
妊娠できる年齢って何歳までなの?

35歳を過ぎて出産することを高齢出産といいますが、現代では約5人に1人が高齢出産という現状だそうです。現代社会では、生活の変化や働く女性の増加により出産年齢が高くなり、不妊に悩む人も増えているといわれています。
一般的に女性は年齢が高くなればなるほど妊娠が難しくなり、出産の際のリスクや産まれてくる赤ちゃんの健康への影響も懸念されています。
女性の卵子の数は産まれたときに決まっており、出産できる年齢には限りがあります。では、具体的に女性が妊娠できる年齢はどのくらいまでなのでしょうか?
年齢が高くなるほどに妊娠する力は低下

ある調査では、今も昔も女性の妊娠する力は変わらず、平均寿命に関わりなく年齢とともに妊娠する力は低下していくことが明らかになっています。
排卵日のベストの日になかよしをした前提で、妊娠する確率を年齢別で見ると19~26歳が50%なのに対し、27~34歳では40%、35~39歳では30%という結果が出たそうです。これは排卵日ベストに合った日になかよしをした結果なので、自然妊娠率で見るともっと低くなります。
20歳~30歳までは自然妊娠率は約25~30%。30歳くらいから妊娠する力はだんだんと低下し、35歳では18%まで下がります。37歳ごろからは急速に妊娠する力の低下が始まり、40歳では自然妊娠率5%、45歳では1%にまで下がってしまい、50歳ごろには閉経となって妊娠することができなくなるそうです。
子宮力のピークは22歳といわれており、22歳を境に卵巣力が低下するため、妊娠を望む人は年齢にあわせたケアを行う必要があります。
「妊活とは?」の記事はこちら
不妊治療を行っても加齢による影響は受ける

自然妊娠のみならず、不妊治療を行ったとしても年齢が上がるにつれて成功率は下がってしまうというデータがあります。
体外受精や顕微授精を行った場合でも、その妊娠率は37歳ごろを境にだんだんと下がっていき、45歳ごろになると妊娠することが難しくなり、50歳になると不妊治療を行っても妊娠できる可能性はほとんどないのが現状です。
もちろん高齢出産を経験した女性の中には45歳以上でも健康な赤ちゃんを妊娠・出産した人もいますが、37歳あたりを過ぎたころからは、母体へ大きな負担がかかるだけでなく、流産の可能性や赤ちゃんの健康へのリスクも高まります。
大切なのは年齢に合わせた妊活をすること

高齢だからといって妊娠を諦める必要はありません。妊活を通じて妊娠しやすい体作りを続けることで、子宮や卵巣の環境は良くなり、妊娠の可能性が上がることもあります。
そのためには、病院での不妊治療に加えて基本的な生活習慣の見直しも大切です。妊活では体を冷えないようにし血流をよくすることが大切ですが、パートナーの協力も大切です。2人で話し合ってパートナーの協力を得ましょう。
今パートナーがいなくて妊娠は考えていないという女性も、将来赤ちゃんが欲しくなった時にすぐに妊娠できるように、自分の年齢にあった妊活をすることが大事なので、自分の年齢に合わせて、元気な赤ちゃんを授かれるようにケアをしていきましょう。
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