合はモレが心配になるので「防水布」も使うと安心します。
防水布を入れない場合はなるべくこまめに交換するようにしてくださいね。
使い捨てるのは吸水体、ホルダー部分は使い捨てしないので、ちょっと布選びにこだわると使うのが楽しくなりそうです。
型紙を用意し布をカットする
材料が揃ったら、使いたい布ナプキンのサイズの型紙を作ります。形は羽つきで、ショーツに装着したときに裏でスナップボタンをとめられる長さにしましょう。
型紙を用意したら、布ナプキンのホルダー部分を作ります。型紙を好きな布にあてて2枚カットしましょう。
ホルダーにするためのリボンも2つ用意します。
本体を縫いスナップボタンをつける
リボンは交換用の布をとめるホルダーになるようナプキンの前後に配置し、本体を縫います。
羽の部分にスナップボタンをつけることで、ショーツに装着できるようになりますよ。
あとは、コットンなどのいらない布をたたんでホルダーにつければ、使い捨て布ナプキンは完成です。 交換時のホルダーはそのままで、汚れた布を取り替えるだけで済みます。
この本体は使い捨てではない部分になるので、ショーツの方にくる柄面はお気に入りの柄を使うのもおすすめです。万が一本体に汚れがついても大丈夫なように複数持っていると安心です。
吸水体の作り方
ホルダーに付ける経血を吸収するための部分である吸水体も手作りできます。
吸水体もきちんとした作り方はインターネットにもあるのですが、使い捨てる部分なので簡単に作って大丈夫です。
ホルダーに丁度いい大きさにカットしたものを何枚も重ねて縫いあわせます。
枚数が多いほどたくさん経血を吸収できますが、あまりに分厚く作りすぎるとゴワゴワしてしまうので加減しましょう。縫うときは簡単に端を波縫いで作れます。いらない布を再利用できるのも手作りの醍醐味です。
布ナプキンは
購入もおすすめ
布ナプキンは自宅にある不要な衣類で簡単に手作りできます。しかし、「手作りでは不安」「作るのは面倒」という人は、販売サイトでの購入もおすすめです。購入する場合はホルダーと吸水体が分離しているタイプを選び、吸水体の代わりに要らないハギレをセットして使い捨てとして代用できます。ハギレにはいらなくなったタオルや吸水性のある綿の生地など水分を吸収できるものであればOK。程よい大きさにカットして畳んで吸収体代わりに使いましょう。これなら裁縫ができなくても簡単に要らないハギレを再利用できますね!最後に、布ナプキンを手作りせずに購入するメリットについて解説します。
手作りする手間や時間が省ける
店舗ではなかなか見つけにくい布ナプキンですが、インターネットを使えば、簡単にたくさんの商品を見つけられます。
既製品の布ナプキンを購入すれば、わざわざ自分で布ナプキンを手作りする手間がありません。ホルダー部分のみ購入するのもいいですが、使い捨ての吸水体も販売しているので気になる人はチェックしてみましょう。
既製品なら品質も安定しているので、ずれや漏れの心配も少なく済みますよ!
市販の吸水体と
布ナプキンを合わせて使う
使い捨ての吸水体のみも市販で購入できます。
通常の布ナプキンと同じく、肌面にデリケートなお肌にやさしい素材を使用しているので付け心地はよく、汚れたらそのまま捨てられるのでお手入れの心配もありません。
ただし、吸水体のみで使うと経血もれやズレの心配があるので、他のアイテムと組み合わせる必要があります。
ホルダーにつけてもいいのですが、布ナプキンをベースとしてその上に吸水体をセットすると安心感が違います。
一枚で使うよりもお肌にしっかりと密着するのでズレにくく、万が一漏れたとしてもベースの布ナプキンが経血をキャッチします。
なによりほとんどの経血汚れを吸水体が吸ってくれているので、布ナプキンの洗濯も簡単になります。
購入することで、作る手間がなくいろいろなパターンを気軽に試せます。他にも吸水体と月経カップ、吸水体と尿漏れパッドなど組み合わせは自由なので、自分の一番すごしやすいパターンを見つけましょう。
繰り返し使える布ナプキンなら
ゴミを減らせる
使い捨て布ナプキンは、1枚使うごとにゴミが出てしまいます。そのため「自分の体だけでなく環境にも優しい布ナプキンを使いたい」という場合は、繰り返し使える製品がおすすめです。
普段は繰り返し使える布ナプキンで、旅行先や出先へ持っていくのは使い捨て布ナプキンなど、場面に合わせて使い分けるのも良いでしょう。
使い捨て布ナプキンといってもホルダー部分は洗う必要があるので、そう考えると経血汚れが簡単にとれるようになれば負担が少なく使え、布ナプキンでもよくなるかもしれません。
使い捨て布ナプキンも通常の布ナプキンも、肌面にあたる部分がやわらかく紙ナプキンとは全然違う感覚なのでお肌をいたわりたい人にぴったりです。その中でもゴミを少なく、という点でいえばやはり通常の布ナプキンを推薦します。
nunonaの布ナプキン
nunonaの布ナプキンは使い捨てのタイプとは違い一体型(吸水体とホルダーがくっついているタイプ)になっています。
なのでズレにくく、幅も広め設計なので安定感があるところも魅力です。
洗うのが面倒だからと使い捨てに目が言っている人も多いのが現状ですが、洗い方のコツを掴めば意外と楽に使えるものかもしれませんよ。
nunonaの肌面にはこだわり抜いたオーガニックコットンを使用しています。一度使うとその肌触りに病みつきになるほど。
使い捨てとはまたひと味違う布ナプキンの心地よさを体感してみてはいかがでしょうか。
布ナプキンを始めてみよう!
ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。
布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
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