妊活女子が布ナプキンを選ぶ理由
共働きの夫婦も今では当たり前になり、結婚しても子供を産まない選択をする家庭も増えてきたようですね。 そんな中、晩婚化の影響もあってか不妊に悩む方は年々増えています。20代でも不妊治療を行う方は多く、身近な問題として頻繁に取り上げられますね。 実際に妊活をしている方や、周りの友人や家族が不妊に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 不妊に悩む方や、いずれ子供を授かりたいと考えている方は、体質改善や体調管理に気を配っている方も多いでしょう。 そんな方達の中でも、「布ナプキンが妊活に使える」と話題になることがしばしばあります。
そこで今回は「不妊は身体の冷えと関係してるの?」「生理用の布ナプキンがなぜ不妊や妊活に役立つの?」などといった、nunonaに多く寄せられる質問に沿って解説していきます! 布ナプキンは意外にも妊活から出産後まで、長く使えます。知っているときっと役に立つので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
身体の冷えが不妊の原因になる?
不妊の原因は人によってさまざまで、特定できないことも多くあります。 しかし、ほとんどの女性が抱えている悩みのひとつとして、「冷え」が挙げられます。最近では冷房などの影響で、約85%以上の人が冷え性と言われています。 冷えは万病の元と言われますが、冷え性=血流が悪いということを忘れてしまいがちですよね。
冷えが身体に与える影響
冷えは身体にさまざまな影響を及ぼします。老廃物が溜まりやすくなることでむくみやセルライトが引き起こりやすくなり、免疫力の低下や身体のだるさ、イライラ、不眠を招く場合もあります。
肉体的にも精神的にも冷えの影響を受けることがあり、女性の場合は生理痛が重くなってしまうこともしばしばあります。冬場だけ生理痛が重く感じる方も、知らず知らずのうちに冷えの影響を受けているかもしれませんね。
冷えが直接的に不妊の原因になるとは言い切れませんが、冷えを取り除くことで身体の血流を促し、身体の不調や病気を防ぐことに役立ちます。
なぜ身体が冷えるの?
では、なぜ身体が冷えてしまうのでしょうか。不妊に悩む方やに妊活中の方はとくに、身体が冷えないように日頃から気をつけている方も多いはずです。
寒い冬や、夏場の冷房以外にも、身体が冷える原因はたくさんあります。筋肉量の低下や運動不足で身体の熱エネルギーが産出されにくい場合もあります。 冷たいアイスや飲み物の摂りすぎで身体の内側から冷えやすくなっていることも。そして、冷えの意外な原因がストレスや生活習慣の乱れによるものです。
私たちは大きなストレスを受けると、「自律神経」のはたらきが乱れてしまいます。 自律神経は体温や内臓のはたらきなど、あらゆるものをコントロールしているので、血管の収縮や老廃物の排出がうまくいかず、冷えやむくみの原因になります。 冷えを改善するには、身体を温めることと、ストレスを和らげて生活習慣を整える必要があります。
不妊に布ナプキンは役立つ?
不妊に悩む女性が布ナプキンを選ぶ理由は、どんなところにあるのでしょうか。ここでは、布ナプキンが不妊に役立つ理由について、項目ごとに紹介していきます。
布ナプキンが注目されている理由って?
身近な病気なので軽視されてしまいがちですが、卵巣の血流が悪いと、卵の発育が悪くなって排卵が上手くいかなくなり、子宮粘膜の質が落ちるなどして不妊につながる可能性が高くなる場合があります。
そういった冷え性で悩む妊活女子の「この冷えをどうにかしよう!」「緩和しよう!」という思いから、布ナプキンが注目されているんです。 布ナプキンとはその名の通り、『布でできたナプキン』のこと。使い捨ての紙ナプキンとほとんど同じ形で、使い方も同じ。なのに、身体の冷えにはとっても役立つ優れものです!
布ナプキンは子宮を冷えから守る
私たちの身体は生命を維持するために、身体の中心である内臓の熱が優先されます。 手足は冷えていてもお腹周りは温かいのは、そのためです。しかし、身体の中心である骨盤や子宮周りが冷えてしまうと、あっという間に身体全体が冷えてしまうので、子宮はしっかりと冷えから守る必要があります。 布でできたナプキンは、紙ナプキンのように化学性の吸収剤を使用していないので、吸収量を上げるために何層も何層も布を重ねてできています。 この重ねる構造がまるで下着を重ね着しているように、「冷え」から子宮を守ってくれるんです。
もちろん、下着やホットパンツの重ね着も良いですが、布ナプキンなら下着にのせるだけで冷え対策ができるので、着ぶくれせずに冷え対策ができ、お気に入りのパンツスタイルも楽しめますね。
ちなみに、紙ナプキンに使用されている吸収剤は、生理用品以外では熱冷ましシートなどに使われている薬剤と同じものの場合がほとんどです。 熱冷ましシートが熱を下げるように、経血を吸収してジェリー化した薬剤(高分子吸収剤)をずっと身につけていることは、子宮から身体を冷やしてしまうことになるのでやめましょう。 もし紙ナプキンを使用するのであれば、出血を感じたらなるべく早く取り替えるようにしましょう。
布ナプキンは体調管理がしやすい
紙ナプキンは使用したらすぐに丸めて捨ててしまうので、普段からおりものや経血の状態を確認している方はほとんどいないのではないでしょうか。 実は、普段から経血の状態を確認することはすごく重要です。紙ナプキンの良いところは、使用済みをくるっと丸めて捨てられるところですが、実はその反面、身体が出しているサインを見逃しやすいのです。
身体の状態は生理の量・おりものの量・色・ニオイで判断できると言われています。おりものを例で挙げると、健康なおりものは白っぽく半透明の『のり状』で、乾くと黄色か褐色になると言われています。 正常な場合、匂いはほとんどないそうですが、時々やや甘酸っぱいような匂いがすることもあるそうです。おりものの量は、1日下着を替えずにいて平気なら、正常な範囲と言われています。
しかし、「1日に何枚も下着を変える必要がある」「茶や黄色などの変な色がついている」「悪臭がする」といった場合には、病気の危険信号である可能性があります。 いつもと極端に違うときは、ゆっくり休養をとったり、一度病院に相談をしましょう。特に妊活・妊娠中はおりものの状態もこまめに確認しましょう。
肌面が白いnunonaの布ナプキン
nunonaの布ナプキンは、肌面が白いコットンなので、おりものなどの状態が確認しやすいと、よくお客様から喜びの声をいただいています♪
経血やおりものの状態がわかりやすいよう、肌面の白いコットンにはこだわっています。布ナプキンの洗濯をしながら、経血の量や色などで自分の身体の状態を把握しましょう。経血をじっくり見るのはなんとなく抵抗があると考えていた方も、実際に洗濯をするとすぐに慣れるという方がほとんどです。
布ナプキンは化学物質不使用
インスタント食品の摂取や身近なものの化学物質含有量の増加が、男女ともに妊娠のための体内環境を悪化させていると言われています。 特に女性が普段から使用している紙ナプキンやタンポンは肌面の素材が石油素材でできているので、おまたから直接石油素材やダイオキシンを吸収してしまい、子宮内膜症などのリスクを上げているとも言われています。
経皮毒という言葉があるように、私たちは食品だけでなく皮膚からも化学物質を吸収してしまいます。 とくにデリケートゾーンは身体のほかの部位に比べて皮膚からの影響を受けやすい部位なので、化学物質を含んだ紙ナプキンはできる限り使用するのを控えましょう。
化学物質が気になる方には、天然素材で作ったオーガニックコットン布ナプキンがおすすめ。 オーガニックコットン布ナプキンは、天然素材のみを使用して作られているので、化学物質の吸収を避けることができるだけではなく、ムレやかぶれの緩和にも期待できますよ。
不妊症対策以外にも!布ナプキンの意外な使い道
布ナプキンは多くの不妊に悩む女性に愛されていますが、その秘密は使い道の多さです。ただ温活や生理のためだけではなく、妊活~出産後まで長く使えるんです!
布ナプキンの使い方は色々
生理用ナプキンや、冷えを防いで身体を温める温活など。さまざまな場面で役に立つ布ナプキンですが、それだけではありません。
妊娠中は子宮が大きくなることで膀胱が圧迫され、尿漏れが起こりやすくなることがあります。くしゃみや立ち上がったときなど、ふとしたタイミングで気になることもあるかもしれませんね。 そんなときの尿漏れ対策として、布ナプキンが役立ちます。また、分娩直後から1か月ほど続く「悪露」は、子宮や膣から分泌される、血液やリンパ液の混ざった分泌物。色や量、期間は人によってさまざまです。
尿漏れや悪露対策のためには、数日だけでなく長期間使い続ける必要があります。肌に合わないものや摩擦などの刺激が肌への負担になり、かぶれや色素沈着の原因にもなります。 さまざまな対策をしながら肌当たりもやさしい布ナプキンであれば、肌への負担やかゆみによるストレスが軽減できるかもしれません。
布ナプキンを始めてみよう!
ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。
布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
この記事を読んだ人へ
おすすめ商品
このページの関連記事
nunonaのおすすめ商品
-
おすすめ特集
-
布ナプキン
-
布ナプキン吸水ショーツ
-
その他グッズ