話題の「吸水ショーツ」その衛生面は?
最近話題の「吸水型生理用ショーツ」ですが、SNSなどでの反応を見てみると「便利そう!」「使ってみたい!」という声の一方で「衛生面が不安」「お手入れがめんどくさそう……」といった声も聞かれます。
生理用品生理用品は直接肌に触れるものだからこそ、衛生面が気になりますよね。臭いや雑菌の繁殖や肌トラブルで快適に使えないのでは、買うのも躊躇われてしまいます。そこで今回は「吸水型生理用ショーツの衛生面」ついてお話します。
吸水型生理用ショーツとは?
ナプキンを当てて使う一般的な生理用ショーツは、防水布が張られている以外は普通のショーツと変わりません。では、吸水型の生理用ショーツとはどんなものなのでしょうか?今話題のフェムテック製品、「吸水型生理用ショーツ」の特徴をみていきましょう。
ナプキン要らずで過ごせる生理用ショーツ?
吸水型生理用ショーツは、クロッチ部分に吸収体が入っていて厚みがあり、ショーツそのものが経血を吸収してくれる生理用ショーツです。軽い日であればナプキンやタンポン要らずで過ごせると謳っている製品も多く、新しい生理用品として注目を集めています。
新しい生理用品としてメディアなどでも取り上げられることが増えていますが、「多い日は溢れたりモレたりしそう……」「長時間穿き続けるのは、ムレや臭いなどが気になりそう」「衛生面が不安」という声が根強くあるのも事実です。
しかし、実際は透湿防水布といって、水は通さないのにムレにくい素材を使うなど、長時間でも快適に使えるような工夫がされています。
溢れたり漏れたりするのは、自分の経血量に合った吸水量の吸水ショーツを選べば心配せずに済みますよ。1回あたりの生理で出る経血量は、個人差はありますが、20~140mlとされています。吸水ショーツの吸水量はパッケージに「ナプキン〇枚分」あるいは「〇ml」などと書かれているので、参考にしてみましょう。
あくまでも終わりかけの日やなりそうな日に使うのがベター
吸水型生理用ショーツには、ナプキン交換のわずらわしさから解放される、フィット感がある・ズレにくいなどのメリットもあります。
終わりかけの日や、そろそろ生理になりそうな日などは、穿いておくと安心感がありつつも、生理用品の存在を気にせずに快適にすごせますよ。ナプキンと違って2~3時間おきに交換しなくていいのも魅力です。
経血量が少し多い日は、月経カップやタンポンと併用するとモレやムレの不安を軽減しながら、生理を気にせずにすごせますよ。
吸水型生理用ショーツの衛生面は大丈夫?
同じショーツを1日中穿くくことを考えると、衛生面が不安になりますよね。経血が長時間肌に触れることで起こる肌トラブルやムレ、臭いなどを気にする女性は少なくありません。
吸水型生理用ショーツを使うときは、次のことに気をつけましょう。
長時間同じ生理用品を使うのは避けたほうが良い
どんな生理用品にも言えることですが、長時間同じ生理用品を使うことは避けるのが賢明です。
ナプキンであれば2~3時間おきに交換する、月経カップであれば連続装着可能時間を超えないようにする、など定期的に生理用品を交換しましょう。定期的に交換すると、長時間経血が肌に付くことで起こる肌トラブルや、気になる臭いも抑えられますよ。
吸水ショーツでもそれは当てはまります。ですので防臭機能が付いている吸水型生理用ショーツであっても、可能であれば半日に1度は穿き替えるようにしましょう。穿き替えることで、経血があふれて服を汚してしまう心配もなくなるほか、衛生面でも気になりにくくなるでしょう。
雑菌が繁殖すると思わぬ肌トラブルの原因に!
長時間同じ生理用品を使うことは、思わぬ肌トラブルの原因にもなります。というのも、経血が肌に付くことで刺激となり、かぶれやかゆみなどが起こりやすくなるからです。
経血は水分でもあるため、肌についたままになると肌がふやけて、動いたときにこすれるなどで痛くなることも。
吸収量を超えた経血はなかか布面に吸収されないので、きちんと交換時期を守ることが大切です。
経血を養分にして雑菌が繁殖すると、膣炎などの病気につながることもあるので、生理用品は適宜交換してください。
衛生面を考えた吸水型生理用ショーツの穿き方
交換のタイミングやモレ・ズレを気にせずに過ごせる吸水型生理用ショーツですが、経血量が多い日や、ドロッとした粘度のの高い経血が出る日は注意が必要です。
粘度の高い経血は、サラサラした経血と違い、吸水ショーツに吸収されにくいため人によっては経血が長時間肌に触れて肌トラブルが起きやすくなることも考えられます。
ドロッとした経血が出ているときは、交換が簡単なナプキンや、肌に経血が触れない月経カップ・タンポンなどを使うと良いでしょう。
どうしても吸水型生理用ショーツを使いたいのであれば、こまめにトイレに行って、ショーツの表面に残った経血をトイレットペーパーでふき取るようにしてください。
多い日でも吸水ショーツを衛生的に使うには?
吸水ショーツは基本的に生理のはじまりや終わりかけの少ない日に使用することをおすすめしていますが、多い日でもやっぱり使いたいという人もいることでしょう。
では、多い日で衛生的に使うためのポイントはあるのでしょうか?ここからは、吸水ショーツをもっと快適に使うための方法をご紹介します。
衛生的に使うなら交換がマスト
やはり一番はこまめな交換が衛生的に使用する方法です。
ただ、布ナプキンと違ってショーツ自体を穿きかえる必要があるため、交換するハードルは高くなります。
さらに交換する際は、替えのショーツを持ち歩く必要があります。その際は布ナプキンと同じようにポーチなどに入れ、使用済みのものを入れる袋も持ち運びましょう。
薄手の吸水ショーツを持ち歩く
そうはいっても、持ち運ぶのにちょっと不便という声もあります。その際は、薄めのタイプがおすすめです。
薄めだとこまめに変える必要がありますが、嵩張りにくいので邪魔になりにくいでしょう。
経血量が多い日は交換頻度が上がる分、持ち運ぶ枚数も増えてしまいますが、衛生的に使えます。
他の生理用品と吸水ショーツを併用する
どうしても吸水ショーツを使いたいけど「持ち運ぶものも少なくしたい」「こまめに交換するのは厳しい」そんな人も多いかと思います。そんなときは、吸水ショーツと一緒に他の生理用品を併用して使ってみてはいかがでしょうか。
例えば、家を出るまでは「吸水ショーツ×その他の生理用品」、外出する前に吸水ショーツだけにすると綺麗な状態から外出できるので、交換するタイミングを後に遅らせることができます。
おすすめの併用アイテムはタンポンや月経カップです。もともと少し厚みがある吸水ショーツには膣に入れて使う生理用品だとごわつきが少なく使いやすいでしょう。
月経カップやタンポンを使い慣れていない人は始めのうちは漏れないかドキドキするものです。そんなとき吸水ショーツを穿くことで、二重の対策になり安心感もアップします。
上手に吸水ショーツを取り入れて快適な生理ライフを目指しましょう。
正しいお手入れで衛生的に!
吸水型生理用ショーツを使うのであれば、正しい方法でお手入れをして、衛生的な状態をキープしましょう。ここからは、吸水型生理用ショーツの正しいお手入れの方法をお伝えします。
吸水型生理用ショーツの洗い方
吸水型生理用ショーツは、40℃以下のぬるま湯で洗いましょう。経血はタンパク質でできているので、高い温度で洗うと固まって落ちなくなってしまいます。
吸水型生理用ショーツを洗うときは、それぞれのショーツの洗濯表示に従うのが原則です。基本的な洗い方は、水またはぬるま湯にしばらく浸けてから、水がきれいになるまですすぎます。
経血が落ちたらネットに入れて洗濯機で洗いましょう。柔軟剤を使うと経血を吸収しにくくなってしまうので、柔軟剤はできるだけ使わないでください。
吸水型生理用ショーツの
乾かし方
吸水型生理用ショーツは、完全に中まで乾かしてから着用しましょう。特に、吸収体が入っているクロッチ部分は厚みがあり、一般的な生理用ショーツに比べて乾きにくいです。
生乾きの状態で着用すると雑菌が繁殖しやすくなるので、風通しの良い場所で長めに乾かしたり、アイロンが使えるものであれば、クロッチ部分にだけ低温でアイロンを当てるなどの工夫が必要です。
交換することを考えるなら布ナプキンがおすすめ
吸水型生理用ショーツは、その形から外出先で交換するのには不向きです。こまめに交換できる・外出先で交換できるエコな生理用品を使いたいのなら、布ナプキンがおすすめです。
布ナプキンは、使い捨てナプキンと同じような形をしているため、外出先でも簡単に交換できます。
洗う手間がかかるのは吸水型生理用ショーツも同じです。長時間交換できない吸水型生理用ショーツの衛生面がネック……という人は、布ナプキンの使用を検討してみましょう。
相性抜群な「布ナプキン」のメリット
素材にこだわって作られたnunonaの布ナプキンは、ふんわりとした肌触りの良さが大きな魅力です。肌触り以外にもたくさんの魅力があるので、早速お伝えしましょう。
デリケートゾーンの肌トラブルが起きにくい
nunonaの布ナプキンは、やわらかな肌触りで通気性の良い、オーガニックコットン素材を使って作られています。ナプキンによるかぶれやヒリつきなどは、長時間経血が肌に触れたり、ナプキンがムレた肌にこすれることで起きます。
しかし、通気性が高く、ふんわりとした肌触りの布ナプキンは、長時間経血が肌に触れたりムレたりしにくいため、肌トラブルが起きにくい生理用品と言えます。
経血の臭いが気になりにくい
経血独特の嫌な臭いは、排出された経血を養分に雑菌繁殖する際に発生します。生理中のショーツ内部は、常に高温多湿の状態なので、雑菌が非常に繁殖しやすい状態です。
しかし、布ナプキンは通気性が良いためムレにくく、ショーツの中が高温多湿になりにくい生理用品です。高温多湿になりにくい分、雑菌が繁殖しにくいので、経血独特の嫌な臭いが気になる人はぜひ一度試してみてください。
生理期間中はにおいに悩むという方もいるでしょう。布ナプキンに変えれば、気持ち良い使い心地を実感できますよ。
体が冷えにくく、防寒にも役立つ
布ナプキンは、使い捨てナプキンに比べてふんわりとした肌触りで、あたたかさを感じやすいのも魅力です。
生理中でなくても、クロッチ部分に布ナプキンを重ねるだけで、重ね着しているような暖かさが感じられます。>冬場などは、布ナプキの下に小さな使い捨てカイロを入れると、よりあたたかく過ごせますよ。
おりものシートとしても使える
布ナプキンは、生理中の経血を吸収するだけでなく、平常時のおりものシートとしても使えます。nunonaではおりもの用のコンパクトな布ライナーを販売しており、ごわごわしないスリムな着け心地が人気です。
おりもの用の布ライナーももちろん肌触りの良いオーガニックコットンで作られているので、下着の着心地そのままに、おりものによって下着が汚れるのを防げます。
長く使えて経済的
布ナプキンは、1度買えば平均3年程度は同じ製品を使い続けられます。そのため、布ナプキン1枚当たりの価格は紙ナプキンと比べて高めですが、何度も買い足す必要がない分、長期的に見てコストが安く済みます。
また、使用後に洗って繰り返し使うことで、ゴミの排出量を減らせるのもメリットです。
nunonaの3D布ナプキンならもっと快適!
布ナプキンデビューを考えている人には、nunonaの「3Dタイプ」がおすすめです。ノーマルタイプにはない3Dタイプならではの魅力をご紹介します。
衛生面が気になる人にもおすすめ
nunonaでは、吸収体の中央部分が防水布に縫い付けられていない「3Dタイプ」の布ナプキンも販売しています。3Dタイプの布ナプキンは、吸収体を簡単に裏返して洗えるため、お手入れしやすいのが魅力です。
ノーマルタイプに比べて短時間で乾きやすいので、布ナプキンの衛生面や乾きにくさが気になる人にもおすすめです。
2つのボタンでサイズ調整OK!
nunonaの布ナプキンには、スナップボタンが2つ付いています。手前のボタンと奥のボタンを使い分ければ、ショーツのクロッチ幅に合わせてしっかり固定できますよ。
使い捨てナプキンと違って粘着テープを使っていないので、ショーツが傷みにくいのも布ナプキンならではの魅力です。
布ナプキン専門店が開発した
布ナプキン吸水ショーツ
お客様の声を実現した
新しい吸水ショーツ
品質が高い製品をリーズナブルな価格で提供するために、お客様の声を元に、1年以上かけ製品開発に尽力したnunonaの「布ナプキン吸水ショーツ」がついに登場!
布ナプキンとショーツが一体型になったnunonaオリジナルの「布ナプキン吸水ショーツ」は、布ナプキンの肌触りや着け心地はそのままに、履いて使える生理用ショーツという新しいタイプの布ナプキンです。
nunonaの布ナプキン吸水ショーツは、ゆったりとした履き心地と経血をしっかり吸収してくれる機能性が特徴。吸収面の生地には世界基準のオーガニックコットン100%を使用し、ふんわりとしたやさしい着け心地です。
ショーツ面の生地は締め付けすぎないような伸縮性を持たせ、オーガニックコットンをメインで使用。生理の日でもストレスフリーに過ごせるよう、履き心地が軽やかなショーツを目指しました。
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