布ナプキンの効果が妊娠に役立つ理由
生理は妊娠のために必要なこと。布ナプキンに切り替えたことで、かぶれやかゆみ、冷えや生理痛が和らいだといったうれしい声が上がっています。自分の身体のサイクルを知ることで、妊活にもつながるんです。もちろん妊娠前だけでなく、妊娠中や出産後にも大活躍!
そこで今回は「妊娠を考える人に布ナプキンがおすすめの理由」について詳しくご紹介します。
布ナプキンの嬉しい効果
妊活中の人にとって冷えは天敵。そんな冷え対策の1つとして、布ナプキンに切り替えることで冷えが和らいだという意見も。なぜ冷えにくいのか、その理由は布と紙の素材の違いです。はじめに布ナプキンの嬉しい効果についてみていきましょう。
冷えをやわらげて子宮を労る
布ナプキンの肌面によくつかわれる綿素材には、肌着を重ねたときのような保温性があり、子宮周辺の冷え対策に役立ちます。冷えを緩和することで、基礎体温を上げるサポートにもなるんです。重ね着って自然な温かさを感じるものですよね。
生理周期は1か月のうち、高温期と低温期に分かれています。基礎体温のグラフは排卵後に上昇して、生理後に低くなるきれいな二段構造が理想的です。体の冷えがひどいと、基礎体温が排卵後も上がりにくくホルモンバランスが乱れてしまいます。
布ナプキンで冷えを和らげることが、基礎体温を整えるきっかけやサポートにつながります。冬場は特に冷えやすいので、温かいオーバーパンツをさらに重ねるのもいいでしょう。
布ナプキンは肌を
清潔に保ちやすい
布ナプキンは主に綿やリネンなどの自然素材でできています。肌ざわりが良いので生理のかぶれやかゆみが起きにくく、通気性がいいのでムレにくくなります。
使い捨ての紙ナプキンはカサカサとした質感なので、歩いたり動いたりしたときに擦れて痛みを伴うことも。布ナプキンならすべての部分がやわらかい質感なので擦れて痛むことも少なく、快適にすごせるでしょう。
ストレスフリーに過ごせるだけではなく、衛生的な布ナプキンは、妊娠を考えている方はもちろん、女性の身体にやさしいアイテムなのです。デリケートゾーンは見えない部分ですが、大切な場所なのでしっかりと労わってあげましょう。
経済的に助かる
洗ってくりかえし使う布ナプキンは、同じものを長く使えば使うほどに経済的になります。1枚の価格は使い捨ての紙ナプキンと比べて高価にはなりますが、長い目で見ればお得に。
だいたい2~3セット揃えておけば十分なので、きちんとお手入れをしながら長く使っていきましょう。
通気性のよさでこんな効果も!
布ナプキンは通気性に優れているのが特徴です。そのおかげで、実はたくさんの嬉しいメリットがあるんです。いろいろな悩みに応える布ナプキン、一度使えば手放せません。
布ナプキンはかぶれにくい
布ナプキンに切り替えて、肌トラブルが少なくなったと感じる人が多くいます。デリケートゾーンの肌トラブルの原因はムレによるものが多いもの。そんな悩みには、布ナプキンがぴったりです。
ムレにくさを感じるようになるので、経血量が多いときでもジメジメしにくくなりますよ。その結果デリケートゾーンのかぶれなどの肌トラブルを防止します。人に言いづらい悩みなので、かぶれが軽減されると気分も明るくなりそうですよね。
布ナプキンはにおいも気になりにくい
生理中にナプキンのにおいが気になったことはありませんか?実は本来経血はにおいがそんなにしないものなのです。生理の独特の臭いを感じるときは、経血の酸化と雑菌の繁殖によるものです。ムレによって雑菌が繁殖してしまうのが最大の原因ともいえます。
通気性がいい布ナプキンなら雑菌の好む湿気がこもりにくく、気になるにおいを軽減してくれるんです。もし、布ナプキンに変えたにもかかわらずにおいがに気なる、というときはアロマスプレーを活用するのもありです。天然成分のアロマスプレーならやさしくふんわり香ります。
nunonaではオレンジ・ラベンダー・ベルガモット・クールの4種類をご用意しています。好きな香りや効能で選んでみてもいいかもしれません。布ナプキンだけでなくお部屋のリフレッシュナーや洋服、枕などいろいろな場面で使えるので重宝しますよ。
自分の身体を知ることが妊娠への近道
布ナプキンは毎回洗って干して繰り返し使うものです。手洗いをすることで自然と経血の状態や色などを確認でき、体調の変化がわかるようになります。毎回の量を把握できるようになれば、ちょっとした体調不良も早めに気が付きやすくなるほか、妊娠に大切な生理のサイクルもきちんと把握できます。排卵をしているかまではわかりませんが、病院に通うとしても生理サイクルを知っておくことで相談しやすくなります。
妊娠に向けて体調管理ができる
「生理の量が普段よりも多い」「経血の色がいつもと違う」など、細かい変化に気づけるのも布ナプキンの魅力です。
妊娠において大切な生理ですが、ただ憂鬱なものと考える人も少なくありません。布ナプキンを洗うことで、生理の様子や体調の違いに気付きやすくなります。また、妊娠をした際に生理がとまっても気が付かなかった、なんてハプニングも防げます。
布ナプキンで子宮に優しい毎日を
忙しい日々の中で、つい忘れがちな自分の体と向き合う時間が生まれるアイテムともいえる布ナプキン。
いつか赤ちゃんが欲しいと考えているのなら、生活習慣を見直して子宮を労った日々を過ごしたいですよね。毎月の布ナプキンとの付き合いが、体に優しい生活習慣を意識するきっかけになりますよ。
妊娠前後に役立つ布ナプキン
生理中だけでなく、妊娠前後にも布ナプキンは役に立つんです。経血以外でも下着の汚れから守ってくれる布ナプキンは薄手のものなら毎日使うのがおすすめ。常に1枚肌触りのよい布ナプキンをつけることで下着も汚れず快適にすごせます。
妊娠前の使い方
妊娠前で布ナプキンを使うといったら生理中はもちろんですが、薄手のものならばおりものシートとしても使えます。
おりものはサイクルがあまり把握できないため、急にでて下着を汚してしまうトラブルはよくあるもの。そんなとき、いつでも薄手の布ナプキンをつけていればナプキンを交換するだけで下着は汚れません。
妊娠するにあたり、おりものの量の変化にも気を付けたいもの。布ナプキンを洗うときに気になるおりものも把握できるようになります。
妊娠後の使い方
妊娠後、女性の身体には様々な変化が起こります。今まで尿漏れなんてしなかった人でもちょっとした弾みで尿漏れすることもあるんです。そんなときに尿漏れパッドを使うのもいいのですが、今まで布ナプキンを使っていたならそのまま布ナプキンを活用するのがおすすめです。
軽い尿漏れなら防水布付きの薄手のもので大丈夫。尿が漏れたな、と感じたらサッと新しい布ナプキンに交換することでにおいも気になりにくいでしょう。薄手のものなら洗いやすく乾かしやすいので、毎日使っても苦になりません。
産後の悪露にも使える
産後、生理とは違うのですが「悪露」というものが出てきます。入院中は産褥パッドといって通常の紙ナプキンの数倍、オムツくらいの大きなサイズのものをつけなければいけません。悪露は産後すぐから1週間ほどは多く、段々と少なくなっていくものです。
産後は出産のダメージが残っているので、身体はもちろんデリケート部分も繊細に。もともとお肌が弱い人は特にこまめな交換と、洗浄綿などで清潔に保つことが大切です。
退院後、少し悪露も落ち着いてきたら夜用布ナプキンを使うのもいいでしょう。ふんわりとした肌心地がデリケートな産後のお肌をやさしくつつみます。
布ナプキンを始めてみよう!
このように布ナプキンは妊娠に向けて身体を整えていく段階ではもちろん、妊娠中や出産後にも大活躍します。
一度洗い替えも含め揃えると、その後の出費が少ないところも魅力です。ぜひ少しずつ揃えて行って、自分の身体のサイクルを知るのに役立ててみてくださいね。
ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。
布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
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