吸水ショーツとは、名前の通り経血を吸収してくれるショーツを指します。ショーツが経血を吸収してくれるので、軽い日であれば、ナプキンを当てずにそれ1枚で過ごせるのが魅力です。

吸水ショーツは、長時間ナプキンが交換できない仕事中や旅行中に活躍します。こまめにトイレに行って交換しなくても、8時間～12時間はモレを気にせず履いていられるからです。生理になりそうなときは、あらかじめ履いておく・バッグやロッカーに入れておくと安心ですよ。ただし、経血量が多い日は経血を吸収しきれず溢れてしまうも。そんなときは月経カップやタンポンなどと組み合わせて使うと良いでしょう。

吸水ショーツの価格は、2000～5000円と幅があり、吸水量が多いものほど高くなる傾向にあります。生理期間を吸水ショーツだけで過ごすとなると、枚数を揃えなければならないため導入コストがかさむ点はデメリットです。

吸水ショーツのお手入れ方法はとても簡単です。布ナプキンと違い、アルカリ性の洗剤を溶かした水に浸け置く必要はありません。水で経血の汚れが出なくなるまですすいだ後、洗濯機に入れていつも通りに洗えばOKです。

ただし、厚みがあって乾きにくい点は要注意。中までしっかり乾かしてから、着用するようにしましょう。生乾きの状態で着用すると雑菌が繁殖しやすくなり、不衛生です。

商品によっては乾燥機が使えないものもあるので、洗い替え用に最低3枚持っておくとローテーションできます。

吸水ショーツとひと口に言っても、様々な形があります。オーソドックスなショーツから、ヒップハングタイプ・Tバックタイプ・ボクサータイプ・スパッツタイプなど、メーカーによってラインナップが異なるのでチェックしてみましょう。

おなかの冷えが気になる人は、ウエスト部分をすっぽり覆ってくれるハイライズタイプがおすすめです。生理中もアクティブに過ごしたい人は、ボクサータイプやスパッツタイプを選ぶと横モレが防げます。

ヒップハングやTバックタイプはラインが響きにくいので、下着のラインが気になる人や、おしゃれに気を使う人にぴったりです。レースを使用した薄手のものであれば、さらにおしりまわりがすっきりします。

吸水ショーツを選ぶときは、サイズもしっかりチェックしましょう。ゆったりとしたサイズのものを選ぶと、体とショーツの間に隙間ができ、そこから経血がモレてしまうことがあります。

大きいサイズか小さいサイズかで迷ったときは、小さいサイズを選ぶのが正解です。体にフィットする吸水ショーツであれば、隙間からのモレを気にせずに過ごせますよ。

ただし、体にフィットする吸水ショーツは、厚みがある分ムレが気になるのも事実。そんなときは、薄手のものを選ぶか、別な生理用品の使用を検討してみましょう。

吸水ショーツのムレが気になる人におすすめなのが、布ナプキンです。布ナプキンは、使い捨てナプキンとほとんど変わらない形で、初心者でも簡単に使えます。繰り返し洗って使える・経血を吸収するという点は吸水ショーツと変わらないので、エコ＆サステナブルな生理用品を使いたい人にもぴったりです。

布ナプキンの魅力は、なんといってもその肌触り。ふんわりとした柔らかい肌触りとムレにくさは、使い捨てナプキンの比ではありません。使った後に浸け置き・予洗いする手間はかかりますが、吸水ショーツのムレが気になる人はぜひ使ってみてください。

nunonaでは、経血量に合わせて選べる様々な長さ・厚さの布ナプキンを販売しています。布ナプキンデビューにぴったりの「30日間お試しはじめてセット」もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

これまで生理用品と言えば使い捨てナプキンやタンポンというイメージでしたが、最近は吸水ショーツの他、布ナプキンや月経カップなど新しいものが続々と登場しています。

長時間トイレに行けないときは月経カップやタンポン・吸水ショーツ、おでかけするときは使い捨てナプキン、リラックスタイムには肌触りの良い布ナプキンというように、自分の気分やコンディションに合わせて使い分けてみましょう。

生理用品を使い分けることで、憂鬱になりがちな生理期間も心晴れやかに過ごせますよ。

nunonaの布ナプキン吸水ショーツは、ゆったりとした履き心地と経血をしっかり吸収してくれる機能性が特徴。吸収面の生地には世界基準のオーガニックコットン100％を使用し、ふんわりとしたやさしい着け心地です。

ショーツ面の生地は締め付けすぎないような伸縮性を持たせ、オーガニックコットンをメインで使用。生理の日でもストレスフリーに過ごせるよう、履き心地が軽やかなショーツを目指しました。