合成洗剤は使ってはいけない、ということはありませんが、経血汚れは合成洗剤だけでは落ちにくいのが実際のところです。経血ではなくとも、けがによる出血や鼻血など、服についてしまった血液汚れが中々落ちなかった…ということもあるのではないでしょうか。

そんな血液の汚れを落とすには、”重曹”や”セスキ炭酸ソーダ”をはじめとした「アルカリ性」の洗剤が最適です。

経血が少量だったり時間が経っていない場合には問題ないかもしれませんが、基本的にはアルカリ性の洗剤でのお洗濯をおすすめします。

経血には特有の匂いがあり、洗剤だけでは不安だからと柔軟剤を使いたくなりますよね。普段のお洋服には良いかもしれませんが、布ナプキンに柔軟剤を浮かうのはおすすめできません。

というのも、柔軟剤を使うことで素材の繊維がコーティングされて吸収力が低下してしまう可能性があるからです。nunonaの布ナプキンはオーガニックコットン100%でつくられているため、その素材を痛めてしまう可能性も。

布ナプキンは生理中のデリケートな肌につけるものだからこそ、出来る限り刺激となるものは避けたいところ。とはいえ布ナプキンの臭いが気になることもあるかと思いますので、柔軟剤の代わりとしておすすめのアイテムについても後ほどご紹介していきます。

お洗濯が面倒なイメージのある布ナプキンですが、実は以外と簡単。【もみ洗い→つけ置き→すすぎ】の3STEPだけです。

40度以下のぬるま湯でもみ洗いして経血をある程度落としたら、アルカリ性の洗剤を入れた水で3時間~半日つけ置き。最後に布ナプキンをすすいだらお洗濯完了です。

つけ置きの際は放っておくだけで良いので、もみ洗いさえできれば簡単ですね。

どんな汚れにも共通しますが、とくに経血は時間が経つと落ちにくくなります。自宅なら早いうちに洗えても、外出先で布ナプキンを取り替えたときにはそうはいきませんよね。

すぐに布ナプキンが洗えないときには、アルカリ洗剤を溶かした水を小さいスプレーボトルに入れて持ち運ぶのがおすすめ。nunonaのアルカリウォッシュの場合は、300mlに対して小さじ1の割合でつくることができます。

こうしてつくったスプレーを使用後の布ナプキンに3プッシュほど吹きかけるだけで、その後のお洗濯が一気に楽になりますよ。