水分をこまめにとることは大事なのですが、過剰摂取は膀胱に良くない影響をもたらすことも。 あまりにも尿意を感じる回数が人より多い場合、一日の水分の摂取量を一度考えてみましょう。

カフェインや冷たい飲み物も尿意を感じやすくしてしまうので注意が必要です。一日に必要な水分量は食べ物に含まれる分も含め、約2.5リットル。大量に汗をかくときなどはその分プラスして飲んでくださいね。

水分のとりすぎが尿漏れの原因になっている場合、適度な量にすればすんなり解決することもあります。

トイレを我慢しすぎていると、トイレに行くまでに尿意が我慢できずに尿漏れしてしまうことも。 尿が溜まっているのに我慢すると、ちょっとした腹圧により溜まった尿が漏れてしまいます。

就寝時の尿意に悩んでいる人は寝る前に水分をとりすぎない、利尿作用のあるカフェインなどを控えるなどしましょう。

就寝時に2回以上尿意で起きる場合は一度病院で診察してもらうことをおすすめします。

膀胱は骨盤底筋という筋肉で支えられています。しかし 骨盤底筋が緩むと尿道を閉じる力が弱まるので尿漏れしてしまうことも。

女性は特に、妊娠・出産、女性ホルモンの低下などが原因となっています。

加齢や肥満などでも筋力が弱まるので、誰しもがなりうる可能性があります。

膀胱に溜まった尿が多くなってくると、尿意を感じます。

身体が冷えると膀胱が収縮しやすくなり頻繁に尿意を感じやすくなるほか、 膀胱が収縮した状態が続けばすぐに膀胱がいっぱいになってしまいます。

冷え性だと尿漏れ以外にも様々な弊害を起こすことがあるので、軽く考えずに対策をしましょう。

筋力の衰えには軽い運動がマスト。 激しい運動よりも継続しやすい軽めの運動を続けることがポイントです。

ウォーキングやストレッチなど簡単にできる運動をしましょう。肛門にキュッと力を入れる、スクワットをするなどお腹周りの筋力を意識したトレーニングもおすすめ。

無理ない程度の運動を毎日継続して続けてくださいね。

生活習慣を見直したり、運動したりしてもすぐには解決しない、そんなときは尿漏れしても大丈夫という環境にしてみてはいかがでしょうか。

下着に布ナプキンをつけておくと尿漏れしても安心です。最初から尿漏れしてもいいや、と 開き直っているとストレスが少なくなるほか、尿漏れしても落ち込みません。

常にトイレのことを考えて辛い場合にも布ナプキンが役に立ちます。