日本産科婦人科学会が定める基準では、出血が続く日数が3～7日の範囲を正常としています。平均すると5日程度続く人が多いそうです。正常な生理は25～38日周期で繰り返されます。個人差があるため、3日ですっきり終わる人もいれば、生理がなかなか終わらない人もいるようです。

3日より生理期間が短い場合は過短月経と呼ばれ、7日より長いと過長月経と呼ばれています。「7日間以上続くと異常なのかな？」と不安になる人もいるでしょう。しかし7日を超える場合でも、7日目までは赤い経血で、8日目から茶色っぽい経血に変わるなら過度に心配する必要はありません。8日目になっても赤い経血が続いたり、生理中の体調に違和感があったりする場合は、一度産婦人科にかかると安心です。

生理中の出血は、3日目までが最も多く、4日目からは減少していく傾向にあります。一般的な生理の量は120～140gといわれており、3日目までに経血の大部分が排出され、その後子宮や膣内に残った経血の排出がじわじわ続くという流れです。

子宮の入り口はとても小さいので、経血がすべて排出されるまでに時間がかかるようです。そのため、出血量が減っても生理期間が長く続くといわれています。昼用ナプキンが1時間も経たずに溢れてしまうほど経血量が多かったり、経血量に異常が見られたりした場合は、一度産婦人科を受診することをおすすめします。

生理周期が整っていないと、その周期によって生理の長さがバラバラで把握しきれない…ということも。生理周期は、「卵胞期」「排卵期」「黄体期」「月経期」の4つの期間で構成されています。4つのサイクルが25～38日であれば問題ないといわれています。しかし、生理周期が安定していないと、先月は25日周期で生理がきたのに今月は40日周期だったということもあるでしょう。

生理周期が乱れている場合は、以下の項目をチェックしてみてください。

これらの原因に当てはまる場合は、ストレス解消のために好きな音楽を聴いたり、お風呂にゆっくり入ったり、自分なりのリフレッシュ方法を見つけてみましょう。また、1日3食バランスのよい食生活を心掛け、十分な睡眠を取ることも大切です。

布ナプキンを使うと生理が早く終わる気がするのは、布ナプキンが生理中のムレやかぶれ、ストレスなどにおすすめだからです。

例え日数は同じだったとしても、生理中のムレやかぶれなどの不快感やストレスが多いときは「生理がなかなか終わらない」とモヤモヤしてしまいますよね。仕事のストレスもありますが、プライベートでの小さなストレスも生理に影響するかもしれません。旅行中は生理に重ならないで欲しいと思っているのに、生理と重なってしまったという経験はありませんか。「重ならないで欲しい」と過度に気にしてしまうことが、ストレスになる場合もあるでしょう。

生理中はイライラしやすく、ストレスが溜まりやすい時期です。ストレスが溜まると血流が滞ってしまい、経血の排出もスムーズにできなくなることもあるので、布ナプキンを使って、生理中の不快感を和らげてみませんか。

布ナプキンは、一般的な使い捨てナプキンと比較して身体にも環境にも優しいのが特徴です。布ナプキンの通気性の良さは、ムレやかぶれが気になる人にも嬉しいポイントです。また、お肌に優しい素材で作られているため、着け心地もふんわり。違和感なく過ごせるメリットもあります。

nunonaの布ナプキンは、100％オーガニックコットンを使用しており、お肌に気を使っている人も安心して使えます。また、布ナプキンは通気性も良く、ムレやかぶれに適しているので、生理中の不快感を軽減できます。

そのため、「生理は自分をいたわる期間」「のんびり快適に過ごそう」というリラックスした気持ちも生まれやすくなるでしょう。布ナプキンを使用して生理期間を快適に過ごせることでストレスが減り、生理期間が短くなったように感じることがあるようです。

使い捨てナプキンと布ナプキンは、素材自体が異なります。使用されている素材によって、生理の長さに変化がみられることもあるようです。

例えば、使い捨てナプキンには、吸収した経血をナプキンの中で固めるために吸水ポリマーが使用されています。吸水ポリマーは冷却シートに使われる成分でもあり、生理の重さやダラダラ続く生理の原因のひとつとして考えられているようです。

一方、布ナプキンはコットンやシルク（絹）、リネン（亜麻）などの素材が使われています。吸湿性や保湿性に加えて通気性も良いコットンは、肌触りも良く経血をしっかり吸水してくれるのです。シルクも吸湿性や放湿性があり、リネンは通気性や速乾性、吸水性が期待できます。布ナプキンはお肌に優しい素材で作られているため、生理期間も快適に過ごせて生理が早く終わったと感じる人がいるようです。

布ナプキンを使い始めると、洗濯するタイミングで経血の状態を確認する習慣が付きます。布ナプキンは、洗濯しながら繰り返し使用するため、洗濯によるお手入れが欠かせません。洗い方は簡単！「もみ洗い」「つけ置き」「すすぎ」の工程でOKなので、安心してくださいね。

布ナプキンを使用し、経血の状態や生理周期を正確に把握することで、「多い日は無理をしない」といった意識が生まれ、生理期間中をリラックスして過ごすことにつながります。

また、布ナプキンをきっかけに、経血をできるだけトイレで排出する「経血コントロール」に挑戦する人もいるようです。経血コントロールができるようになると、トイレで経血を出せるのでナプキンに付く量が減ります。そのため経血量が以前より少なく感じ、生理が早く終わったと感じるようになるようです。

女性にとって子宮の病気は怖いもの。経血量が多くなるとますます大変ですよね。まさみさんは布ナプキンの漏れない部分にも魅力を感じているようです。付け心地もいいのでストレスも軽減したのでしょうか、生理期間に変化がみられたそう。

たろさんは、今まで紙ナプキンを長時間付け続けることでかぶれていたそうです。布ナプキンに変えてからマメに変える習慣が付き、かぶれにくくなったとのこと。ガラリと使うアイテムが変われば気分も変わるので、ずぼらだから、と踏み出せない人でも使ってみることをおすすめします。

布ナプキンは化学繊維が使われていないため、通気性が良く、かぶれ対策にもなります。お肌に優しい布ナプキンで、生理期間を穏やかに乗り越えてみませんか。

羽根つきの使い捨てナプキンと同じように使える一体型は、布ナプキンがはじめての人におすすめの布ナプキンです。ショーツにくるっと巻いて、スナップボタンで固定するだけで、ズレにくく扱いやすい特徴があります。

吸収体だけ汚れたら交換できるホルダー型は、持ち運びにも便利です。吸収体をのせるための土台と、お肌に当たる交換用の吸収体の2種類を組み合わせた布ナプキン。吸収体だけ交換すれば良いので、荷物も少なくなります。

nunonaでは、一体型とホルダー型の良いところを取り入れた、3D布ナプキンも購入できます。一体型として使えるのに吸収体がわかれているので、洗濯しても乾きやすいのがポイントです。立体設計だから、吸収力も抜群です！洗濯しやすい設計で、洗濯が面倒くさいと思われる人にもおすすめ。

まるでハンカチのような見た目のプレーン型は、使い勝手の良い布ナプキンです。三つ折りなど好きな折り方でショーツの上に置いたり、ホルダー型の吸収体として使ったり、自分好みの使い方にカスタマイズできます。また、洗濯後に干すときも布ナプキンだと気づかれにくいのもポイントです。

ほかにも、布ナプキンを選ぶときのコツとして、サイズや厚み、必要枚数や交換頻度などから選ぶ方法もあります。用途別の選び方など、くわしい選び方を知りたい方は、こちらの記事も確認してみてくださいね！

ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。

布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね！