柔軟剤はOK?匂いが気になるときは…
普段のお洗濯のときに使うものといえば、洗剤の他にも柔軟剤などがありますよね。 しかし布ナプキンはデリケートになる生理中に使うものということもあり、「布ナプキンに柔軟剤はつかっていいの?」と悩まれる方もいるのではないでしょうか。
とはいえ、匂いが気になるというときもあるかもしれませんよね。
そこで今回は、布ナプキンに柔軟剤を使うときに注意したいこと、柔軟剤の代わりに使えるアイテムをご紹介していきたいと思います。
布ナプキンの匂いが
気になる原因は?
柔軟剤を使う理由としては、柔らかく仕上げたいという理由の他に、「匂いが気になる」ということもあるのではないかと思います。 とくに布ナプキンは特有の匂いがある経血を受け止めるものですので、普段の衣類よりも匂いを落とすことを重視したいと思う方も少なくないはず。 まずは柔軟剤を使う前に、洗濯をしても布ナプキンの匂いが気になる原因について見ていきましょう。
汚れが落ち切っていない
匂いが気になる原因として最初に考えられることは、汚れが落ち切っていない可能性です。
お洗濯のステップを浸け置きからはじめている場合には、その前にもみ洗いをプラスしてみましょう。 浸け置きの際にも何度か水を交換しながらですと、より汚れが落ちやすくなります。
市販の洗剤を使用しているのであれば、専用の洗剤を使ってみるのもおすすめ。 経血汚れには、布ナプキン屋が開発した洗濯洗剤の「アルカリウォッシュ」が最適です。
乾燥が不十分
生乾きだと匂いが気になる、というのと同様に、もしかしたら十分に乾燥が終わっていない可能性もあります。
この場合には、エアコンやサーキュレーターなどの空調を利用して乾かすのがおすすめです。
布ナプキンが縮んでしまう場合を考えて頻繁なご使用は避けて頂ければ、乾燥機も問題なくご使用が可能です。
布ナプキンの臭いが
取れない時の対処法
いざ布ナプキンを使おうとした時に、臭いが残っている気になりますよね。丁寧に洗っても、どうしても布ナプキンの臭いが取れない時の対処法をご紹介します。
布ナプキンを
天日干しする
臭いが取れない布ナプキンは、太陽光に当てて天日干しをするのがおすすめです。太陽光に含まれる紫外線には優れた殺菌・消臭効果が期待できます。
ただ紫外線を布ナプキンに長時間当てると布地が傷んでしまうことがあるので、天日干しした布ナプキンは短時間で取り込むようにした方が良いでしょう。
煮沸消毒をする
天日干し以外にも、天候や時間帯に関係なくできる煮沸消毒の方法もあります。熱湯の入った鍋に布ナプキンを入れて、5分ほど弱火で煮ることで熱に弱い雑菌の消毒ができます。
煮沸消毒は殺菌効果が高く、布ナプキンの繊維に染みついた臭いまで軽減させることができますよ。
しかし防水布など熱に弱い素材を使った布ナプキンもあるので、煮沸消毒可能かどうか予め布ナプキンの種類をチェックしておきましょう。
また、nunonaの布ナプキンは色落ちや生地が痛む可能性があるため、煮沸消毒はしないようにしてください。
柔軟剤をおすすめしない理由
柔軟剤を使うメリットとしては、衣類に香り付けをしたり消臭や防臭が出来たり…というものがありますが、nunonaでは布ナプキンに柔軟剤を使うことはおすすめしていません。 ここからは、布ナプキンに柔軟剤を使うことで気になるデメリットについてご紹介していきます。
吸収力が下がる
なぜ柔軟剤をを使うと柔らかくなるかというと、衣類の繊維をコーティングしているから。そのため、柔軟剤を使うことで布ナプキンの吸収力が下がってしまうというデメリットがあります。
とくに布ナプキンでは吸収力が大事なので、出来る限り柔軟剤の使用は避けたいところです。
布ナプキンの機能をキープしたまま長持ちさせるには、洗剤での洗濯に留めておいた方が安心ですね。
肌への刺激
柔軟剤は衣類に成分が残りやすいため、肌への刺激が気になるところです。カーディガンなど服やその上に羽織るものであれば気にならなくても、直接身に付けるインナーなどは出来る限り避けた方が良いでしょう。
とくに、布ナプキンはデリケートな部分に直接身に付けるものです。
生理中にはお肌が敏感になりやすいので、布ナプキンへの柔軟剤のご使用はあまりおすすめできません。
柔軟剤の代わりに使える
アイテムは?
柔軟剤には衣類への香り付け、消臭や防臭といったメリットもあるため、布ナプキンにも使いたいと思う人もいますよね。 しかし、吸収力の低下や肌への刺激を考えるとあまりおすすめはできないということをお伝えしてきました。 そこでここからは、柔軟剤の代わりに使えるアイテムをご紹介していきたいと思います。
アロマオイルで
やさしく消臭・抗菌
「匂いが気になるけれど、柔軟剤を使うのは…」というときに是非おすすめしたいのが、アロマオイルです。浸け置き中や持ち運び中の布ナプキンに吹きかけて使います。
消臭抗菌作用はもちろんのこと、天然成分のため肌にもやさしく、デリケートなお肌にも安心です。
アロマオイルの種類によっては妊娠中などはご使用を控えた方が良いものもありますので、ご使用前にチェックしてみてくださいね。
どうしても布ナプキンの
臭いが取れない時は寿命かも
つけ置きの洗い方や、乾燥方法などを工夫しても布ナプキンの臭いが取れないこともあります。
布ナプキンの
寿命は3年程度
何度も繰り返し洗って使える布ナプキンですが、いつまでも使えるというわけではありません。布ナプキンの布地が傷んでくると経血が落ちにくくなり、臭い自体も落ちにくくなります。
どうしても布ナプキンの臭いが取れない時は、使っている布ナプキンの購入時期や使用頻度をチェックしてみましょう。
新しい布ナプキンに
変えてみる
新しい布ナプキンは繊維がやわらかく、使い込んだ布ナプキンよりも経血が落ちやすいです。
捨て時がわかりにくい布ナプキンですが、どうしても臭いがとれない時は思い切って新しいものと変えてみるのもおすすめです。
ショーツのように布ナプキンも定期的に新しいものに変えると、衛生面も安心して過ごせますよ。
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