5つを解説!布ナプキンはココが便利
「布ナプキンって洗うのが大変そう。」布ナプキンを使ったことのない方の声で最も多いのは、こういった意見です。確かに布ナプキンは洗って繰り返し使うため、使い捨ての紙ナプキンに比べるとお手入れの手間がかかります。しかし、その手間をかけてでも布ナプキンを選ぶ方がいるのは、それ以上に嬉しいメリットがあるからなんです!
筆者自身も元々は、「ただ経血を吸収するナプキンの素材が違うだけで、何が変わるの?」と疑問に思っていました。そこで今回は布ナプキンの、便利な点を詳しくご紹介します。生理痛や身体の冷えに悩む方は、ぜひチェックしておいてくださいね!
布ナプキンの使い方とは?
布ナプキンの便利な点を紹介する前に、布ナプキンを使ったことのない方に向けて、まずは使い方を簡単に解説します!使うのも洗濯するも、実はそれほど難しくはありません。基本の使い方は紙ナプキンと同じ
布ナプキンの使い方は、基本的には使い捨ての紙ナプキンと同じです。その日の経血量に合わせて、昼用や夜用の布ナプキンを装着。数時間に一度、交換します。
出先で布ナプキンを交換する場合は、使用済みの布ナプキンを専用のチャック袋へ入れて持ち帰ります。雑菌の繁殖を防ぐ布ナプキンは、使用後もそれほどにおいが気にならず、ガサガサと紙の擦れる音が鳴ることもありません。
洗濯は、揉み洗い・浸け置き・すすぎの3ステップ!その後気になるようであれば洗濯ネットへ入れて、洗濯機で洗濯してもokです。布ナプキンを始める前に不安になりがちな洗濯は、実はそれほど手間がかかるものではありません。慣れるとそれほど時間もかからず、簡単ですよ♪
ほかの生理用品とも併用もできる
布ナプキンを使ってみようかなと気になっている方も、まずはほかの生理用品と併用してみるのがおすすめです。タンポンや月経カップを使う場合、もしものときのためにナプキンも装着している方は多いのではないでしょうか?そんなときに布ナプキンを使ってみれば、紙ナプキンによる肌への摩擦の負担が軽減できるかもしれません。
また、日によって紙ナプキンと布ナプキンを交互に使ってみるのもおすすめです。肌のかぶれが気になるときは布ナプキン、洗濯が面倒だなと感じる日は紙ナプキンなど、自分がラクに過ごせそうなものを選ぶのが、生理期間をより快適に過ごすコツですよ!
実は便利な布ナプキン!使ってわかる布ナプキンの便利な特徴
布ナプキンは一般的に、肌へのやさしさが注目されています。通気性が良く、ムレを防ぐのでかゆみやにおいの予防にも役立ちます。なので今回は、よく知られている肌への刺激の少なさを除いた、布ナプキンの便利な点を5つ解説します!経血をただ吸収するだけではない、布ナプキンの魅力が伝われば、とても嬉しいです。買う手間が少なく、置き場所に困らない
みなさんは普段、紙ナプキンをどれくらいの頻度で購入して、どれくらいの枚数を常備していますか?
生理中の女性が1日に使用する生理用ナプキンの枚数は、平均5枚というデータがあります。生理期間が1週間だと仮定すると、「5枚×7日=35枚」。1度の生理で35枚ものナプキンが必要になるという計算になります。
サイズによって多少の違いはありますが、紙ナプキンの平均内容量は25枚程度です。毎月紙ナプキンを2袋買いに行き、自宅には常に紙ナプキンが1~2袋置いてあるということになります。昼用や夜用など、経血の量に合わせてナプキンを使い分ける方はさらに、たくさんのナプキンを備えておく必要があります。買いに行く手間やかさばることを考えると、手軽だと言われる紙ナプキンにも不便な一面があります。
布ナプキンの便利な点は、洗って繰り返し使えること。毎月買いに行く手間も、買い置きの必要もありません♪急に生理が始まったときに「ナプキンがない!」と焦ることもありません。1日5枚、洗濯のサイクルを3日でまわすとすると15枚あれば十分です。下着と一緒に収納してしまえばそれほど場所を取らず、ナプキンがトイレの収納棚やタンスを占領することもありません。
ゴミが出ないのでゴミ出しの必要がない
ナプキンを使い捨てるということは、その分ゴミが出るということ。私が紙ナプキンを使っていたときは、中身が見えないようにトイレットペーパーで包んで、さらに黒いゴミ袋へ入れていました。においが漏れないようにしっかり結んで、家族に見られないよう気を遣いながらこっそり捨てていたのを覚えています。
ナプキンのゴミだけでなくそれに付随するトイレットペーパーやゴミ袋など、家族がいれば家族の人数分、ゴミが出てしまうのは仕方がないことです。しかし、毎回の生理やそれが何年、何十年続くことを考えると、ゴミの量は想像もできないくらいになります。環境への配慮でゴミを減らしたいと考えている方はとくに、ゴミが多くでることに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。布ナプキンであればゴミを出さず、ゴミ捨ての手間も省くことができます。交換した布ナプキンはお風呂のときに一緒に洗って、あとは浸け置き洗いをするだけ♪ゴミの量を減らすだけでなく、ゴミ袋を購入するお金も節約できますね。
交換時にベリベリ音がしない
実は意外に気にしている方が多い、ナプキンを交換するときの音。
「ベリベリッ」という音で生理中であることが周りにバレてしまい、気まずい思いをしたという方も多々いるようです。紙ナプキンをそーっと剥がしても、音を防ぐことはなかなかできないんですよね…。
この音は、紙ナプキンが不織布とテープで作られているために発生する音。繊維がこすれてシャカシャカという音を立て、下着に止めるテープがベリベリ音の原因になっています。
音が気になる方は、柔らかい布でできている布ナプキンをお試しください。擦れても音が出ず、付け外しはスナップボタンで完了です!ついている2つのスナップボタンでサイズの調節ができるので、テープがなくてもしっかりと固定できます。テープのつけ外しによって下着を傷める心配がなく、下着を長持ちさせることができるんです。ベリベリ音は大人以外にも、学生の方も気になっている場合が多いです。お子さんが学校などで気になっている様子があれば、提案してみてくださいね。
経血の変化を見て、体調管理ができる
経血を吸収してくれる布ナプキンですが、体調管理にも役立つのをご存じでしょうか?毎回同じように感じるおりものや経血。実は、身体の状態によって分泌される量や色、粘り気などが毎回違っています。紙ナプキンの場合は、吸収体がおりものや経血を吸収し、そのままくるっと丸めて捨てるので、経血などの変化をうまく捉えることができません。
布ナプキンなら、洗濯時におりものや経血の量はどれくらいか、色に変化がないかなどを確認できるようになっています。とくに妊娠中はおりものの量が増えるので、変化を見極めることが体調管理に有効とされています。最初のうちは、経血を観察するのはなんとなく抵抗があるという方も多いはずです。しかし、布ナプキンの洗濯を何度かしているうちに、すぐに慣れてしまう方が多いですよ。身体からのサインを見逃さず、量や色が極端に変化した場合は早めにお医者さんに相談するようにしましょう。肌にやさしい布ナプキンは経血量だけでなく、ムレ・かぶれ・かゆみといったような肌のトラブルを軽減したい方にもとてもおすすめです。
身体の冷えを防ぐことに期待できる
女性はとくに、男性に比べて筋肉量が少ないことから、冷えに悩んでいる方がとても多くいます。冷えは血行不良や代謝・免疫力の低下につながるだけでなく、つらい生理痛を招いてしまうことがあります。紙ナプキンに使用されている合成ポリマーは、風邪などの時に使う冷却シートにも使われます。経血を吸収すると冷えて固まる性質を持ち、デリケートゾーンや身体の冷えを促す原因にもなります。
身体の冷えは腹痛をはじめとした生理痛を余計につらくさせてしまうことがあるので、紙ナプキンを使う場合は、こまめに交換することが大切です。合成ポリマーが使用されていない布ナプキンは、つらい生理痛に悩む方や、身体の冷えを防ぎたい方にも愛されています。使用するナプキンを紙から布に替えるだけで、手軽に対策ができるのも魅力的。デリケートゾーンを冷やさないことを目的に着用する方も多いので、生理のとき以外にもとても便利ですよ。
布ナプキンの便利な点を5つ紹介してきました。意外に知られていないことも多く、「布ナプキンが生理痛を緩和する!」とだけを聞かされても、なぜ?と疑問に感じるのは当然です。温活や身体の状態の観察にも役立つ布ナプキン。nunonaにはさまざまな経血量に対応したものや、かわいいデザインのものが揃っています。布ナプキンの便利さが気になる方は、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。
布ナプキンを始めてみよう!
ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。
布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
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