
妊娠の現状を知っていますか?
これから妊活をして妊娠したいというみなさん、妊娠の現状はご存知でしょうか?
妊娠したいという人ならば、この記事で現在の日本における妊娠の現状を知っておくと、妊娠・出産の計画や治療のときに役に立つかもしれません。
そもそも不妊って?

妊娠したいと思っても、年齢によってはすぐに妊娠できる可能性は意外と低いということをご存知でしょうか?
いまや不妊は社会問題と言ってもいいほど多くの人が悩まされているんです。妊娠を希望していて性生活があるにも関わらず、妊娠できないことを不妊と呼ぶことはみなさんご存知かとは思いますが、その細かい定義は国によって違います。
生殖機能に問題がないカップルが妊娠を希望する場合、妊娠する確率は3ヶ月以内では50%、6ヶ月以内では70%、1年以内では80%、2年以内では90%にのぼるといわれています。
そのため、海外の諸機関(WHO,ICMART,ASRM,ESHRE)では、1年以上妊娠できなかったときに不妊症であると判断し、日本では少し長めで2年以上妊娠できなかった場合に、不妊症であると判断することになっています。
- 2015年8月に日本産婦人科学会によって不妊の定義が変更され、日本でも1年以上妊娠ができなかった場合に不妊(症)ということになりました。
不妊に悩むカップルは増えている

不妊症の割合は、現在なんと夫婦7組に1組が不妊に悩んでいるといわれるほど多くなっています。
従来は10組に1組が不妊に悩んでいるとされていましたが、社会の変化に伴い不妊症に悩む人も多くなってきています。
日本も含め欧米諸国では、出生率が大幅に下がっていますが、その理由は女性の社会進出や社会情勢に伴い、出産を諦めたり遅らせたりするカップルが増えたためです。日本でもキャリアを考えて妊娠を遅らせるカップルが増えたため、第一子出産平均年齢は2011年から30歳を超えています。
しかし、30代、特に35歳を過ぎると、女性の妊娠力はガクンと下がってしまうため、病院での不妊治療に頼る人が多くなるのが現実です。病院で体外受精などの方法で赤ちゃんを授かりたいと思ったとしても、体外受精も女性の年齢が上がるにつれて成功率が下がってしまうため、100%妊娠できるとは限りません。不妊治療は高額な費用もかかりますし、精神的負担も大きいので、できれば自然に妊娠したいですよね。
妊活は小さなことの積み重ねから

これから妊活を始めようと思っている方は、今自分の年齢に合った妊活をすることが大切になってきます。ですが、どの年齢の女性でも基本的に一番大事なことは同じです。
日々の生活習慣を見直すこと、ストレスをためないこと、体を温めて血流を良くすることなど、毎日の生活の中で気をつけることばかりです。温かい飲み物を飲んでリラックスしたり、お風呂にゆっくり入ったり、ナプキンを布ナプキンに変えてみたりと、小さなことの積み重ねが効果的な妊活になります。妊娠の現状を知り、自分のことも見直してみましょう。
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