出産はもう少し先・・・という方でも妊活は今すぐはじめるべき!
nunonaで「子供は欲しいですか?」というアンケート調査を行ったところ「自分の子供がいつかは欲しい」と答えた女性が約9割にのぼるという結果になりました。
欲しいと答えた女性の理由として多かったのが「将来の楽しみ」「子供がいる子が幸せそう」「親孝行の一貫として」という結果で、残りの1割に関しては「無回答」や「まだ想像がつかない」など、将来的に欲しくなる可能性がある回答でした。
高年齢化する第一子の出産年齢
35歳以上での出産が増加傾向に
厚生労働省の発表によると、第1子出生時の母の平均年齢は年々上昇傾向にあり、平成23年度では30.1歳まで上昇しているということがわかりました。
出生数を母の年齢別に見てみると、34歳以下は前年より減少しているのに対し、35歳以上が増加している結果になりました。
美魔女でも卵子は同じように衰退する
最近では、30代・40代に見えない美魔女をよく街で見かけますが、見かけと違って、どうしても卵子は衰えていってしまいます。
そもそも、私たち女性は胎児のときに700万個の卵子が作られ、その後は作られずに閉鎖・吸収されて減っていきます。生まれるまでに200万個まで減り、初潮を迎える頃には30万個程度になります。
その後も毎月数百個ずつ減っていき、年齢が高くなるに連れ卵子の遺伝子や染色体などに異常が認められやすくなります。
こうした異常の頻度が30代後半から増え始め、40代になると一段と加速します。そして、卵子が老化すると精子との受精率が下がり、同時に妊娠しにくい体になっていきます。
卵子と同時に卵巣は30代から衰えやすくなり、排卵がスムーズに行われなかったり、流産率が高くなったりして妊娠力・出産力が低下していきます。
衰えていくスピードは体質や環境により異なりますが、いざ妊娠をしたいと思ったときに卵子・卵巣に問題があったという人も少なくないのが現状です。
35歳を超えたら高齢出産
高齢出産と聞くと50代くらいの出産に思いがちですが、実は35歳を過ぎて初めて出産することを高齢出産といいます。
高齢出産のリスクは30歳を超えた頃から徐々に高まっていき、第一子出産年齢が35歳以上の女性では不妊率が30%、40歳では64%になるともいわれています。
加齢とともに発生する生殖機能や内臓機能の低下、体力・筋力の低下がリスク上昇の原因となります。ただし、高齢出産といっても現代は5人に1人が高齢出産という時代ですので、焦ることはありません。
35歳を超えてから子供を授かりたいとライフプランを立てている人は、できる限り日頃から妊活を怠らず、正しい生活を心がけ、ストレスや疲労をためないように気をつけましょう。
ハリウッドでいえば、ニコール・キッドマンが41歳で第一子を出産、マーシア・クロスが44歳で双子を出産しているように、女性は子宮が元気な限り妊娠が可能です。
増え続ける不妊カップル
20代カップルでも10組に1組が不妊
「まだ若いから大丈夫!」と思っている方が多いようですが、実は20代のカップルの約10組に1組が不妊症に悩んでいるんです。
卵子の老化現象は少ない年齢ですが、冷え症や性病、タバコ、ストレス、疲労、過度のダイエットなどが不妊の原因であると考えられています。
夏は暑いから、冬は暖房をきかせているからと年中スカートを穿いたり、ノースリーブを着たりする女性が増えていますが、冷えは子宮力を低下させる原因・不妊の原因になりますので、油断せず冷え対策をしましょう。普段から体をあたためることは妊活に不可欠ですよ。
別名冷えとりシートと呼ばれる布ナプキンや靴下は、オシャレを邪魔せず誰でも簡単に取り入れられる冷え性対策なので、妊活を始める女性や妊活中の女性にとてもオススメですよ!
妊娠しづらくなる子宮内膜症を経験する患者が増えている
月経痛で医療機関を受診した人の約4人に1人が、子宮内膜症と診断された結果があります。子宮内膜症は、炎症や癒着を起こし、排卵障害の発生や子宮外妊娠の可能性を高くするといわれています。
子宮筋腫や子宮内膜症といった子宮の病気にかかったことがある女性は、妊娠しづらくなる可能性が高まりますので、月経痛がひどい方は医師の診断を受けましょう。
妊活って何をすればいいの?
妊活にもいろいろ種類がありますが、まずは下記のようなことから始める方が多いようです。
基礎体温を計る
基礎体温は寝ている間の体温のこと。朝起きて、動く前に一番に測ることでわかります。毎日継続して記録していくと、体温の変化によって自分がどのような状態にあるのか、排卵が起きたり、生理がはじまる前の変化などがわかりやすくなるのです。
規則正しく変化しているのか、不規則で不安定なのかを知るだけでも、自分の身体の状態がわかるので女性なら妊活していないときでも試してみることをおすすめします。
体温が下がる低温期は月経がある期間、排卵をすると体温は上昇していきます。約2週間ほど高温期が続くのですが、再びまた体温が下がります。体温が下がると月経がはじまります。これを規則的に繰り返していくのです。
体温が上がらなければ排卵をしていないかも、体温が上がった後に下がらなければ妊娠しているかも、と目安にもなるので毎日の記録が妊活に役に立つんです。
体を冷やさない
温かい飲み物を飲むことや、別名冷えとりシートと呼ばれる布ナプキンを使用してみることで、体を冷やさない対策をすることができます。
体が冷えると血液の流れが悪くなり、体の隅々まで酸素や栄養が運ばれにくくなります。そして不要な老廃物を排出することができなくなってしまうんです。
さらに体温が低くなることで免疫力も下がります。その結果病気になりやすく、不調になることも多いでしょう。
子宮にとっても冷えは大敵です。子宮が冷えてしまうと、血流が悪くなるのはもちろん卵巣機能が低下するので、卵子の発育が芳しくありません。発育の状態がよくない卵子は当然受精卵になりにくいため、妊娠率を下げてしまうんです。
さらに子宮内膜の発達も妨げるため、十分な厚みの内膜にならずに着床しにくくなります。運よく着床しても流産の心配も。体を冷やしてしまうと様々な弊害が起ることがわかっていただいたのではないでしょうか。
福さん式を試してみる
毎日のおりものの状態や子宮の状態を確認することで排卵日を予測する方法です。これは基礎体温と並行して行うとさらにわかりやすいでしょう。
はじめはよくわからないと感じていても、変化がわかるようになると排卵がおこる目安となりタイミングを合わせやすくなります。
福さん式ははじめてすぐはなかなか変化がわかりづらいこともあるため、いつか妊活をしたいと考えている人は早めに慣れておくことをおすすめします。
布ナプキンをはじめる
妊活するにあたって布ナプキンをはじめるのも一つの方法です。布ナプキンをつけることで、重ね着のような温かさを感じ子宮を冷やしにくくなります。
それ以外にも、経血汚れを毎回洗うことによって自分の体調の変化を感じやすく、生理周期やその他の不調が把握できるメリットがあります。
自分の身体のことを知るきっかけのひとつになるんです。初心者はまずはおりもの用からはじめてみてはいかがでしょうか。
出産後にも布ナプキンは役に立つ
妊活を頑張って出産したあとにも、布ナプキンは役に立ちます。
産後すぐに悪露という血液やちょっとした固形物が排出されるのはご存じでしょうか?この悪露、はじめはすごく量が多いので専用の産褥パッドを使用していきます。
徐々に血液や排出物の量が減ってきて、病院を退院するくらいになるとだいぶ落ち着いてくるんです。そうなると生理のような感覚でナプキンを交換するだけなので、布ナプキンを再び使えるようになります。
出産後はとても肌がデリケート。そんなときはお肌にやわらかくあたる布ナプキンがありがたいもの。出産後の生理開始は人によって期間がバラバラですが、生理ではなくおりもの対策として薄手の布ナプキンを使いはじめてみるのもいいかもしれません。
さいごに
ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。
布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
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