ずばり、布ナプキンの黒い点の正体は「綿花のカス」です。布ナプキンにはオーガニックコットンなどの天然由来の綿が使われています。

そのため綿花の葉や茎、殻の破片などがまれに小さな点として布ナプキンの表面に残ってしまうことがあるんです。「黒い点」の正体は葉や茎などだったのですね。

黒い点は使い心地や品質にはまったく問題なく、無害なので気にせずそのまま使っても大丈夫。数回洗濯をすると自然と取れてなくなる場合もあります。

天然ならではの特徴のため、漂白された布などには残ることがありません。そのため黒い点はオーガニックコットンの目印とも言えます。

オーガニックではないコットン素材、いわゆる綿もたくさん流通しています。しかし一般的な綿には黒い点がありません。その理由は化学薬剤で漂白されているからなんです。

漂白のほかにも、やわらかくするための柔軟剤や風合いをよくするための吸収剤などを使用していることがほとんどです。

いろいろな加工を施しているので見た目もよく、使いはじめはいい感じですが、洗うたびに加工が少しずつとれるので、使うごとに風合いが損なわれることもあります。

「オーガニック」という言葉を直訳すると「有機栽培」になります。有機栽培とは自然の太陽や水を利用し、農薬や化学肥料を使わないで育った植物のこと。オーガニックコットンは一定の厳しい基準を満たして育てられたコットンなんです。

自然にも考慮して作られているので、環境への影響にこだわる方にも選ばれています。化学繊維よりもやわらかい素材のため、デリケートな部分にも使いやすいのが特徴です。

Ｔシャツやタオルなどに広く使われているオーガニックコットンを、布ナプキンに使う必要はある？と考える方もいるかもしれません。他のひとに見られることのない布ナプキン。しかし、デリケートゾーンは全身の肌の中でもとても繊細な部位なんです。

摩擦による刺激やムレなどの影響を受けやすい部位なので直接つけるものにはこだわりたいもの。下着の上から着用する他の衣服はもちろんですが、直接肌に触れる布ナプキンだからこそ、オーガニックコットンを使った方が安心できますよね。

そんな中でも、nunonaではすべての肌面にオーガニックコットンを使用しており、世界基準で認定された糸で作られた生地という特徴があります。

生理中の深刻な悩みのひとつに、ナプキンによる肌荒れがあげられます。かぶれによるかゆみや痛みはとてもつらいですよね。

オーガニックコットン100％のnunonaの布ナプキンは、通気性がよく生理中の悩みであるムレを軽減してくれるので、肌トラブルをおこしにくくしてくれます。

繰り返し洗ってもフワフワでやわらかな肌触りなので、肌への摩擦や刺激が少ないのも魅力です。

オーガニックコットンの特徴のひとつに優れた通気性がありましたが、これが冷えにくさにも影響するんです。

オーガニックコットンには天然素材の特徴から湿気を逃がしながら体温を維持する性質があるので、冷えに悩む方にもとてもおすすめ。まるで重ね着をしているような温かさでやさしくデリケートゾーンを包んでくれます。

オーガニックコットンは、人や環境にやさしい素材です。大量生産されるものには大量の農薬が使われているため、早くて美しいものが仕上がります。

しかし、農薬をたくさん使用することで、土や草木、大気や水などへの影響が問題になっているのも事実です。自然にやさしいオーガニックコットンを使用することは、これらの問題を解決に導くきっかけになるといえるでしょう。

また、布ナプキンは洗濯しながら繰り返し使い続けることができるため、布ナプキンの交換時にゴミが出ないのもポイントです。ゴミを出さずに快適に過ごせる布ナプキンは、環境にとっても使う人にとってもやさしい素材なんです。

黒い点の正体がわかったので、なんだか安心。カビや汚れではないと知ってホッとした人も多いのではないでしょうか。

ただし、梅雨や夏などの湿度と温度が高い時期や、布ナプキンをぬれたまま放置していたときには、カビが生えやすくなってしまいます。カビが生える条件（温度、湿度、栄養、酸素）が重なってしまうとカビのリスクが高まるため、洗い残しがないように洗濯し、通気性の良い場所で乾かすようにしてください。

とはいえ、黒い点はオーガニックの印のようなものなので、むしろ見つけたら嬉しくなってしまいそうですね。布ナプキンを使うときにはぜひ、黒い点を見つけてみてくださいね。

nunonaのノーマルタイプ布ナプキンは、洋服を着たときのラインが気にならない、軽いつけ心地が特徴的な布ナプキンです。

スリム設計なので、洗濯しやすくまとめ洗いにも適しています。使い捨てナプキンと同じようにつけられるので、はじめてさんでも簡単に使用できます。

肌面にあるステッチが、横漏れをガードしてくれるので安心ですよ。ノーマルタイプは、経血量が少ない～ふつうの人や布ナプキン初心者さんに人気の布ナプキンです。

nunonaの3Dタイプ布ナプキンは、立体構造で洗いやすいのがポイントです。吸収面の中央が開くので、経血汚れを表裏同時にもみ洗いできます。また、干すときも肌面とショーツ面にすき間ができるため、通気性が良くなり乾きやすくなります。

ノーマルタイプよりも吸収量が多いので、なかなか布ナプキンを交換できないときや、経血量が多い日にぴったり。厚みがある分、吸収量はノーマルタイプの約1.2倍もあります。

また、布ナプキンの厚さとふわふわの布地がフィット感を生み出します。漏れが心配でも、この厚みが安心感につながるという人もいるようです。

nunonaの布ナプキンは、湿気を逃して水分を逃さない透湿防水布を使用しています。つけ心地の良さはもちろん、経血を受け止める力も兼ね備えています。17～40cmまで6種類のサイズから選べるので、ぴったりの布ナプキンが見つかるでしょう。

また、「小さい布ナプキンだと漏れないか心配」「ショーツを汚してしまわないかソワソワする」という人のために、nunonaの布ナプキンはすべて使い捨てナプキンよりも幅広設計で作られています。

吸収体部分や羽根の部分も広めの作りなので、前後の漏れや寝返りによる伝え漏れにも適した布ナプキンです。

布ナプキンの種類には、一体型とホルダー型、ハンカチ型の3つのタイプがあります。

さまざまな布ナプキンが販売されている中で、nunonaの布ナプキンは、はじめてさんでも簡単に使える一体型を採用しています。

一体型は使い捨てナプキンと同じように使える形なので、布ナプキンに慣れていない人や、手軽に使いたい人におすすめです。一体型になっているため、ショーツからズレる心配もなく、交換も簡単ですよ。

ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。

布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね！