つけ置きしない布ナプキンの洗濯方法

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最終更新日:2022/07/22(金)

布ナプキンを洗濯するときの大きなポイントとして、多くのメーカーが推奨しているのが「つけ置き」です。しかし、中には「つけ置きするのが面倒」「つけ置き用のバケツを置くためのスペースがない」などといった理由で、布ナプキンを試すのを躊躇している方もいるかもしれません。つけ置きしないで済む洗濯方法があれば、知りたいと考えている方も多いはず。

そこで今回の記事では「つけ置きしない布ナプキンの洗濯方法」について紹介します。つけ置きの時間や場所がない問題についても解決法を提案するので、既に普段から布ナプキンを使っている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

簡単3ステップ!布ナプキンの洗い方

布ナプキンの洗濯に
つけ置きが必要な理由は?

布ナプキンの洗濯につけ置きが必要な理由は?

布ナプキンの基本的な洗濯方法は「揉み洗い・つけ置き・すすぎ洗い」の3ステップ。つけ置きを除いた手洗いだけでもできないことはないですが、多くのメーカーではつけ置きする方法を推奨しています。その理由はどんなところにあるのでしょうか。

理由01.
吸収した経血を落としやすい

つけ置きしないと落ちにくい

布ナプキンは、何層にも重なった布が経血を吸収します。経血の量が少ない場合は手洗いだけでも汚れが十分落ちやすいですが、そうでない場合は繊維の奥まで入った経血までなかなか落としきれない場合があります。

経血は酸性であるため、セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)などのアルカリ性の洗剤を使ってつけ置きし、吸収して固まった経血を緩ませるのがもっとも効率の良い洗濯方法なのです。布ナプキンをはじめて使うと、揉み洗いをしながら「この経血汚れは本当に落ちるのかな…?」と感じることもあります。しかし、つけ置きをして数時間後に見てみると、驚くほど汚れがきれいになっていることが多いですよ。

洗剤を溶いた水に浸けておくだけで布ナプキンがきれいになっているので、何とも言えないきもち良さです。

理由02.
布ナプキンを傷めにくい

つけ置きしないと落ちにくい

つけ置きせずに布ナプキンを洗濯しようとすると、揉み洗いをつい念入りにおこなってしまいがち。しかし、布同士をゴシゴシ擦り合わせてしまえばしまうほど、布ナプキンは傷みやすくなります。デリケートゾーンをやさしく包む、繊維の表面のふんわり感を損なってしまう原因にもなるので、なるべくやさしく洗う必要があります。

つけ置き洗いが推奨されるのは、揉み洗いを最小限に抑えることができ、布ナプキンを長く清潔に使えるからです。

布ナプキンの寿命は長い方で3~5年。長く使えば使うほど、コストの削減やゴミを減らすことにもつながりますね。

理由03.
時短にもなる

つけ置きしないと落ちにくい

つけ置きをすることで時間や手間がかかると考えている方は、つけ置きの方法を工夫することでかえって時短につながるかもしれません。先述したように、つけ置きは揉み洗いを最小限に抑えることにも役立ちます。

  

手洗いの手間が減り、浸けたらそのまま放っておくだけ。つけ置き中には手が空くのでほかのことをする余裕が生まれます。

つけ置きしないとシミ抜きに余計に時間がかかってしまうこともあるので、勉強や仕事、子育てで忙しく時間がない方にこそ、つけ置きを実践していただきたいです。

布ナプキンお洗濯のよくあるQ&A

つけ置きしない
布ナプキンのお洗濯方法

つけ置きを推奨している理由について解説してきましたが、それでもつけ置きしないで洗濯をしてみたい場合の方法について紹介します。

手順01.
使用済の布ナプキンは素早く洗う

つけ置きしないと落ちにくい

経血には、時間をおけばおくほど乾いて固まってしまう性質があります。そして、一度乾いた経血をつけ置きしないで落とすのは、かなりむずかしくなってしまいます。使用後の布ナプキンは、できるだけ早い段階で洗うようにしましょう。

出先などですぐに洗濯をするのがむずかしい場合、経血を乾かさないように工夫する必要があります。洗剤を水で溶いたスプレーを準備しておき、使用済みの布ナプキンにシュッと吹きかけておきます。そうすることで経血が乾きづらくなり、汚れの分解もしてくれるので洗濯がラクになります。

これはつけ置きをする場合にも、知っておくと便利ですよ。小さなスプレー容器であれば、ナプキンを入れておくポーチなどにも収納しやすいですね。

手順02.
もみ洗いをする

もみ洗いをする

洗濯の最初に行いたいのが「もみ洗い」です。洗面台やバケツなどに水またはぬるま湯をためたら、布ナプキンの中の経血を外に押し出すイメージでもみ洗いします。布をできるだけ擦らず、ナプキンを握ったり放したりを繰り返すイメージです。

このとき、40℃以上の熱いお湯を使うと経血が固まって落としにくくなるため、できるだけ水か40℃以下のぬるま湯で洗うのがポイントです。汚れが緩みにくい場合は、この時点でも少し洗剤を入れるといいでしょう。

手順03.
洗剤で洗う

洗剤で洗う

もみ洗い後は布ナプキンに固形石けんもしくは洗剤を擦りつけ、泡立てながら洗います。洗濯板を使うと奥に入り込んだしぶとい汚れまでしっかり落とすことができますが、強く擦り付けてしまうと生地が傷む原因になるので、凹凸でやさしく撫でるように洗いましょう。最近では小さなかわいらしい洗濯板も売っていますね。

汚れが十分に落ちたら、あとはよくすすいでやさしく絞り、天日干ししましょう。日光に当てて干すことで、日光消毒ができます。天日干しの前に軽く乾燥機を使うか、乾いたタオルで布ナプキンをはさんで水分を吸収させると、乾燥時間を短縮できますよ。

こんな方法も試してみて

布ナプキンの洗濯でつけ置きを省きたい理由は人それぞれです。しかし、次のような方法もあるので、置き場所や家族の目が気になる場合は試してみてもいいかもしれません。

短時間でもOK

洗剤で洗う

一般的に推奨されているつけ置き時間は、およそ3時間~半日です。しかしつけ置きの時間が長く取れない場合は、短時間のつけ置きでもOK。

筆者も経験がありますが、つけ置きをしていたことを忘れて長時間放ったらかしにしたり、そのまま出かけてしまったり…。短時間で済ませれば、そういったことを防げるかもしれません。

例えば自分の入浴のときについでに布ナプキンを洗濯する場合は、はじめに布ナプキンを揉み洗いして髪を洗っている間や湯船に浸かっている間につけ置きをすることができます。お風呂を出る直前にすすぎ洗いをすれば、洗濯完了。つけ置きしない方法もあるものの、30分以内であってもできることならつけ置きをするのが理想的です。

チャック袋でつけ置きを

洗剤で洗う

つけ置きをするための容器の中身が家族に見えてしまう、バケツなどのなどの容器を置いて場所を取られるのが嫌だという方は、チャック袋でつけ置きをする方法もあります。nunonaの自立式のチャック袋であれば洗面台周りに小さく置けるうえに、においや中身が見えるのを防いでくれますよ。

使用済み布ナプキンの持ち運び用としても使えるだけでなく、使用しないときは折りたたんでぺたんこで収納できます。

  

布ナプキンのつけ置き中に、誤って家族に見られてしまう、においに気づかれるかもしれないのが気になる場合はフタつきのバケツや、においのつきにくいホーロー容器を使うようにするといいでしょう。折り畳んで収納できるシリコン容器などもありますね。

洗濯機で洗う方法も

洗剤で洗う

通常であれば、揉み洗い・つけ置き・すすぎ洗いをおこなった後に、さらに気になる方は洗濯機を使うことがあります。これは、布ナプキンの汚れがほかの衣類に移ってしまわないようにするためです。しかし、ほかの衣類は一緒に入れずに布ナプキンだけで洗う場合なら、つけ置きしないで洗濯機を使用するのもいいかもしれませんね。

洗濯機を使用するときには、型くずれや生地が傷んでしまうのを防ぐためにも、洗濯ネットに布ナプキンを入れるようにしましょう。すすぎ洗いが不十分の場合は、洗濯機を使っても汚れが残ってしまう場合があるので注意が必要です。

布ナプキンお洗濯のよくあるQ&A

おりもの用で
使用する場合は?

生理用として使う布ナプキンは、つけ置きをすることが望ましいことをお伝えしましたが、おりもの用として使った場合はどうなのでしょうか。布ナプキンのつけ心地を試してみたい方は、まずはおりもの用から使ってみるのも良さそうですよね。

おりもの用なら
つけ置きは必要なし!

洗剤で洗う

布ナプキンをおりもの対策として使用する場合は、つけ置きが要らない場合がほとんどです。おりものは経血とは異なり、量が少なく色もついていないことが多いので、手洗いのみでも簡単に洗濯することができます。

おりもの用の布ナプキンを洗うときは「もみ洗い」「すすぎ」の2STEPでOKです。

洗濯機で洗ってもOK

おりもの用で使用する場合は?

おりもの用布ナプキンはつけ置き要らずなだけでなく、洗濯機でも洗うことができます♪

生理用布ナプキンと同様に布ナプキンの型崩れや摩擦を防ぐため、洗濯ネットには必ず入れるようにしましょう。

おりもの用布ナプキンであれば、通常の下着とほとんど同じ感覚で洗濯を行えるので、布ナプ初心者さんでも抵抗なく使い始めることができます。

つけ置きするのがむずかしいと感じる方はまず、手軽に洗濯できるおりもの用布ナプキンから試してみてはいかがでしょうか?

おりもの・ライナー用特集

布ナプキンを始めてみよう!

布ナプキンを始めてみよう!

ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。

布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!

布ナプキンの基礎知識
この記事を書いた人
いまむらゆかこ
いまむらゆかこ

大阪市在住のフリーライターです。エステティシャンとスキンケアメーカー勤務を経て、肌や美容・ライフスタイルに関わる記事を中心に執筆。おとな女性に向けたコンテンツを日々作成し、届けています。野良出身の足が短いねこと暮らしています。

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