生理用品を安く買う方法は?
ただでさえ憂鬱になりがちな生理期間。生理痛やPMSに悩まされることや、経血の漏れを不安に感じることも多いですよね。必要な生理用品を毎月準備しておく手間やコストも、気になるポイントです。どうせ必要になるものだからこそ、少しでも安く買う方法があれば知っておきたいですよね。
今回は生理用品をはじめとする女性ならではの支出と、「生理用品はどこで買うのが安い?」という疑問にお応えしていきます!使い捨て以外の生理用品の選択肢についても解説するので、ぜひ最後までご覧くださいね!
生理用品にかかる費用はどのくらい?
普段何気なく購入している生理用品ですが、あらためてどれくらいの費用がかかっているかを計算したことはありますか?使い捨てのナプキンであれば10~20枚ほどが入って300円前後で購入できるものが多いため、それほど高く感じません。しかし購入したものをまとめて計算してみると、意外に費用がかかっている場合が多いかもしれません。では、実際にどのくらいかかっているのかを見ていきましょう。
生理用品の支出はどれくらい?
使い捨てナプキンやタンポンなど、1回の生理に必要な生理用品をひと通り揃えると、1ヶ月1,000円ほどになるのではないでしょうか。もちろん個人差があるので、それほど金額がかからない方もいれば、さらに費用がかさんでしまう方もいるでしょう。家族に女性が数人いれば、その人数分が必要になります。
仮に1ヶ月の生理用品に1,000円ほど使うとして、1年間にかかる費用は12,000円。12,000円と聞くと、結構費用がかかっているという印象があるかもしれません。
さらに、女性が一生のうちに使う生理用品を計算すると以下のような金額になります。
女性の一生の平均的な生理期間を13~51歳(38年間)とし、生理用品の月額支出を約1,000円とした場合、1,000円×12ヶ月×38年間=456,000円。これは、妊娠や授乳期間による生理のない期間を抜いた計算のため、生理周期や閉経時期、妊娠や出産の有無によって大きく異なります。
しかし38年間生理があることを仮定すると、一生のうちに女性が使う生理用品の金額の目安は、456,000円です。長期的に見ると、家計への負担がとても大きいことがわかりますね。これらにプラスして、おりものシートや生理用ショーツなどの費用がかかる場合もあります。
生理用品のほかにこんな支出も
生理用品だけでもかなりの費用がかかりますが、中には婦人科系の病院へ通院している方や、重い生理痛などにより鎮痛剤を服用している方もいるでしょう。
また、低容量ピルを服用して生理にまつわる不調を調整している方もいますよね。低容量ピルを1か月1シートとした場合、月々約1,500円~3,000円の費用がかかります。1年間の支出は、およそ18,000円~36,000円です。
お腹や腰を温めるためにカイロを購入したり、サプリメントを常備している方もいるでしょう。細かい支出まで計算すると、生理用品やそれにまつわるものにかなりの金額がかかることがわかります。一生付き合う生理だからこそ、毎月かかる費用をなるべく安く抑えたいと考えるのは、当然のことです。
現代の女性たちは昔の人に比べると、一生のうちの生理の回数が格段に増えていると言われています。それは、子供を何人も産む人が多かった時代に比べ、現在は子どもを産む数が減り、平均寿命が延びていることなどもかかわっています。その分たくさんの生理用品が必要になるだけでなく、子宮に負担がかることから婦人系の不調にまつわるリスクが上がることも考えられます。
生理用品を
安く買う方法はある?
1回の生理につき、生理用品にかかる費用はおよそ1、000円。それが毎月毎年と、年を重ねるごとにどんどん金額は膨らんでいきます。必ず使用するものなので、少しでも安く買うことができれば、嬉しいですよね。
生理用品をまとめ買い
生理用品は、そのときに必要な分だけをこまめに購入している方も多いはず。しかしスーパーやドラッグストアでは「2個で〇〇円!」などまとめ買いをすると、1個あたりの値段が割安になる場合があります。生理用品は軽いですがかさばるため、ストックする場所に余裕があればまとめ買いも検討してみてくださいね。できるだけ同じお店で購入するようにするとポイントが活用できたり、セールの日を狙って買い物もしやすくなります。
コンビニなどではナプキンを少ない枚数で購入できるので、急に生理用品が必要になったときには便利です。しかし、節約向きではありません。
使い捨ての生理用品を使い続けるならなるべくまとめ買いをして、急に生理がきたときにもコンビニを利用せずに済むよう、職場などにもいくつか置いておくといいでしょう。
生理用品をネットで購入する
ネットショップで生理用品などの消耗品を購入する方は意外に少ないかもしれませんが、お得に購入できることがあるので、ネットショップも狙い目です。
時間や場所を気にせず購入できるうえに、かさばる生理用品を自宅まで届けてくれるので、お店から持って帰るのが大変な場合や、人目が気になる場合にも便利ですよ。
近所のお店には置いていないような種類の生理用品を、安く購入できるかもしれませんね。
キャンペーンや
ポイント還元を狙う
実店舗でもネットショップでも購入するときに確認したいのが、キャンペーンやポイント還元です。カードや電子決済を使用すればさらに商品を安く購入できることがあります。その時々のキャンペーン情報や、事前にエントリーが必要かどうかを確認しておきましょう。
大切なのは、利用するお店やクレジットカード、電子決済を1.2つに絞ること。色んなサービスを利用すれば、ポイントなども分散して溜まりづらくなってしまうことに。ポイント還元率が高い期間はカードや電子決済を利用して、低い期間はポイントを有効活用するなどして、無駄なく費用を節約しましょう。
生理用品は使い捨てずに
繰り返し使えるものを
まとめ買いやセールを狙って生理用品にかかる費用を抑えようとするのは、とても大切なことです。そして、今は生理用品の選択肢がとても増えていることにより、コストの削減やゴミを減らすアイテムなども増えてきています。すべてをそれらのアイテムに切り替えるわけではなくても、一部活用することで節約などにも役立つかもしれません。
肌にも、環境やお財布にも
やさしい布ナプキン
今、エコの観点からもとも注目されている布ナプキン。洗濯しながら繰り返し使えるので、ゴミの削減にもつながります。 使い方は使い捨ての紙ナプキンとほぼ同じなので、初めての方でも取り入れやすいのが特徴 です。布ナプキンを下着にのせて、スナップボタンで固定するだけ。交換のタイミングも、使い捨ての紙ナプキンと変わりません。
布だから経血が漏れてしまいそう…と心配するかもしれませんが、実際は経血をしっかりキャッチできるアイテムなんです。nunonaの布ナプキンは「透湿防水布」を採用し、経血をしっかり受け止めながら湿気は逃す優れモノです!経血漏れがおこりにくいのはもちろん、ムレやかぶれ対策にもなるのです。
布ナプキンの価格は1枚1,500円前後。使い捨てに比べると高く感じますが、大切に使えば3-5年ほど使えるので、長期的に見るとかなり安く済むと考えても良さそうです。
履き心地抜群!吸水ショーツ
下着と同じように履くだけで、経血を吸収してくれる吸水ショーツ。まるで下着感覚のため、生理用品にありがちなゴワゴワと感じるわずらわしさから解放されるかもしれません。ショーツのラインが洋服にも響きにくく、おしゃれも楽しめます。
布ナプキンと同様に洗濯が必要ですが、繰り返し洗いながら使えるので経済的。吸水量が多いタイプなら、数時間おきにトイレで交換する必要もありません。替えの生理用品を持ち歩かずに、長時間使用できるのも吸水ショーツの魅力です。
「吸水ショーツを使ってみたいけど、はじめはちょっと心配…」という方はまずは短時間から、布ナプキンや紙ナプキンを重ねて使ってみるのもおすすめですよ。
スポーツ時などにも便利な月経カップ
日本で月経カップを使っている人はまだまだ少ないかもしれませんが、欧米などではとても主流な生理用品です。膣内に挿入して、中に溜まった経血を定期的に捨てて使用します。
最初のうちはカップを取り出して装着しなおすのに手こずることがあるかもしれませんが、慣れればとても快適。スポーツなどで身体を動かすときにも適しています。出費が抑えられるだけでなく、荷物が少なくなったり、デリケートゾーンのムレやかぶれを防ぐことにも役立ちますよ。
生理用品にかかる費用や、安く買う方法などを解説してきました。生理にかかる費用をなるべく抑えることも大切ですが、今よりももっと快適に生理期間を過ごすためには、自分に合ったアイテムを見つけることも重要です。布ナプキンや吸水ショーツ、月経カップなどたくさんの選択肢の中から、まだ使ったことのないアイテムもぜひチェックしてみてくださいね!
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