重曹で布ナプキンをお洗濯しよう!
体と環境に優しい布ナプキン。せっかくなら洗うときも環境に優しく、簡単に行いたいですよね。そんな方におすすめしたいのが布ナプキンの汚れ落ちが良くなり、ニオイ対策にもなる優秀な洗剤「重曹」。
重曹は昔から掃除や洗濯、食用まで生活に幅広く使われていますよね。今回は「重曹を使った布ナプキンの洗い方」についてご紹介します。
布ナプキンの重曹洗いで
必要なもの
布ナプキンを重曹で洗濯するにあたって、必要な道具は次の2つです。
浸け置き用のバケツ
布ナプキンは交換したあとに、水と重曹を入れた洗浄液に浸け置きします。
バケツは布ナプキン数枚がしっかり浸かるように、2Lくらいの容量がおすすめです。
洗濯ネット
浸け置きが終わったらよくすすいだ後に洗濯ネットに入れて、洗濯機で洗います。浸け置きである程度汚れが落ちていれば、ほかの洗濯物といっしょに洗ってもOK。
おりもの用などで使用した場合は、重曹を使った手洗いだけでもOKですよ。水が透明になるまでしっかり洗いましょう。
重曹を使った
布ナプキンの洗い方
実際に重曹を使って布ナプキンを洗う手順をご紹介します。布ナプキンは浸け置きの前にもみ洗いをしましょう。布ナプキンから経血が出なくなるまで、水かぬるま湯で押し出すように洗うことがコツ。ここで余分な経血を洗い流すと、シミができにくくなります。
重曹水に浸け置きする
次に水またはぬるま湯を溜めたバケツに、重曹を入れて溶かした洗浄液を作ります。量は水1リットルに対して、重曹5~10g(小さじ1)を入れてください。
重曹は水に溶けにくいので、少量のぬるま湯で溶かしておくと安心ですよ。汚れを抜けやすくするために、経血がついた面を下にして浸けることがポイント。
少量の汚れなら1時間~4時間が目安。雑菌が繁殖しないよう、長くても半日程度の浸け置きにしてください。
もみ洗いor洗濯機で
仕上げ洗い
もみ洗いか洗濯機で仕上げ洗いをします。中に含まれた水を外に絞るイメージで揉み洗いしましょう。強くゴシゴシと擦ると変形したり摩耗したりするので、やさしく押し出すように揉んでください。
水が完全に透明になったら、手のひら同士で挟んで脱水します。汚れが落ちなければ、洗濯ネットに入れてほかの洗濯物と洗ってもOKです。
このとき、洗剤として水1リットルに対して重曹5~10gを入れてください。柔軟剤を入れると布表面に膜ができて、吸収力が落ちるので科学的な洗剤は控えましょう。
布ナプキンを重曹で
洗う時の注意点
重曹を使うときは、布ナプキンを衛生的に保つために次の点に気を付けてください。
汚れがひどいところは
重曹を直接かける
シミになりそうなところは、重曹の粉を直接ふりかけてください。そのまま優しく揉み洗いすると汚れが落ちやすくなります。
ただし、重曹が中に残らないようしっかりと仕上げ洗いをしましょう。水よりもぬるま湯の方が汚れを落としやすいので、お湯を注ぎ足すことをおすすめします。
天日干しで乾燥させる
生乾きだと内部に雑菌が繁殖してしまいます。ニオイの元になるうえ、不衛生で吸水性も落ちる原因に…。必ず天日干しをして減菌しましょう。
天気が悪い日はしっかりと乾燥するまで、長めに干してください。乾燥機を使用するのもおすすめです。
nunonaでは、重曹では落としきれない汚れにも対応した『アルカリウォッシュ』を販売しています。油脂を乳化してタンパク質を分解する、セスキ炭酸ソーダ100%でできており頑固な経血汚れをしっかり分解してくれますよ。アルカリ性天然素材だから、手が荒れづらいところもおすすめポイント。手荒れを気にせず布ナプキンを洗い上げられます。
この記事を読んだ人へ
おすすめ商品
nunonaのおすすめ商品
-
おすすめ特集
-
布ナプキン
-
布ナプキン吸水ショーツ
-
その他グッズ