旅行と生理の日程が被りそう……そんな時、多くの女性は「荷物が多くなる」「生理痛で体調を崩すかも」と心配になると思います。

日帰り旅行ならまだしも、それが宿泊を伴う旅行だったら、なおさら荷物が多くなるのは想像に難くありません。旅先で生理用品を調達する手もありますが、できるなら自分が使い慣れたものを持っていきたいですよね。

でも「生理用品を持っていかずに済むなら、持っていきたくない」というのが本音ではないでしょうか。

どうしても生理と旅行の日程を被らせたくないなら、産婦人科でピルを処方してもらうという手もあります。

しかし、ピルはホルモンバランスに働きかける薬なので、あまり使いたくないと思っている人も多いはず。

何より保険がきかないので、かなりの出費になってしまいます。

旅行と生理がぶつかりそうなときは、生理用品を持っていかざるを得ません。

しかし、ナプキンは枚数が必要な分、かなりの荷物になります。

月経カップは、一度挿入すれば最長12時間交換する必要がない分荷物は少なくなりますが、慣れないうちは交換に手間取るでしょう。

布ナプキンや吸水ショーツの場合、宿泊先で洗って乾燥させる必要があります。

洗濯機があればラクに洗えますが、乾燥させるとなると時間が必要です。また、布ナプキンのなかには乾燥機が使えないものもあるので、その場合部屋に干しておくことになります。

使い慣れた布ナプキンを使いたいと思っても、宿泊を伴う旅行に布ナプキンを持っていくのは少し難しいかもしれません。

使い捨てナプキンを使うと肌が荒れてしまうなど、どうしても旅先で布ナプキンを使いたい人もいると思います。

そんなときは、古くなったり汚れが落ちなくなったりした布ナプキンを持っていきましょう。

外出先で交換したら、後は使い捨てナプキンと同じように捨ててこれるので、宿泊先で洗濯する手間が省けます。

旅先で布ナプキンを使う際は、持ち帰り用の密閉バッグも持っていきましょう。

密閉バッグの中にセスキ炭酸ソーダを入れておくと、旅先で水を入れるだけで簡単なつけ置き容器代わりにもなります。

汚れた布ナプキンを入れる用と乾かなかった布ナプキンを入れる用に最低2枚持っていくと便利です。