もう悩まない!お洗濯方法を徹底解説
「布ナプキンってお洗濯が大変なんでしょ?」「そこまで手間をかけたくない・・・」など、めんどくさそうという声が多い布ナプキンのお洗濯。
面倒に思われがちな布ナプキンのお洗濯ですが、意外と簡単なんです!
そこで今回は、布ナプキン専門店のスタッフがおすすめする、「お洗濯のテクニック」について詳しくご紹介します!
基本的な布ナプキンのお洗濯の流れ
布ナプキンのお洗濯は「もみ洗い」「浸け置き」「すすぎ」の3ステップ!まずはお洗濯の基本的な流れをご紹介します。
STEP1.
軽くもみ洗い
まずは布ナプキンが吸収した経血を「もみ洗い」で落としましょう。
高温のお湯で洗うと経血が固まってしまうので、水の温度は40℃以下のぬるま湯を目安に、布ナプキンから経血が出なくなるまで手で押し出すように洗います。
このとき、ごしごし洗ってしまうと生地が傷んでしまうので、優しくもみ洗いをするのがポイントです。
STEP2.
浸け置き
布ナプキンが浸けられるような容器を用意し、水1.5Lに対し大さじ1程度のアルカリウォッシュなどのお洗濯洗剤を溶かし入れます。洗剤を入れすぎると色落ちの原因になるので、目安を守って溶かし入れましょう。
布ナプキン全体が水に浸かるようにして、3時間~半日程度浸け置きをすればOKです。浸け置きをする容器は衛生上、他の用途に使わず、布ナプキンの浸け置きのみに使用するようにしましょう。
STEP3.
すすぎ
浸け置きが終わった後は、いったん水ですすいで洗剤を落としてください。このときも生地を傷ませないように、やさしくもみ洗いながらすすぐと、しっかり洗剤を落とすことができます。
すすぎをおこなったら布ナプキンをゆっくりと絞り、しっかり水気を切ったあと、軽く形を整えてください。カビやニオイ防止のため、しっかり乾かすようにしましょう。天日干しをすると殺菌効果もあり衛生的でおすすめです。
もう迷わない!
経血汚れにおすすめな洗剤
布ナプキンのお洗濯におすすめな洗剤を検索すると、色々な洗剤が出てきますよね!「結果的に何がいいの?!」という人に、おすすめの洗剤をご紹介します。
セスキ炭酸ソーダ
油汚れやタンパク質の分解に強い「セスキ炭酸ソーダ」は別名「アルカリウォッシュ」と呼ばれており、落ちにくい皮脂や経血をラクに落としてくれるのが特徴。重曹も同じアルカリ性の成分ですが、重曹よりも水に溶けやすく汚れも落ちやすいのがメリットです。
溶かす水の温度が上がると汚れも落ちやすくなりますが、温度を上げすぎるとアルカリ性が強くなりすぎてしまうので、肌荒れを起こす可能性があります。40度以下のぬるま湯で溶かすのがおすすめです。
「スッキリ綺麗になりました」
綺麗に取りきれなかった血液も、一晩つけ置きしたらスッキリ綺麗になりました。この綺麗になる感じがやみつきになり、布ナプキン継続できてます(笑)
酸素系漂白剤
高い洗浄効果や消臭効果がある「酸素系漂白剤」。布ナプキンの汚れがなかなか落ちない時や、お洗濯後のニオイが気になる時におすすめです。
いつもの浸け置き洗剤ではなく、酸素系漂白剤を溶かしたぬるま湯(30~40℃)で浸け置きをするだけでOK。長時間の浸け置きは色落ちの原因にもなるので、様子を見ながら最大で半日ほどを目安にしてくださいね。
「かなり綺麗に!」
100%とまではいきませんが、かなり綺麗になります。お部屋のお掃除にも活用しています(*^o^*)値段もそんなに高くないし、1個買うとかなりもつのでコスパいいと思います。
頑固な経血には
「洗濯機」が大活躍!
布ナプキンは
洗濯機の使用OK!
経血残りが心配な人は洗濯機の使用をおすすめします。また、洗濯機の脱水機能で水分を飛ばすことで、手で絞るより早く乾きます。
脱水後は、布ナプキンの形を整えてから干せば完了です!洗濯機を使用する際は「洗濯ネット」を必ず使用してくださいね。
洗濯機を使うときに
気をつけること
他の洗濯物と一緒に回しても大丈夫ですが、予洗いのときと同じく吸収力が落ちるので、柔軟剤の使用はおすすめできません。
また、色落ちする可能性があるので、洗濯物に白物がある場合は分けて洗うと安心ですよ。
布ナプ生活5年のスタッフが教える!
マル秘テクニック
お風呂に入るついでにお洗濯が出来るので、時間も手間も減らすことが出来ます!やり方はとっても簡単です。
お風呂で一気にお洗濯!
- 1.使用済みの布ナプキンが出たら、お風呂場に水を張った浸け置き容器を置き、経血が乾かないよう水に浸していく。
- 2.お風呂に入るときに一気に軽くもみ洗いをして、経血を落とす。
- 3.浸け置きバケツにぬるま湯・洗剤・洗った布ナプキンを入れて、一晩浸け置きする。
- 4.翌朝、軽くすすいで洗濯ネットに入れて、洗濯機に回す。
- 5.他の洗濯物と一緒に脱水まで済ませ、干して終了。
一つ注意点があり、布ナプキンのもみ洗いの際に40度以上のお湯で洗ってしまうと経血が固まって落ちにくくなるので注意して下さい。
チャック袋で簡単もみ洗い
経血の付いた布ナプキンを直接もみ洗いするのに抵抗がある人は、チャック袋を使えば簡単にもみ洗いができます。
- 1.経血が付いた肌面が表向きになるように半分に折りたたみ、密封できるチャック袋などに入れる。
- 2.チャック袋に40℃以下程度のぬるま湯を半分ほど入れて、しっかりとチャックを閉じる。
- 3.チャック袋を上下左右に振り、指で軽くもむ。
- 4.水を捨てて布ナプキンを取り出す。
アロマスプレーで殺菌・消臭♪
浸け置き水に精油(エッセンシャルオイル)を数滴入れるだけで、浸け置き中の気になるニオイを対策できます。
特に、ラベンダーは殺菌・抗菌作用、オレンジなどは消臭作用に優れているので、布ナプキンの浸け置きとの相性は抜群です。
乾燥短縮の裏ワザ
オーガニックコットンなどの天然素材で作られた布ナプキンを、極力傷ませずに乾燥時間を短縮するのにおすすめなのが、アイロンを使った乾燥方法です。
湿った布ナプキンの上から乾いたタオルを当てて、肌面を低温(80〜120℃)でゆっくりアイロンをかけることで、肌触りの質を保ちながら、効果的に水分を飛ばすことができます。
アイロンの温度によっては生地が痛む可能性がありますので、様子を見ながらかけてくださいね。
布ナプキンを始めてみよう!
ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントですよね。
布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
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