尿漏れパッドは紙ナプキンで代用できる?

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最終更新日:2022/04/06(水)

ふとした瞬間の尿漏れ、とても困りますよね。ドラッグストアなどには尿漏れ用のパッドも売られていますが、買うのに抵抗があるという人も多いかと思います。「生理用ナプキンで代用できたらラクなのに……」と思っている人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は「生理用ナプキンが尿漏れパッドとして使えるかどうか」について詳しくご紹介します。

生理用ナプキンは
尿漏れパッドとしても使える?

形がほぼ同じで液体を吸収するという点だけを見れば代用できそうな生理用ナプキン。ですが、実際のところはどうなのでしょうか?

生理用ナプキンと尿漏れパッドは別物!

生理用ナプキンと尿漏れパッドは別物!

生理用ナプキンと尿漏れパッドはほぼ同じ形をしていて、液体を吸収するので、一見代用できそうに思えますよね?しかし、吸い取る液体の粘度や臭いが異なるので、代用するのはおすすめしません。生理用ナプキンは、粘度がある経血を素早く吸収できるように作られています。

一方で、尿漏れパッドは粘度のない尿を吸収するために作られているので、生理用ナプキンを尿漏れパッドの代わりにすると、経血がじゅうぶん吸収できずにモレやすくなる・不快感や肌トラブルが起きやすくなるおそれがあるんです。

生理用品は基本的に血液を吸収するもの、尿漏れパッドは尿を吸収するものとして分けて考えましょう。生理用ナプキンを尿漏れパッド代わりにした場合、水分が吸収できず、肌に当たる面がベタつくこともあります。

違いを理解したうえで
短時間応急的に使うのはあり

違いを理解したうえで短時間応急的に使うのはあり

生理用ナプキンは尿漏れパッドの代用品にはなりません。しかし、出先で尿漏れパッドがすぐに手に入らなかったり、生理用品しか手元にないときは、短時間であれば応急的に代用することも可能ではあります。

ただし、生理用ナプキンを尿漏れパッド代わりにする場合、吸収できる尿の量が少なくなったり、尿の臭いが気になったりする可能性がある点は頭に置いておきましょう。やむを得ず生理用ナプキンで尿漏れケアをするのであれば、用途の違いを踏まえたうえで、ごく短時間だけ使うようにするのが賢明です。

生理用ナプキンと尿漏れパッドはどこがどう違うの?

同じ形をしている生理用ナプキンと尿漏れパッドですが、構造を見るとまったく異なるものであるとわかります。構造や機能から2つの違いを見ていきましょう。

尿漏れパッドのほうが
吸収できる水分の量が多い

尿漏れパッドのほうが吸収できる水分の量が多い

尿漏れパッドは、瞬間的に漏れてしまった尿を瞬時に吸収できる作りになっています。経血と比較すると尿はサラサラしているため、吸収に時間がかかると漏れてしまうおそれがあるからです。また、吸収した尿をしっかりキープしておく必要もありますよね。そのため、尿漏れパッドは一般的に20~300mlの水分を瞬間的に吸収して、キープできるよう吸水ポリマーを使っているものが多いです。

経血と比較すると、尿は水分が多くさらさらしていますよね。尿漏れパッドの場合、尿を瞬時に吸収しなければ外に漏れてしまう可能性があります。さらに、ある程度の水分をしっかりと吸収・キープする保水力も必要です。尿漏れパッドは、一般的に20~300mlほどの尿を吸収できるとされています。

一方、生理用ナプキンは、粘度がある経血を吸収するためのものです。粘度がある液体も素早く引き込んでキープできるよう、線状パルプが多く使われています。個人差は大きいですが、一般的に生理の日1日あたりの経血量は30ml程度と言われているため、生理用ナプキンが吸収できる量は20~150ml程度のことがほとんど。

一度にドッと出た粘度の低い水分を素早く吸収するのには限界があります。したがって、それぞれ吸収量と吸収スピードが大きく異なるため、同じものとして使うのは無理があるといえるでしょう。

尿漏れパッドは消臭機能が
付いているものが多い

尿漏れパッドは消臭機能が付いているものが多い

経血は、基本的に対外に排出されたばかりは無臭です。時間とともに雑菌によってタンパク質が分解されることで、嫌な臭いが発生します。一方、尿は臭い成分のアンモニアなどを含んでおり、そのものに嫌な臭いがあるので、尿漏れパッドには消臭機能がある吸水ポリマーが使われていることが珍しくありません。

生理用ナプキンを尿漏れパッド代わりに使うと、消臭機能が十分ではないため、嫌な臭いが気になってしまうおそれがあります。生理用ナプキンのなかには香りつきのものもあり、「それなら臭いも気にならないのでは?」と思うかもしれませんが、尿の嫌な臭いとナプキンの人工的な香りが混ざって、強烈な臭いになってしまうこともあるので、あまり使わない方が良いでしょう。

消臭力に差があることも考えると、やはり生理用ナプキンを尿漏れパッドの代用品として使うのはおすすめできません。

布ナプキンなら尿漏れパッドとしても使える!?

「生理用ナプキンと尿漏れパッドどちらの使い方もできるアイテムってないかな……?」と思っている人には、布ナプキンがおすすめです。

専門店が解説!布ナプキンとは?

布ナプキンなら生理にも
軽度の尿漏れにも対応可能!

布ナプキンなら生理にも軽度の尿漏れにも対応可能!

布ナプキンは、生理だけでなく少量の尿漏れにも対応できるアイテムです。吸水ポリマーを使った尿漏れパッドと比べると吸水量は劣りますが、下着と変わらない肌触りで快適に装着していられるでしょう。ただし、消臭機能はなく、吸収できる量もそれほど多くはないため、尿漏れがあったら早めの交換が必要です。

臭いが気になる時は、布ナプキンにアロマスプレーをすると良いでしょう。アロマオイルの良い香りが付けられるだけでなく、アロマオイルの種類によっては殺菌・抗菌作用も期待できます。アロマオイルを使うときは、浸け置きするときに数的垂らすか、乾いた布ナプキンの防水布面にスプレーするのがおすすめです。

やさしい肌触りで
肌トラブルが起きにくい!

やさしい肌触りで肌トラブルが起きにくい!

布ナプキンは通気性の良いやわらかい布でできているため、使い捨てのナプキン・尿漏れパッドよりも肌トラブルが起きにくいと言われています。

特にnunonaの布ナプキンは、肌に当たる面にやさしい肌触りのオーガニックコットンを採用しているので、肌が敏感でトラブルが起きやすい人にも好まれているんですよ。

オーガニックコットンへのこだわり

蒸れにくいから快適に過ごせる!

蒸れにくいから快適に過ごせる!

使い捨てのナプキンや尿漏れパッドは、モレを防ぐためにビニールやプラスチックが使われており、下着のなかに湿気がこもりがちです。湿気がこもると下着のなかが蒸れ、高温多湿の状態になって雑菌が繁殖しやすくなるため、嫌な臭いや肌トラブルも発生しやすくなってしまいます。

しかし、布ナプキンは使い捨てのものに比べて湿気がこもりにくいので、蒸れや蒸れにともなう不快なトラブルを起きにくいといわれています。特に臭いや肌のかぶれ・かゆみが気になる人は、ぜひ一度使ってみてくださいね。

経血と多い量の尿漏れが両方気になるとき

では、生理中だけど尿漏れも気になる、そんなとき何を使えばいいのでしょうか。先ほどお伝えしたように、布ナプキンなら少ない尿漏れにも対応できるので、両方きになるときはマスト……?では多めの尿漏れに悩んでいる場合はどうしたら解決できるのか一緒に見ていきましょう。

尿漏れ用と生理用を使い分ける

経血と尿漏れが両方気になるとき

夜の経血漏れと多い量の尿漏れが心配なとき、同時に経血もでるなら尿漏れパッドでいいの?と不安にある人もいるかと思います。

生理用を使ったら尿漏れをしたときに溢れてしまいそうでこわい、とっても悩ましい問題ですよね。

尿漏れは常に起こるものなので、そういう場合の使い分けは経血量を参考に変更しましょう。

経血が多い時は生理用ナプキン、経血が少なくなれば尿漏れ用を使い分けるよう調整してみてください。

もちろん、生理用ナプキンも尿漏れパッドも水分をしっかり吸収してくれるので、どちらを使っても間違いではありませんよ。

経血と尿漏れのどちらを優先するかを考えて選ぶとわかりやすいです。

特にどちらがいいなどの決まりがあるわけではないので、自分が快適に過ごしやすい方を選んでくださいね。

布ナプキンは大きめ厚めを選ぶ

経血と尿漏れが両方気になるとき

なんとなく使い分けは大切なのはわかるけど、毎回考えるのは嫌、そんな人には布ナプキンがおすすめです。

布ナプキンは本来は生理用品として使うことを想定して作られているのですが、尿漏れにも対応できるからです。

ただし先述したように少量ならいいですが多量となると不安な要素も。尿漏れに使う場合は、防水布が入ったタイプ、そして大きめ・厚めだとより安心です。

おりもの用を使うならちょび漏れ程度にしてくださいね。生理と尿漏れが両方気になるときでも迷わず使えるところが魅力です。

布ナプキンなら普段使いもOK!

布ナプキンは、生理の時や尿漏れが気にある時だけでなく、冷えが気になる時にも使えます。繰り返し使えるので、お財布にも優しいんですよ。

冷えが気になる時も布ナプキンでほっこり

冷えが気になる時も布ナプキンでほっこり

布ナプキンの魅力は、そのあたたかな肌触りです。女性は何かと下半身が冷えがちで、特に腰周りの冷えに悩んでいる人も多いと思います。そんなときは、下着の上に布ナプキンを1枚重ねてみましょう。たった1枚布ナプキンを重ねるだけで、下半身がスースーするような寒さが和らぎますよ。

nunonaでは、通常の布ナプキンのほかに、ショーツ面が起毛素材でできた布ナプキンも販売しています。今のところはおりもの・ライナーサイズだけですが、1枚当てるだけでとてもあたたかいんですよ。

ボディウォーマーやオーバーパンツは着ぶくれしたり、服にラインが響いたりするからちょっと……という人も、布ナプキンなら着ぶくれ・ラインの響きを気にせずに下半身を温められます。さらに冷えが気になる時は、ショーツに小さめの使い捨てカイロを貼り付けて、その上に布ナプキンを当てる「おまたカイロ」を試してみましょう。長時間座りっぱなしになるときや、寒い屋外で過ごすときにおすすめです。

繰り返し使えてエコ&経済的!

繰り返し使えてエコ&経済的!

布ナプキンを初めて買うときは、ある程度枚数をそろえなければならないため、それなりにコストがかかります。しかし、洗って繰り返し使えることを考えると経済的なところも布ナプキンの魅力です。

布ナプキンの寿命は3~5年程度。3~5年の間ナプキンを買い足さなくて済むことを考えると、とてもお得ですよね。1人の女性が1回の生理で消費するナプキンの枚数が10~25枚だとすると、1回あたり10枚入りのナプキンが1~3袋は必要になります。1ヶ月に1回生理があるとして、1年で12回×3~5年と考えると、結構な金額になるはず。それとは別に尿漏れパッドも買うとなると、さらにお金がかかります。

布ナプキンは、洗う手間はかかりますが、アルカリ性の洗剤を使えば意外と簡単にお手入れできるもの。1度購入すれば3~5年使い続けられるのであれば、コスパは悪くないですよね。使い捨てナプキンと違って生理のたびにゴミが出ることもないので、地球環境への負荷が小さい点も魅力です。

布ナプキンの効果とメリット

布ナプキンを始めてみよう!

布ナプキンを始めてみよう!

ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。

布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!

布ナプキンの基礎知識
この記事を書いた人
sakuranbo
sakuranbo

元美容師として働いていた知識を元に美容系やトレンド、お得情報など様々な記事を執筆しているママライターです。『やらない後悔よりもやって後悔』をモットーに、体当たり人生を謳歌しています。生理痛に悩み、布ナプキンの虜になってから数年にわたって愛用中。快適な布ナプキンライフの紹介ができたらと思います。

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