布ナプキンの変色はなぜ?対処法も紹介
「布ナプキンが変色したけど衛生的に大丈夫なの?」「一度変色したらもう消えないの?」とお困りの方必見。原因や対処法を知れば、変色してしまった布ナプキンを復活させ、さらに他の布ナプキンの変色を予防できる可能性が高まります。
そこで今回は「布ナプキンが変色する原因と対処法」と「変色を予防するコツ」について詳しくご紹介します。
布ナプキンが
変色する原因
布ナプキンが変色すると、見た目が気になるだけでなく、衛生的にもよくありません。
布ナプキンの変色の主な原因は、洗い残しやつけ置きのしすぎ。布ナプキンユーザーなら誰でも起こりうることなので、注意しましょう。
布ナプキンの変色原因01.
経血の洗い残し
布ナプキンの肌面が変色する原因として多いのが、経血の洗い残しによるもの。布ナプキンの内側に染み込んだ経血汚れをしっかりと落としきれていないと、どうしても黄色や茶色に変色してしまいます。
特に布ナプキンの経血汚れが乾いてしまった場合はきれいに落ちにくいことがあるので、水やぬるま湯を使って汚れを押し出すように洗いましょう。
布ナプキンの変色原因02.
つけ置きのしすぎ
使用済みの布ナプキンは、基本的につけ置きを行います。しかし、つけ置きしたまま何日も放置すると、変色の原因になることもあるんです。
特に夏場など、水を長時間放置すると腐ります。さらに経血汚れも加わり、長時間置きすぎると雑菌が大繁殖して緑色に変色してしまうことも…。衛生的に使いたい布ナプキンだからこそ、つけ置きは3時間~半日程度にとどめておきましょう。
布ナプキンが変色したときの対処法
布ナプキンが変色してしまった際は、捨てる前に一度対処法を試してみましょう。ここからは、布ナプキンの変色時にできる対処法と、処分すべきかどうかの目安をご紹介します。
漂白剤を使う
通常布ナプキンは、アルカリウォッシュなどのアルカリ性洗剤でつけ置きして経血や皮脂などの汚れを浮かせます。しかしそれでも落ちない頑固な経血には『酸素系漂白剤』を使用すると、さらに強力に汚れを落とせるのでおすすめです。
また、どうしても落ちない汚れには『塩素系漂白剤』を使う手もあります。ただし塩素系漂白剤を使うと、色柄まで落ちる可能性があるので、捨てるかどうか迷ったときの最終手段としておいてください。
思い切って処分する
強い漂白剤を使用しても変色が落ちない場合は、汚れが繊維にしっかりと染み込んでいるため、思い切って処分を検討しましょう。
さらに、変色を落とそうと何度も洗いすぎたことで、生地が劣化してごわごわになるケースもあるでしょう。清潔感や肌触りのよさが失われていては布ナプキンのメリットを活かせませんので、変色や肌触りの劣化が気になるときは思い切って新品に交換するのも1つの手です。
布ナプキンの変色を予防するコツ
正しく使えば平均3年程度は使える布ナプキンを、変色のせいで早々に処分するのは悲しいですよね。変色を予防するコツを押さえて、長くきれいな状態を保ちましょう。
毎回しっかり洗う
布ナプキンは生地が何枚も重なっているので、表面に見えている汚れだけでなく、内側の汚れまで毎回しっかりと落とすのがコツです。
目安としては、つけ置き後のすすぎで内側から経血汚れが出てこなくなるまで、しっかり汚れを落とすとよいでしょう。すすぎの工程で少しでも経血が残っていると思ったら、新しいつけ置き水に再度つけると汚れが落ちやすくなりますよ。
つけ置き水は適度に入れ替える
つけ置きした布ナプキンを長時間放置するのも変色の原因になるため、やむを得ず放置してしまう場合も、つけ置き水は最低でも1日1回は取り替えましょう。
夏場は特に水が腐りやすいので、 つけ置き水に殺菌効果のあるアロマを入れるのもおすすめです!
この記事を読んだ人へ
おすすめ商品
nunonaのおすすめ商品
-
おすすめ特集
-
布ナプキン
-
布ナプキン吸水ショーツ
-
その他グッズ