40代からの尿漏れ対策
男性に比べて尿道が短い女性はもともと尿漏れが起こりやすいですが、特に40代からはグンと増えると言われています。
「水分摂取が多かったときや、身体が冷えたときにたまたま漏れてしまった」という程度であれば問題ありませんが、頻繁に起こる場合は適切な対策が必要です。
今回は、40代からの尿漏れ対策についてご紹介します。
40代から尿漏れが
多くなるのはなぜ?
女性は40代になると尿漏れが増えると言われていますが、その理由はどこにあるのでしょうか?
出産経験者が多いため
尿漏れの主な原因の一つが骨盤底筋のゆるみですが、この骨盤底筋は出産経験と深いつながりがあります。
経膣分娩による出産をした場合、骨盤底の筋肉と線維組織が大きく引っ張られるため、骨盤底筋がゆるみやすい状態に。
出産経験者の中でも、特に2回以上経験がある女性は骨盤底筋へのダメージが大きく、発症率が高いと言われています。
肥満になりやすいため
40代の女性は更年期に差し掛かりますが、この時期には筋肉量の減少や女性ホルモンの低下によって肥満が起こりやすくなります。
この肥満には尿漏れと関係があると言われていて、減量することで改善されるケースも。
最近急激に体重が増えたという方は、それが尿漏れの原因となっている可能性も考えられます。
気軽にできる尿漏れ対策
「尿漏れは気になるけど、手間がかかる方法はちょっと…」と考えている方が多いですよね。そこで、ここからは気軽にできる尿漏れ対策をご紹介します。
骨盤底筋体操をする
気軽に尿漏れ対策をしたいときは、仰向けに寝て行う「骨盤底筋体操」がおすすめです。
まずは足を肩幅くらいに開いて仰向けになり、両ひざを軽く立てます。その状態で肛門と膣を上に吸い上げるイメージでキュッと力を入れ、そのまま10秒間キープしましょう。その後は30秒くらいリラックスして、この手順を10回くり返します。
慣れてきたら、できる範囲でキープする秒数や回数を増やしていくといいでしょう。
日常的に骨盤底筋を使う
この体操で骨盤底筋を使う感覚を覚えたら、次は日常のさまざまな場面で骨盤底筋を使いながら過ごしてみましょう。
立って家事をしているとき、イスに座ったとき、トイレで用を足した後などに「締めて緩める」動作を繰り返すことで、効果的に骨盤底筋を鍛えることができます。
骨盤底筋の筋力がアップすれば尿道を閉じる力も強まるので、ひどい尿漏れが起こる機会も少なくなるはずです。
尿漏れ対策には
布ナプキンがおすすめ
尿漏れ対策には骨盤底筋を鍛えること以外に、布ナプキンを使うのもおすすめです。
布ナプキンは
かぶれが起こりにくい
市販の尿漏れパッドは使い捨てできて便利ですが、ビニールなどの合成繊維でできているため蒸れやすく、かぶれが起こりやすいというデメリットも。
その点、布ナプキンは綿素材で通気性が良く、かぶれが起こりにくいので安心して使用できます。
肌が弱く荒れやすい方は特に、尿漏れ対策に布ナプキンを使うのがおすすめです。
身体を冷やさず使える
40代の女性は尿漏れだけでなく、身体の冷えも悩みのタネとなることが多いもの。布ナプキンは布を何枚も重ねた構造になっているので空気の層ができ、span class=”maker-yellow fw-b”>身体を冷やさず使うことができます。
また、布ナプキンで身体を温めると膀胱への刺激が起こりにくくなるため、尿意を頻繁に感じるのを防ぐ効果も期待できます。
ぜひ気軽にできる尿漏れ対策の一つとして、布ナプキンを活用してみてください。
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