
排卵検査薬の正しい使い方
排卵検査薬とは、排卵の直前に出る「黄体形成ホルモン」を検知して、排卵日を予測できる検査薬のことを指します。排卵検査薬を使って排卵日を知ることで、妊娠しやすい日を知ることができ、妊娠率を上げることができるため、妊活中には必須のアイテムです。
より確実に妊娠できるように、今回は排卵検査薬の正しい使い方を確認してみましょう。
1テスト開始日を決める

排卵検査薬は、尿中に含まれる黄体形成ホルモンが濃くなると陽性反応を示すようになっています。黄体形成ホルモンは排卵日ではなく、排卵日の直前に出るものなので、検査薬で陽性反応が出た場合「もうすぐ排卵が起こる」というサインだといえます。
まずは、排卵検査薬を使う日を決めなければいけませんが、テスト開始日は次回生理開始予定日の16~17日前からとするのが一般的です。生理開始予定日の14日前ごろに排卵日が来るため、確実に排卵日を知りたい場合は、次回生理開始予定日の20日前からテストを開始すると良いといわれています。
自分の月経周期によって、テスト開始日も変わってきますので、月経周期をもう一度確認してみてくださいね。月経周期がわからない場合は、一般的な女性の月経周期は28日周期のため、前回の生理開始日から数えて11日後に試してみるのがオススメです。
2排卵検査薬の使い方

排卵検査薬は、妊娠検査薬と同じようにとても簡単なステップで検査ができます。
まず、10:00~20:00の間に検査を行います。検査は毎日同じ時間帯に行わないと、正確な判定が難しくなりますので注意してください。
清潔な容器に尿を採り、排卵検査薬を「MAX」の表示ギリギリまで、5~15秒浸します。スティックの場合は、尿吸収体に尿を3秒間かけます。その後水平な場所に置き、1分ほど待つと判定線が出ます。
3判定の方法


テストラインとコントロールラインの2本のラインを確認でき、色の濃さがほぼ同じか、テストラインの色のほうが明らかに濃い場合は陽性反応となります。
色の濃さがほぼ同じときは、48時間以内の排卵、テストラインの色が明らかに濃い場合は、14~28時間以内に排卵が起こることを意味します。スティックの場合は、2本のラインの色の濃さがほぼ同じである場合は12~48時間以内の排卵を意味しています。
確実に排卵日を知るために、排卵日直前の陽性反応が出るまで検査を続けることになります。何回もするのはもったいない…と思わずに、排卵予定日が近づいたら朝晩2回の検査をすることで、排卵日予測の正確さが上がります。
4陽性反応が出たらどうすればいいの?

もっとも妊娠しやすいタイミングは、排卵日の2~4日前といわれています。
排卵日に性交を行うことで成功率が上がるとイメージしがちですが、卵子の寿命は1日しかなく、排卵日を特定してからタイミング法を行っても遅すぎる場合があります。
しかし、精子の寿命は3日ほどあり、排卵日より前に精子がおなかの中にいるようにすることが望ましいといわれているため、少しでも陽性反応が出たらすぐにタイミング法を行いましょう。
排卵検査薬を使って排卵日を予測することで、妊娠する可能性はぐっと上がります。正しい使い方で、予測の正確さを上げましょう。
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