母乳パッドの使い方と注意点

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最終更新日:2023/03/22(水)

「母乳パッド」というアイテムを聞いたことがあるでしょうか?赤ちゃんが産まれて母乳が出るようになったお母さんたちの困りごとといえば、「母乳が勝手に出てしまって下着や服が濡れる」「乳首が衣類に擦れて痛い」などがあります。可愛い我が子がお乳を飲んでくれるのは嬉しいことですが、その反面で胸の悩みは尽きません。そんな悩めるお母さんたちの強い味方なのが母乳パッドです。

そこで今回は「母乳パッドの基本的な使い方」について詳しくご紹介します。

ママにやさしいnunonaのオーガニックコットン母乳パッド

母乳パッドはどんなときに使う?

母乳パッドとは、授乳ブラなどの下着の内側に貼り付けて母乳を吸収するパッドのことです。赤ちゃんに母乳をあげているお母さんの多くが利用しています。母乳パッドを使うことで授乳するお母さんの負担を軽減できるため、とても頼れるアイテムです。では、実際にどのようなシチュエーションで母乳パッドを活用すればいいのでしょうか。母乳パッドの使いどきについて見ていきましょう。

胸が張って母乳が滲み出てくるとき

母乳パッドはどんなときに使う?

授乳をしている時期は、胸が張って母乳が染み出してしまう経験をするお母さんが多いです。「授乳中にもう片方の胸から母乳が出てしまう」「寝ている間に母乳が染み出して服が濡れてしまう」といったときに母乳パッドを使えば、母乳が出てしまっても大丈夫。母乳漏れを気にせずに過ごせます。

また、外出時に母乳が染み出して着ている衣類の表面にシミができることで、人目が気になってしまうこともあるでしょう。せっかく外に出ても思わぬトラブルで楽しめないなんてことになっては、気分が下がってしまいますよね。母乳パッドをつけていれば、衣類の表面まで母乳が染み出してくることがないので、安心して外出できます。母乳が滲んでしまった衣類で洗濯物が増えることもありません。母乳が滲み出てくることは自然なことなので、母乳パッドなどのアイテムを使って快適に過ごしましょう。

乳首が衣類に擦れて痛いとき

母乳パッドはどんなときに使う?

授乳期間中の乳首はムレやすいため、敏感で傷がつきやすく、衣類に擦れるだけで痛みを感じることが多いです。授乳時に赤ちゃんに乳首を噛まれて傷がつくことも日常茶飯事でしょう。身体を動かすたびに乳首の痛みでつらい思いをするのはしんどいもの。母乳パッドを使えば、乳首の痛みを軽減できますよ。

また、母乳パッドはこまめに取り替えることで乳首のムレを解消でき、かゆみやかぶれなどの肌トラブル対策ができます。母乳によるムレはあたたかくて栄養が豊富なので雑菌が繁殖しやすく、肌トラブルにつながりやすいもの。母乳パッドを活用すれば、乳首を清潔な状態に保つことができます。自分の肌はもちろん赤ちゃんのためにも安心です。ムレによる肌トラブルで悩んでいる方はぜひ母乳パッドを活用してみてください。

母乳パッドの使い方

母乳パッドの使いどきについてお伝えしましたが、「実際にどのように使えばいいのか?」と気になっている方もいるでしょう。母乳パッドは授乳期間を経験するお母さんが初めて使用するものなので、最初は使い方がわからないという方が多いです。母乳パッドは正しく使うことで、授乳期間を力強くサポートしてくれます。さっそく使い方を見ていきましょう。

包装フィルムをはがしてブラジャーの内側に貼り付ける

母乳パッドはどんなときに使う?

母乳パッドには使い捨ての紙製と繰り返し使える布製があります。紙製の母乳パッドを使用する場合は、包装フィルムをはがしてブラジャーの内側に貼り付けましょう。製品によっては上下などが決まっているので、説明書を読んで正しく貼り付けます。紙製の母乳パッドはズレ防止用のテープがついていることが多く、ズレ落ちる心配が少ないので便利です。

布製の母乳パッドを使用する場合は、紙製のように粘着性がないため、授乳ブラと胸の間に挟むようにして使用します。ズレにくいように挟み方を工夫しましょう。立体構造になっている布製母乳パッドなら固定しやすくおすすめです。布製の母乳パッドに合わせた授乳ブラを選ぶこともポイントになります。母乳の量が多いとモレやすいので、紙製と使い分けるといいでしょう。

2〜4時間おきの授乳時を目安に取り替える

母乳パッドはどんなときに使う?

紙製の母乳パッドは授乳のたびに取り替えます。母乳の量によりますが、2〜4時間程度が交換の目安です。特に夏場はムレや暑さで匂いが気になりやすいため、こまめに交換すると良いでしょう。紙製の母乳パッドは使用後にそのまま捨てられるので衛生的です。住んでいる自治体のゴミ出しルールを確認し、正しい方法で処分しましょう。捨てるときに見えるのが気になる場合は、紙に包むなどすると安心です。

布製の母乳パッドは紙製と比較して母乳の吸収量が少なめの傾向にあります。濡れたら3〜4時間を待たずにこまめに交換しましょう。紙製の母乳パッドよりも数を多めに用意しておく必要があります。使用済みの布製母乳パッドは、早めにぬるま湯と石鹸を使ってやさしく手洗いしましょう。清潔に保つためには、汚れや洗い残しがないように十分にすすぎ、しっかりと乾かすことが大切です。洗うのが面倒だと感じるかもしれませんが、慣れればそれほど苦ではありません。母乳パッドは卒乳までたくさん使うので、布製の母乳パッドがあるとお財布にも環境にもやさしいです。

母乳パッドを使うときの注意点

母乳パッドの使い方についてご説明しました。現在授乳中の方のなかには「さっそく使ってみたい!」と感じた方もいるのではないでしょうか。母乳パッドは授乳中のお母さんにとって大変心強いアイテムですが、注意しなければならないこともあります。注意点を守らなければ、不衛生になりやすく思わぬトラブルにつながることも。2つの注意点について確認しておきましょう。

長時間つけっぱなしは避ける

母乳パッドはどんなときに使う?

母乳パッドはこまめに新しいものに取り替え、同じものを長時間つけっぱなしにすることは避けましょう。母乳は空気に触れている状態で体温であたたまっていると雑菌が繁殖したり腐敗したりしやすいです。まだ使えるからと長時間使っているうちに、不衛生になる可能性があります。もし乳首に傷がある場合、傷口から雑菌が入り込んで化膿してしまうことも。お母さんと赤ちゃんの健康のためにも、乳首周りは清潔に保ちましょう。

もし交換用の母乳パッドがなくなってしまったら、ハンドタオルやガーゼ、メイク用のコットンなどで代用することも可能です。「交換用の母乳パッドがないから同じものを使い続けるしかない」と考えず、他のもので代用できないかぜひ考えてみてくださいね。

使用済みの布製母乳パッドは放置せず、できるだけ早く洗う

母乳パッドはどんなときに使う?

使用済みの母乳パッドは放置せず、できるだけ早く洗うようにしましょう。なぜなら、母乳パッドに吸収された母乳はあたたかく栄養豊富なため、雑菌が繁殖する温床になりやすいのです。夏場なら1日放置しただけでカビが発生することもあります。母乳パッドは赤ちゃんの口が触れるお乳に当てるものだから、不衛生にはしたくないもの。長くても半日以上放置しないように注意してください。

衛生面が心配な場合は、適量の洗剤を使用しましょう。もし手洗いする余裕がなければ、簡単に予洗いした後に洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えば楽です。ただし、柔軟剤は母乳パッドの吸収力を落としてしまうので使わないようにしましょう。洗濯後はしっかりと広げて風通しの良いところで充分に乾かすようにしてください。太陽の光を当てて乾かすと日光消毒ができるので清潔に保ちやすくなります。

ママにやさしいnunonaの
オーガニックコットン母乳パッド

育児中のママが開発

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デリケートな授乳期のママのおっぱいと、生まれたばかりの赤ちゃんにも安心してお使いいただけるように、肌面も吸収体もオーガニックコットン100%で作ったnunonaの母乳パッド。

布ナプキン専門店だからこそ生まれた、肌心地のよさと繰り返し洗って使える母乳パッドです。

育児中のママが開発

デリケートな授乳期のママのおっぱいと、生まれたばかりの赤ちゃんにも安心してお使いいただけるように、肌面も吸収体もオーガニックコットン100%で作ったnunonaの母乳パッド。

オーガニックコットン素材特融のふんわりとした着け心地と、洗っても肌面がやわらかくいつでもふわふわ感を保てるのが特徴で、nunonaの母乳パッドのサイズは、12cm・13cm・14cmの3種類を揃え、お手持ちの下着にしっかりフィットできるようにサイズ展開しました。

この記事を書いた人
きのしたまい
きのしたまい

文筆家。北海道小清水生まれ、現在は東京で暮らしています。世界を知り、より心地良く生きることを題材に執筆。Webメディア『knstmi』、note『視点』運営。あらゆる世界やカルチャー、生活に目を向けて、日々考えています。趣味はいい香り探し、自分の身体に合った食研究です。

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