産後には布ナプキンがおすすめ
出産では、産後の悪露(おろ)に悩む方が多いです。悪露とは、産後に子宮や膣から排出される分泌物のこと。子宮が回復するまでは悪露が分泌されるため、産後パッドを使用します。
産後パッドと生理用ナプキンにはどのような違いがあるのでしょうか。また、産後パッドを生理用ナプキンで代用することはできるのでしょうか。
今回は、産後の生理用ナプキンの使用についてご紹介します。
産後パッドとは?
「そもそも産後パッドってなに?」という方もいるでしょう。出産を経験しなければ、産後パッドを使う機会はありません。まずは、産後パッドについて詳しくご説明します。
産後の悪露(おろ)の
ためのパッド
産後パッドは、 出産後の悪露の対処に使用する衛生用品 です。「産褥パッド」「お産パッド」とも呼ばれます。
個人差はありますが、悪露は産後およそ1〜2ヶ月の間続きます。生理時の出血量より多いため、産後パッドを使用して悪露を吸収するのです。生理用ナプキンと同様に、一定時間経ったら取り替えて使用します。
悪露のほかにも、破水時にも使用することがありますよ。産前産後には欠かせないアイテムです。
生理ナプキンとの違いは
産後パッドは生理用ナプキンによく似ていますが、 形・大きさ・厚みが違います。 生理用ナプキンよりもおむつに近いです。
一般的に、悪露は生理時よりも出血量が多いため、生理用ナプキンでは十分に吸収できずに漏れてしまいます。吸収量が多い産後パッドを使えば、しっかり吸収してくれるので安心です。
悪露は子宮の回復とともに量が減っていきます。量が少なくなったら生理用ナプキンを使用しても問題ないでしょう。悪露は個人差があるため、自分の状態に合わせて産後パッドと生理用ナプキンを使い分けると快適に過ごせますよ。
産後の悪露による負担
産後は悪露が1〜2ヶ月もの期間続くため、身体への負担がかかりやすいです。どのような負担があるのかを知っておくと、対策を立てられますよ。詳しく見ていきましょう。
肌トラブル
出産後の身体はデリケートになっています。特に、会陰切開をした場合は傷口が痛むでしょう。長期間にわたり悪露が分泌されるため、肌はダメージを受けやすい状態です。
悪露の期間は、肌への負担から デリケートゾーンのかゆみやかぶれといった肌トラブル が起こりがち。敏感肌の人はつらい思いをしやすいでしょう。
ただでさえ出産後は体力を消耗しているため、産後の悪露で不快な状態が続くのは嫌ですよね。
体の冷え
産後は、身体の冷えに注意が必要です。ずっと悪露が分泌されている状態では、デリケートゾーンも湿度の高い状態になり、冷えにつながります。
身体が冷えると、血液の流れが滞りやすく、体力や傷の回復が遅れる可能性 も。免疫も落ちやすいです。
冷えは万病の元ともいいます。産後で身体が弱っているときこそ、冷え対策をしておきたいものですね。
産後には
布ナプキンがおすすめ
産後すぐの悪露には吸水力の高い産後パッドが適していますが、落ち着いてきたら布ナプキンの使用がおすすめです。布ナプキンは、自然素材で肌に優しく、布ならではのぬくもりで身体を温めてくれます。産後に布ナプキンを使用した人の声を見てみましょう。
産後用です☆
産後の悪露対策に購入ー( ^ω^ ) 切れたおまたに紙のナプキンが擦れていたかったので、すごく助かりました♪ これから出産する方にオススメです☆ いっぱい買ったので、母乳パット代わりにもしちゃってます笑
会陰切開した方は、肌への擦れが気になりがち。布ナプキンを使えば、肌への擦れも気にならなくなります。
やわらかあったか
布ナプキンデビューに購入しました。 ケミカルの違って柔らかいあったかい オリモノ用に毎日ケミカルライナーを使っていたので体への負担を考えて以前から気になっていた布ナプキンを…。 使用感は大満足です☆これから増やしたいです☆ 産後でクロッチ部分の幅が広めのショーツを使用しているので、個人的にはもう少し幅があるナプキンがあったら嬉しいなぁ☆/p>
一般的な使い捨てナプキンとの違いを実感して、大満足のご様子ですね。
この記事を読んだ人へ
おすすめ商品
nunonaのおすすめ商品
-
おすすめ特集
-
布ナプキン
-
布ナプキン吸水ショーツ
-
その他グッズ