
頭痛やお腹の張り…排卵期の症状まとめ
1ヶ月に1度、女性に訪れる「排卵期」。排卵期とは、その名の通り「排卵をする期間」のことを指します。
排卵期の女性の体にはいろいろな症状が現れることがあり、生理と排卵期で1ヶ月に2度も体調が悪い時期があると悩む人も少なくありません。
今回は、排卵期に起こる体調や気分の変化と、排卵期の不快感を少しでも解消するための工夫についてご紹介します!
排卵期に起こりやすい6つの症状
最初に、排卵期の女性の体に起こりやすい6つの症状について解説します。毎月「なぜか調子が悪い…」と感じていた症状は、実は排卵期が原因かもしれません。
症状01.
お腹が張る

排卵日付近になると、お腹が張って苦しいと感じる場合があります。排卵日付近にお腹が張る原因としては、子宮の膨張が挙げられます。子宮が膨張し、腸などの臓器を圧迫することで、便秘になったりガスが溜まったりするそうです。
また、赤ちゃんを産むためにホルモンが分泌される影響で腸が活発に動き、お腹の張りにつながる可能性もあります。排卵時の卵巣からの出血が多い場合に、お腹の張りにつながることもあるそうです。
対策として、排卵日付近にお腹の張りを感じた場合は、我慢せずになるべく頻繁にトイレに行き、しっかりとガス抜きを行いましょう。
また、お腹が冷えると腸の動きが低下し、さらにお腹が張りやすい状態になることがあります。排卵日付近には、カイロを使用したり、腹巻きを着けたりして寒さ対策をするとよいでしょう。
症状02.
おりものに変化が出る

「福さん式」の自己内診で排卵日を特定して妊娠できたという人がいるほど、排卵期のおりものには大きな変化が現れます。 透明なゼリー状で、指で触ると伸びるほど粘り気があるのが、排卵期のおりものの特徴です。
排卵期にはおりものの量も増えるので、下着の汚れに困る場合があるかもしれません。そんな場合は、おりもの用の布ナプキンを活用しましょう!
排卵期で肌がデリケートな状態でも、布ナプキンなら下着と変わらない着け心地で過ごすことができます。防水布も付いているので、おりものの量が多い人でも安心です。
症状03.
イライラしたり不安になりやすい

生理前には、イライラや不安感が強くなったり、理由もなく気分が落ち込んだりすることがありますよね。それと同じで、排卵日付近にもイライラや不安感が強くなる人もいます。
女性ホルモンの影響力はとても強く、ホルモンバランスが少し乱れるだけでも気分が変わってしまうもの。また妊活中の人は、排卵日を気にしすぎて焦燥感が強くなり、結果的にイライラや気分の落ち込みにつながってしまうこともあるでしょう。
排卵期の精神的な不調に悩みがちな人は、リラックス効果のあるアロマグッズを活用するなど、意識的に気分をリフレッシュできる時間を作ることが大切です。
症状04.
下腹部が痛む

卵巣から卵子が排出されるときに痛みを感じる人もいます。排卵時の痛みを「排卵痛」と言い、出血をともなう場合もあります。
排卵痛は病気ではないので過度に気にする必要はありませんが、あまりにも痛みが強かったり、出血が1週間ほど続いたりする場合は婦人科を受診しましょう。
また、血流の悪さが排卵痛の原因になるという説もあります。排卵期付近は、腹巻きや布ナプキンなどで寒さ対策をしたり、普段の飲み物を温かいお茶に変えたりするとよいでしょう。
症状05.
眠気がある

排卵後には黄体ホルモンが増えます。黄体ホルモンは眠気と体温上昇を引き起こすため、排卵日付近に強い眠気を感じる場合があります。
体温が上昇することで夜の睡眠の質が下がり、昼頃になるとさらに眠くなってしまう人もいるようです。生理現象なので予防するのは難しいですが、なるべくお昼にしっかりと体を動かして、夜ぐっすり眠れるようにしましょう。
症状06.
頭痛・吐き気・食欲不振

人によっては、排卵日が近づくと頭痛や吐き気、食欲不振の症状が現れることもあります。これは、排卵期のホルモンバランスの変化によって起こる症状です。
ホルモンの影響を受けた症状は、なかなかコントロールするのが難しいもの。もともと胃腸が弱い人は、排卵日付近に吐き気を感じることが多いそうです。
体が冷えると胃腸の動きを弱めることにつながるため、しっかりと寒さ対策をしておきましょう。
排卵期の不快な症状を
改善するには?

ここまで紹介してきたように、人によっては排卵期にも不快な症状に悩まされることがあります。排卵期の症状を完全になくすのは難しいものの、生活に工夫を加えることで、少しでも症状を改善できるかもしれません。
体を冷やさない
排卵期の症状を少しでも抑えるためには、できるだけ体を冷やさないようにしましょう。また、血行が悪くなるようなタイトな下着なども避けるのがおすすめです。
普段はおしゃれや見た目重視の人も、排卵期や生理中は自分の体を労わるつもりで、暖かくゆったりとした服装で過ごすとよいでしょう。
カイロで腹部を温めたり、入浴時に湯船にゆっくりと浸かったりするのもいいですね!
規則正しい生活を心掛ける
普段忙しくて生活リズムが乱れがちという人も、排卵期や生理付近はできるだけ規則正しい生活を心掛けましょう。
具体的には、夜更かしをせず早寝早起きをする、栄養バランスの整った食事を摂る、適度な運動をするなど。生活リズムを整えることで、排卵期の症状の改善につながる可能性があります。
また、できるだけストレスを溜めないよう、気分転換をしたり趣味に打ち込んだりする時間を確保することも重要です。
症状がひどいときは婦人科を受診する
排卵期にはさまざまな症状が出ることがありますが、出血や痛みなどの症状がひどい場合や日常生活に支障をきたしている場合は、いちど婦人科を受診することをおすすめします。
排卵期や生理に付随する不調だと思って我慢している症状が、実は婦人科系の病気によるものだということもあり得ます。また、専門家に相談することで、普段から悩んでいる排卵期の不調を改善できる可能性もありますよ!
排卵期に布ナプキンが
おすすめな理由

素材にこだわって作られた布ナプキンは、着け心地のよさが大きな魅力です。そんな布ナプキンは、排卵期に着用するのにもおすすめですよ!最後に、排卵期に布ナプキンがおすすめな理由を3つご紹介します。
デリケートゾーンの
肌トラブルを予防できる
布ナプキンは、体に優しいオーガニック素材で作られていることが多く、デリケートな肌をいたわってくれます。中でも、nunonaの布ナプキンの肌面は100%オーガニックコットン素材!
オーガニックコットン素材の布ナプキンは、紙ナプキンよりも肌触りが優しく通気性もよいことが特徴です。ふわふわと柔らかい肌触りを楽しめるだけでなく、肌への負担を減らし、かぶれやかゆみを防ぐなどの効果も期待できます。
体の冷え予防・温活に役立つ
布ナプキンは、体の冷え予防・温活にも役立つ便利なアイテムです。布を何枚も重ねて作られている布ナプキンは、着けている間まるで服を重ね着しているかのようにじんわりと体を温めてくれます。
排卵期の症状を悪化させないためには、体をできるだけ冷やさないことが大切です。子宮の冷えを防止しやすくなることから、妊活の一環として布ナプキンを使用する方もいますよ!
おりものシートとしても使える
布ナプキンは、生理中の経血を吸収するだけでなく、平常時のおりものシートとしても使えます。nunonaではおりもの用のコンパクトな布ライナーを販売しており、ごわごわしないスリムな着け心地が人気を集めていますよ!
おりもの用の布ライナーももちろん肌に優しいオーガニックコットンで作られているので、おりものシートによるかゆみやかぶれが気になるという方にもおすすめです。
排卵期対策には生活の見直しが大切!

いかがでしたか?「そういえば体調が悪くなるのは排卵期付近だったかも…」と思い当たった人は、ホルモンバランスが整うように生活習慣や食事を見直していくことが大切です。
まずは気軽にできることや、続けられることから始めてみてくださいね。
布ナプキンを始めてみよう!

ハードルが高そうと思われがちな布ナプキンですが、実は意外と簡単に始められるのもうれしいポイントです。
布ナプキンについてもっと詳しく知りたい人は、『布ナプキンの基礎知識』で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
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