生理用ナプキンが尿漏れ用の代用に?

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最終更新日:2022/07/22(金)

ふとした瞬間に起こる尿漏れ、とても困りますよね。いつ起こるかわからないうえに、洋服にまで漏れてしまうかもしれない不安で、お出かけが億劫になることもあるかもしれません。ドラッグストアなどには尿漏れ用のパッドも売られていますが、中には購入するのに抵抗があるという方も。「生理用ナプキンで代用できたらラクなのに……」と思っている人もいるのではないでしょうか?

今回はそんな悩みを抱える方へ向けて「生理用ナプキンが尿漏れパッドの代用品として使えるかどうか」について詳しく解説します。構造の違いや、経血と尿の両方が気になるときにおすすめのアイテムも紹介します!

生理用ナプキンは
尿漏れパッドとしても使える?

尿漏れパッドと形はほぼ同じ。液体を吸収するという点だけを見れば、生理用の紙ナプキンで代用できそうですね。ですが、実際のところはどうなのでしょうか?

生理用の紙ナプキンと尿漏れパッドは別物!

生理用ナプキンと尿漏れパッドは別物!

生理用の紙ナプキンと尿漏れパッドはほぼ同じ形をしていて、液体を吸収するというはたらきもほとんど同じ。一見代用できそうに思えます。しかし、紙ナプキンと尿漏れパッドの大きな違いは吸収する液体の粘度やにおいが異なる点です。紙ナプキを尿漏れパッドの代用品として使用するなら、注意が必要です。

生理用紙ナプキンは、粘度がある経血を素早く吸収できるように作られています。一方で、尿漏れパッドは粘度のないサラッとした液体を吸収するために作られているので、生理用の紙ナプキンを尿漏れパッドの代用品にすると、尿がじゅうぶん吸収できずにモレやすくなる・不快感や肌トラブルが起きやすくなる恐れがあるんです。

尿漏れが頻繁に起こる場合は、紙ナプキンでの代用はあまりおすすめしません。紙ナプキンは基本的に血液を吸収するもの、尿漏れパッドは尿を吸収するものとして分けて考えましょう。紙ナプキンを尿漏れパッド代わりにした場合、水分が吸収しきれず、肌に当たる面がムレやすくなることもあります。

違いを理解したうえで
応急処置として使うのはあり

違いを理解したうえで応急処置として使うのはあり

紙ナプキンは尿漏れパッドの代用品にはあまりおすすめしないと先述しました。しかし、尿漏れパッドがすぐに手に入らなかったり、出先で生理用品しか手元にないときは、短時間であれば応急処置的に代用することは可能でしょう。

ただし、紙ナプキンを尿漏れパッドの代用品にする場合は吸収できる尿の量には限界があることや、長時間の使用は尿のにおいが気になる可能性がある点は頭に置いておきましょう。やむを得ず紙ナプキンで尿漏れケアをするのであれば、用途の違いを踏まえたうえで、短時間だけ使うようにするのが賢明です。

生理用ナプキンと尿漏れパッドはどこがどう違うの?

同じ形をしている生理用ナプキンと尿漏れパッドですが、構造を見るとまったく異なるものであるとわかります。構造や機能から2つの違いを見ていきましょう。

尿漏れパッドのほうが
吸収できる水分の量が多い

尿漏れパッドのほうが吸収できる水分の量が多い

尿漏れパッドは、瞬間的に漏れてしまった尿を瞬時に吸収できる作りになっています。経血と比較すると尿は水分が多くサラサラしているため、吸収に時間がかかると漏れてしまう恐れがあるからです。また、吸収した尿をしっかりキープしておく保水力も必要ですね。そのため、尿漏れパッドは一般的に20~300mlの水分を瞬間的に吸収して、キープできるよう吸水ポリマーを使っているものが多いです。

一方、生理用ナプキンは、粘度がある経血を吸収するためのものです。粘度がある液体も素早く引き込んでキープできるよう、工夫されています。個人差は大きいですが、一般的に生理の日1日あたりの経血量は30ml程度と言われているため、生理用ナプキンが吸収できる量は20~150ml程度のことがほとんど。

一度にドッと出たサラサラの水分を、素早く吸収するのには限界があります。したがって、それぞれの吸収量と吸収スピードが大きく異なるため、まったく同じものとして代用するのは無理があると言えるでしょう。

尿漏れパッドは消臭機能が
付いているものが多い

尿漏れパッドは消臭機能が付いているものが多い

経血は基本的に、身体の外へ排出されたばかりのときは無臭です。時間とともに雑菌がタンパク質を分解することで、嫌なにおいが発生しやすくなります。一方、尿はにおい成分のアンモニアなどを含んでおり、尿そのものににおいがあるので、尿漏れパッドには消臭機能がある吸水ポリマーが使われていることが珍しくありません。

生理用ナプキンを尿漏れパッド代わりに使うと、消臭機能が十分ではないため、嫌なにおいが気になってしまうおそれがあります。紙ナプキンのなかには香りつきのものもあり、「それなら尿のにおいもかき消してくれるのでは?」と思うかもしれませんが、尿のにおいとナプキンの人工的な香りが混ざって、かえって強烈なにおいになってしまうこともあるので、あまりおすすめはしません。

消臭力に差があることも考えると、やはり紙ナプキンを尿漏れパッドの代用品として使うのはむずかしいかもしれません。

布ナプキンなら尿漏れパッドとしても使える!?

生理用の紙ナプキンと尿漏れパッドの違いについて解説してきましたが、それでもやはり尿漏れパッドを購入するのが面倒という方も多いですよね。購入してもかさばるうえに、尿漏れがたまにしか起こらない場合は、毎日装着しておくのも肌への負担が心配です。そんな方には、布ナプキンが便利かもしれません。

専門店が解説!布ナプキンとは?

布ナプキンなら生理にも
軽度の尿漏れにも対応可能!

布ナプキンなら生理にも軽度の尿漏れにも対応可能!

布ナプキンは、生理だけでなく少量の尿漏れにも対応できるアイテムです。吸水ポリマーを使った尿漏れパッドと比べると吸水量は劣りますが、下着と変わらない肌触りで快適に装着していられるでしょう。通気性が良く、においが発生しづらい特徴はありますが特別な消臭機能はありません。吸収できる量もそれほど多くはないため、尿漏れがあったらなるべく早めに交換する必要があります。しかし生理や尿漏れなどのさまざまなシーンで活用できるのは、布ナプキンのとても便利な点です。

やさしい肌触りで
肌トラブルが起きにくい!

やさしい肌触りで肌トラブルが起きにくい!

布ナプキンは通気性の良いやわらかい布でできているため、やさしい肌当たり・肌トラブルの予防に優れています。

nunonaの布ナプキンに採用されているオーガニックコットンは肌触りの良さを高めるだけでなく、摩擦による肌への負担の軽減にも役立ちます。敏感肌の方にも愛されている布ナプキンです。尿漏れの心配がある方は生理期間中だけでなく、毎日尿漏れパッドをつけておく必要があります。肌への負担が大きいものはそれだけ肌荒れも起こりやすいので、できるだけ肌にやさしいものを選ぶ必要があります。

オーガニックコットンへのこだわり

ムれにくいから快適に過ごせる!

ムレにくいから快適に過ごせる!

使い捨てのナプキンや尿漏れパッドは、吸水性を保って漏れを防ぐのに優れた素材を使っています。漏れにくい安心感がある反面、通気性が悪い場合も少なくありません。下着のなかに湿気がこもりやすく、ムレの原因にもなります。湿気がこもってムレてしまうことで雑菌が繁殖しやすくなるため、嫌なにおいが発生しやすくなります。肌の湿った状態が続くことでも、肌トラブルの原因になります。

一方、布ナプキンは使い捨てのものに比べて通気性が良く、湿気がこもりにくいのでムレや、ムレにともなう不快なトラブルを起こしにくいメリットがあります。生理中や尿漏れによるにおいや肌のかぶれ・かゆみが気になる人は、ぜひ一度布ナプキンを試してみてくださいね。

経血と多い量の尿漏れが両方気になるとき

では、生理中だけど尿漏れも気になる、そんなときには何を使えばいいのでしょうか。先ほどお伝えしたように、布ナプキンならある程度の尿漏れには使用可能です。経血と尿の両方が気になるときには、どうすれば解決できるのかを一緒に見ていきましょう。

尿漏れ用と生理用の併用も

尿漏れ用と生理用の併用も

経血量が多い。尿漏れも頻繁に起こりやすい。そんなときには、生理用ナプキンと尿漏れパッドのどちらを使えばいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。例えば生理用を使ったら、尿漏れをしたときに溢れてしまいそうで不安…。とっても悩ましい問題ですよね。

尿漏れは常に起こる恐れのあるものなので、基本的にはいつも同じくらいの量。そういう場合は経血量に合わせて選ぶといいでしょう。

生理用ナプキンも尿漏れパッドも水分をしっかり吸収するため、どちらを使っても間違いではありませんよ。強いて言えば経血が多い時は生理用ナプキン、経血が少なくなれば尿漏れ用というように、アイテムを使い分けることで調整してみてください。

ナプキンや尿漏れパッドのこまめな交換がむずかしい場合は、ショーツに布ナプキンの機能を合わせ持つ「吸水ショーツ」に、尿漏れパッドを重ねて使うのがおすすめです。もしくは、ショーツ型の尿漏れパッドにナプキンを重ねてもいいでしょう。どんな形のものを使えば快適に過ごせるか、安心できるかは人それぞれ。色んなパターンを試してみるのが大切です。

布ナプキンは大きめ厚めを選ぶ

布ナプキンは大きめ厚めを選ぶ

「生理用ナプキンと尿漏れパッドの使い分けが大切なのはわかるけど、毎回どれを使うかを考えるのは面倒。」そんな方には布ナプキンがおすすめです。

本来は生理用品として使うことを想定して作られた布ナプキンですが、軽い尿漏れにも対応できるからです。そのほかにも、スポーツ時の汗対策や寒い季節の温活用、おりものや悪露など、布ナプキンの使い道はたくさん!

ただし先述したように、多量の尿漏れとなると不安な要素も。尿漏れに使う場合は、nunonaで採用されている透湿防水布が入った布ナプキン、そして大きめ・厚めの布ナプキンを選ぶようにするとより安心です。

ちょび漏れ程度なら、おりもの用も便利ですよ。生理と尿漏れのどちらに悩む方にも、やさしく寄り添う布ナプキン。ぜひ試してみてくださいね。

布ナプキンなら普段使いもOK!

布ナプキンは、生理の時や尿漏れが気にある時だけでなく、冷えが気になる時にも使えます。洗って繰り返し使えるので、お財布にも優しいんですよ。ここでは生理用や尿漏れ用として使えること以外の、布ナプキンのメリットについて見ていきましょう。

冷えが気になるときも
布ナプキンでほっこり

冷えが気になるときも布ナプキンでほっこり

布ナプキンの魅力は、そのあたたかな肌触りです。女性は何かと下半身が冷えがちで、特に腰周りの冷えに悩んでいる人も多いと思います。腰周りの冷えは、全身の冷えや生理痛などにも影響することがあります。そんなときは、下着の上に布ナプキンを1枚重ねてみましょう。1枚布ナプキンを重ねるだけでも、身体の芯から冷えるような寒さが和らぎますよ。

nunonaでは、通常の布ナプキンのほかに、ショーツ面が起毛素材でできた布ナプキンも販売しています。今のところはおりもの・ライナーサイズだけですが、1枚当てるだけでとてもあたたかいアイテムです。

ボディウォーマーやオーバーパンツは着ぶくれしたり、洋服にラインが響いたりするからちょっと……という人も、布ナプキンなら着ぶくれ・ラインの響きを気にすることなく身体を温められます。さらに冷えが気になるときは、ショーツに小さめの使い捨てカイロを貼り付けて、その上に布ナプキンを当てる「おまたカイロ」を試してみましょう。長時間座りっぱなしの体勢が続くときや、寒い屋外で過ごすときにおすすめです。

繰り返し使えてエコ&経済的!

繰り返し使えてエコ&経済的!

布ナプキンを初めて買うときは、ある程度の枚数を揃えなければならないため、コストがそれなりにかかります。しかし、洗って繰り返し使えることを考えると経済的なところも布ナプキンの魅力です。

布ナプキンの寿命は3~5年程度。3~5年の間ナプキンを買い足さなくて済むことを考えると、とてもお得ですよね。1人の女性が1回の生理で消費するナプキンの枚数が10~25枚だとすると、1回あたり10枚入りのナプキンが1~3袋は必要になります。1ヶ月に1回生理があるとして、1年で12回×3~5年と考えると、結構な金額になるはず。それとは別に尿漏れパッドやおりものシートも買うとなると、さらにお金がかかります。

布ナプキンは、洗う手間はかかりますが、アルカリ性の洗剤を使えば意外と簡単にお手入れできるもの。一度購入すれば長く使い続けられるのであれば、コスパは悪くないですよね。使い捨てではないため生理のたびにゴミが出ることもありません。環境への負荷が小さい点も魅力です。

布ナプキンの効果とメリット

布ナプキンを始めてみよう!

布ナプキンを始めてみよう!

ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。

布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!

布ナプキンの基礎知識
この記事を書いた人
いまむらゆかこ
いまむらゆかこ

大阪市在住のフリーライターです。エステティシャンとスキンケアメーカー勤務を経て、肌や美容・ライフスタイルに関わる記事を中心に執筆。おとな女性に向けたコンテンツを日々作成し、届けています。野良出身の足が短いねこと暮らしています。

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